日本でも普通の企業にとってM&Aという手法が、業容拡大のキーワードになって来た。
中堅税理士法人の代表先生のお話。直近の調査では、なんと税理士さんの半数以上が、60歳以上と高齢化が進んでいるこの数年間で、4回のM&Aで、意欲的なその税理士先生は、売り上げ規模も、従業員規模も3倍に。
全従業員の雇用も守りつつ、更に強い事務所に育てたいと、ベトナムやカンボジアにも進出予定。日本国内で経済のパイが増えない現状では、汎ゆる業種・業界で、M&Aによる企業統合が売り上げを伸ばす最も合理的な経営手法ということになる。
要するに、うかうかしているといつ何時買われる側になってしまうか判らないちょっと恐い時代になったものだ。