日本の製造業では、ひと昔前迄は、
輸出比率が、50%近くある企業は、国際優良銘柄と呼ばれていた時代があった。
ところが直近では、キヤノン(株)や(株)小松製作所や任天堂(株)等の
日本を代表する超・優良メーカーの輸出比率は、なんと約80%に達していると言う。
これらの先行企業に引っ張られる形で、他の数多くの企業も停滞する国内マーケットに固執せずに
どんどん海外マーケットを開拓すべく、グローバル展開を加速している。
その結果、直近では各企業から要請が多い求人が、
言わずと知れた海外営業職。
もうひとつ、求人が更に逼迫しているポジションが、
海外人事。
つまり、日本以外の拠点で働く社員に対する人事制度や賃金、処遇、住宅等の
福利厚生を整備する重要な仕事。
どうしても一般の人事部員が明日からすぐに携わる訳にはゆかない、
正に専門性と一定の経験は必要。
海外人事の経験者は今や、
より将来性・発展性のあるグローバル企業で働くチャンスに恵まれている
数少ない職種と言えよう。