近々喜寿を迎える女性創業者にビジネス人生を総括したお話を直接承る幸運に。
言わずもがな、当然、山有り、谷有り。男女雇用機会均等法のずっと前に、外資系の日本法人の社長を務める等、正に女性経営者としてのパイオニア。その後独立、創業。
苦難に会う度に、倒産の危機に頻する度に、不思議と第3者から救いの手が差し延べられて、助けられ、乗り越えられたと至って謙虚な姿勢。しかし、よくよく聴いてみると、普段から、全く自らの利益には直結しない活動や業界団体全体の仕事にも全力で、奉仕しておられた事に気付く。
その一見、 "得" にはならない "徳" を積んでおられた。言うならば、「陰徳の貯金」をその"いざ"という時に天が引き出して下さったと解釈すると、全て整合性がとれると解釈し、納得。気分転換は、スポーツカーでのドライブ。80歳が近いというのに凛とした物腰は、オーラを放っている。