3/10(土)、17(土)と2週連続で、弊社では新卒採用セミナーを開催した。
日頃は中途採用のプロとして活動している我々も、
新卒採用、ましてや弊社初の本格的な新卒採用
(従来は、担当セクションのみが中心になって行っていたが…)
となると、素人の域を出ない感がある。
その為、社員一同でアイデアを出し、ブレストを重ね、検討に検討を重ねた。
なにせ、一度も就職した事のない学生さんに、
転職を支援する人材紹介会社を理解してもらうのは、非常に困難であろうと考えた。
また、弊社の特長である法人営業兼転職カウンセラーという職種も、
分業を一般的としている大手の人材紹介会社とは異なる為、
その意図をご理解頂くにも、説明を一層困難なものにした。
そこで、人材ビジネス全般から、正社員専門の人材紹介のビジネスモデル、
他社にはマネの出来ない弊社ならではの仕組みなどを説明した上で、
実際に働いている社員5名に登場してもらい、
おのおのの仕事やどういう想いを持って入社したのかなど、
それぞれの立場で伝える事にした。
理由としては、当社の場合、各人の担当業務は、全て定型ではなく、
非定型の仕事の極みである為、このような形式をとった。
そして、それだけでは説明不足であろうと思い、
3〜5人ずつの分科会を開催し、先輩社員と直接話ができる場を設けた。
出来る限り、入社前と入社後のギャップを無くしたいとの思いからだ。
なぜかと言えば、我々が転職のお手伝いをしている中で、
「入社前に聞いていた話と相当なギャップがあった」という理由はとても多いからだ。
そういうギャップは入口で、最小限に抑えておきたいという思いがある。
また、その後の面接プロセスにおいても、徹底した摺り合わせを行う。
厳しい仕事である事、非定型の仕事である事、絶え間ない学習努力が必要な仕事である事など。
もちろん、人生の転機に関わる事ができ、感謝される仕事であるという側面も、だ。
一方、私個人としては、自社の新卒採用セミナーの内容を練り上げていくプロセスの中で、
それぞれの社員がどういう想いをもって入社し、
どういう思いで現在仕事に取組んでいるのかを改めて良く知る機会となった。
また、会社の一体感を醸成する上で、
新卒採用が如何に大切かを改めて教えてもらったような気がしている。
いずれにしても、こういったプロセスを経て、来年の4月に一緒に働く仲間が
1人でも多く増えてくれる事を楽しみにしている。
そして、我々は新人君の成長を全力でサポートし、
1人でも多くの転職を成功させられるようになってもらいたいと願う。
そして、転職された方々が、それぞれの会社で活躍する事で、間違いなく日本は元気になる。
だからこそ、我々の使命は、未来の法人営業兼転職カウンセラーを発掘し、育成する事なのである。
勿論、我々先輩社員がより襟を正し、
1人1人が成長し続ける事が必須条件である事は言うまでもない。