とある総合商社の採用責任者の方と打ち合せ。
世界中で、様々な事業を展開し、正に、缶詰からジェット機迄も幅広く扱うトレードビジネスの現場では、日々新しいトピックスが生まれて来て、いつお話を承っていても、とても刺激的。
つくづく、この狭い島国日本の中だけに閉じ篭っているような発想では経済発展は望めないと実感。
お話の流れで、総合商社の財務内容の良し悪しに話題が展開。
昨今は、アフリカや中近東、中南米等の発展途上国に於て、10年〜20年間という長期間の国家的プロジェクトと呼ぶに相応しい投資案件が多く舞い込んでくる。
その際に重要視されるのが、そんな長期間に渡り経営基盤が揺らぐ事なく安定経営が見通せるかどうかという点。
そういう大型案件の受注局面では、多くの日本の商社の資本力&財務力が物を言うらしい。
数十億円ではなく、時には数100億円、否、1,000億円を超える巨大投資に耐え得ると、相手国から信認されるかがポイント。
世界各地では、経済発展を目指し、勢いづいている新興国がいくつもあり、同時に数多くのプロジェクトが進行中である。
この様に見てくると、日本の総合商社の発展の余地はまだまだとてつもなく大きいものがあると感じるのは、私だけではあるまい。最低限、英語力に覚えがあり、異文化の人達と折衝し、合意形成が出来る自信のある30過ぎ位迄の方、ご相談下さい。