先日、弊社のホームページの人気コラム『企業インタビュー』の取材の為、
東横線・中目黒駅前のインテリジェントビルに入居している
(株)ドリームインキュベータ様を訪問。
同社はベンチャー支援には定評のあるコンサルティングファームで、
既に東証一部に上場している。
実は、以前にも同社のインタビューを行ったことがあり、
仕事内容については十分理解しているつもりであった。
ところが、同社もリーマンショックなどの影響を受け、
ベンチャー企業のIPOの激減などに伴い、
しばらくは事業の方向性を模索する時期が続いたという。
そして、同社は「ソニー、ホンダといったベンチャー企業100社を創出する」という
理念はそのままに、単にベンチャー企業の支援をするだけでなく、
「産業自体を新たに創出し、そのプラットフォームで、
次々とベンチャー企業の育成をしていこう」という方針を打ち出した。
その後、国家ファンドである産業革新機構の創設にも関与し、
現在はトヨタ自動車等複数の企業と連携して、
「豊田市のスマートシティ化」の実現に向けて、邁進なさっている。
そこで、今回は“産業プロデュース”の核心に触れるべく、
代表取締役である山川隆義氏のインタビューを敢行した訳である。
具体的な内容については、後日弊社ホームページに掲載された際に、
是非じっくりと拝読頂ければと存じますが、インタビューを通して感じたのは、
「今、日本はゼロリセットしなければいけない」という事だ。
多くの人が、既に日本経済は衰退モードに入っていると受け止めている。
だが、全てがダメになってしまったかのような、この風潮こそが良くないのである。
自分自身も含め、戒めるべき態度だと思う。
山川社長いわく、「日本の企業には良い点がたくさんある。
特に製造業における知恵・ノウハウ・品質水準は卓越したもので、
この先発展を遂げる新興国にとっては、日本のノウハウこそが
必要なものであるはずだ」。
日本で提供されている日本企業のサービスは、他国と比べて劣っているだろうか?
私いち個人の意見としては、決してそんな事はない、と思う。
日本の技術力やサービスはまだまだ世界に通用するはずだ。
そんな熱い想い・高い志を持って、新たな産業を創出する
(株)ドリームインキュベータのこれからの更なる躍進に期待をしたい。
そして、その理念に共感する熱い魂を持ったビジネスマンが
一人でも多く同社にジョインし、新たなうねりを創っていって欲しいと願う。