先日、今どき驚異的な業績を誇る不動産販売会社を訪問してきました。
同社は加盟する不動産販売チェーンの中で、国内売上11年連続第1位で、
なんと、昨年は加盟する73の国と地域、全世界8,000店中でも第1位という
驚異的な実績を誇っています。売上約500億。経常利益約50億。
この不景気な時代に、何故そのような驚異的な業績を実現できるのか。
そして、そのような会社が求める人物は一体どんな人なのか。
興味津々で、管理部門のある丸の内のオフィスへ。
エントランスもとてもお洒落でキレイなつくりになっており、
イメージしていた不動産販売会社とは全く異なり、良い意味で
期待を裏切ってくれています。
そして、人事部長他3名の方が、元気ハツラツと登場。
こちらは予想通り、元気な方々で、安心。
ご経歴をお伺いすると、人事部長は(株)リクルートで人事をやっていらした方で、
非常に聡明で、お話し易い穏やかな印象、
社長室長の方も、(株)リクルートで、住宅情報の営業をなさっていたとの事。
お二方共、終始笑顔でフレンドリーな印象を与えて下さいました。
そして、「何故こんなに売れまくっているのか?」と核心を突く質問をさせて頂くと
驚くほどシンプルで、納得できる回答が返ってきました。
それは、
「売れる住宅を建てている」からです、と。
同社は都心、神奈川県の一部地域に限定して戸建住宅の建築から販売までを
手掛けています。逆に言えば、郊外物件や、駅からバス便でないと通えないといった
土地には一切手を出さないという徹底した方針を貫いておられます。
そのエリア内に、不動産の仕入れ要員を40人配置し、売れそうな地域の土地情報を
瞬時に入手できる体制を構築しています。そして、良い土地であれば、即日社長
決裁で、購入まで決定されるというスピード感で仕事を進めているというから驚きです。
特に戸建という商品は、どこの会社が建てているかというよりも、
どこのエリアで、いくらかという観点で、購入を決定する方が多いという事情もあり、
会社の知名度よりも、実際の物件の中身そのものが、勝敗を決定するようです。
実際、同社では、95%がインターネットを経由した反響営業となっているとの事。
ただし、一般的に不動産営業というと、受話器を手にガムテープぐるぐる巻きで、
アウトバウンドで1日電話200本というイメージが強かったですが、どうやら実態とは
真逆のスタイルで、世界一の販売実績を上げられているようです。
しかしながら、そう言ってしまうと、黙っていても家が売れると勘違いし、
楽したいと思って来る方が多く応募してきてしまう為、「厳しい会社だと言っても、
是非ともチャレンジさせて欲しい」といった強い心を持った方に応募して欲しいとの事。
なんと、学歴、経験不問。
中には、美容師さん、トラック運転手といった経歴の方もいらっしゃるようで、
そういった方もご活躍されているようです。
とにかく、都内の好立地の戸建住宅に住みたいという方々の夢を
叶えてあげたいという思いを持って、ガムシャラに働ける30才位までの方、
チャレンジしてみては如何でしょうか?