先日、ある一部上場企業の取締役と打ち合せ。新規事業を立ち上げるので、部門長以下管理職複数の求人依頼。
その際取締役からじっくりと人材スペックを承っていると、正にその取締役の人物像そのもの。暗に目の前におられるその取締役のミニチュア版を探して欲しいと言われている様な錯覚。
さもありなん。よく考えてみるとその取締役は、まだ40代ながら別の上場企業の取締役も兼務なさっており、新規事業を成功させる為に現会社のオーナーから請われて、取締役に招聘されている。忙しさは、ハンパじゃない。勿論、どちらの企業も、安定した黒字経営。
そうか!会社は異なれど、どんな上場企業に於ても取締役や経営層のポジションを明日からでも努められる人材、つまり経営者。これが一番不足しているのではないだろうか、今の日本では。