データ・アナリティクスのコンサル、事業会社への転職

データ・アナリティクスのコンサル、事業会社への転職

No.935
  • 現職

    大手アパレル企業  デジタル業務革新

  • 前職

    大手監査法人  データ・アナリティクス

館林 潤一 氏 34歳 / 男性

学歴:早稲田大学 卒
TOEIC 800点

転職活動を終えて思うこと:

私が応募書類の準備や面接等の転職活動にかけた期間は、実質1ヶ月程度でした。活動開始の当初から短期決戦で臨むことを決めていましたが、第一志望の転職先に予想以上に早く決められるとは思いもよらず、内定やオファーの連絡が届いた時は、少し戸惑った記憶があります。しかし、短い期間の一方で、私のキャリアについて多方面の方々に相談する機会が多くありました。様々な側面から客観的に候補先を検討できたため、濃密な転職活動であったともいえます。そのため、活動のための時間捻出に苦労したのも事実です。

実際、転職活動の検討を始めた直後に、新規の顧客案件プロジェクトの依頼が重なってしまい、早々に転職活動を一時中断せざるを得ない状況になったこともありました。それでも満足度と納得度の高い結果で活動を終えられたのは、偏に私を支えてくださった皆さんのおかげです。今沢さんを初めとするエリートネットワークさん、知人・友人、ゼミの先輩方々、そして、多忙な時期を支えてくれた家族にこの場を借りて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

多くの方々から評価を頂き、納得度の高い結果を得られたことに対しては素直に喜びつつも、一時の良い結果に慢心せずに、今後も謙虚に努力を継続していきたいと思います。近年のAI (人工知能) や機械学習といったキーワードに関連するブームが、私本来の実力以上のものを期待させたことも十分考えられます。期待を上回る実績を残すために、より一層の努力をしていきたいとの思いを強くしています。

転職活動を短期間で終えられた背景:

私の前職の主な職務は、「顧客のデータ解析や解析ツール実装に関わる業務」 でした。私はその職務の中で情報収集の工夫を常に心がけていました。私が携わっていたデータアナリティクスサービスの提供やそのサービスを開発する業務領域は、分析基盤の技術とその市場シェアの優位性に影響を受けます。その一方で、分析基盤の提供プラットフォーム会社間の覇権動向や競争は、激化の一途を辿り、新サービスが次々と生まれてくる傾向にありました。私は、そのような状況を鑑み、関連技術やスタートアップ等のトレンドに対する情報感度を高くして、実務に繋げられる良いアイディア出しや実際の技術検証までも実施するようにしていたのです。

転職を意識し始める前からの上記の取り組みが、転職活動を短期間で進められた要因の一つではないかと考えられます。私が外部の職務ポジションに可能性を見出し、外部に活路を求めていきたい意思を明確にして活動を開始する頃にはもう、転職先候補としての業界・企業・職種の方向性などが既に見えていたようなものでした。
今日では、SNSやキュレーションサービスなどの情報収集を手助けしてくれる様々なソーシャルメディアサービスがあります。また、独自に開催する勉強会やセミナーなどの取り組みも盛んです。私自身も上記のツールや機会を活用して業界動向を掴みつつ、実際に有識者や転職エージェントにも直接会い、自分自身の経験・実績から興味関心までを整理してきたことが寄与したのだと思います。

転職先の決定:

内定直前の案件含め、幸いにも複数のオファーを頂いている中での転職先の選択となりました。いずれも職務内容等の条件に遜色無く、お世話になった方々の顔が一瞬頭を過るほどの苦渋の決断ではありましたが、仕事としてのやりがいやそれに賭けられる思いを大事にして決めました。
私が最終的に入社を決意した転職先の持つブランドのイメージは、多くの消費者が支持する素晴らしいものです。憧れのブランドから実際に所有したいと渇望される親しみやすく、洗練されたブランドであることは間違いありません。しかし、実は、それらをも超越した崇高な領域を目指しているように私は感じています。例えば、ブランドが描くイメージが共有され、人々が一歩前に踏み出すアクションを起こす活動を喚起し、促進する力強い何かです。それは心を動かした印象だけに留まらず、行動へ移したいという意識に働きかける強い影響力を持つときがあります。人間でいう生き様のようなものだと思います。この力強い何かを提供するために関われる仕事にやりがいを感じたのです。

上記のようにブランドが持つストーリーの偉大さの筆頭に挙がった企業が、今の転職先です。提示された職務内容はもちろんのこと、憧れや好意といった感情を超えて、その人が求める行動を喚起し促進する寄り添う存在であるということに可能性と魅力を感じたからです。

ブランドに限らず、企業も商品も同様にみることが出来るのではないでしょうか。特に、多くの人々の生活の一部に採り込まれ、常に身近に感じられるものであればあるほど、習慣や文化を形作る側面を持ちます。そのため、人々に与える影響力の強さ・広さ・深さが持つ可能性は計り知れません。その意味で、憧れられ続ける存在から憧れを力に変えてくれる存在でい続けられるならば、素晴らしいことではないかと私は思うのです。職務内容に加え、上記のことが私が入社を決意した決定材料となりました。

最後に:

私はエリートネットワークさんのお力添えで転職活動を成功裏に終えられ、新しいステージへと進むことができています。改めてエリートネットワークさんに御礼を申し上げます。特に、求人に関する情報提供からキャリア相談まで最後までご尽力くださった今沢さんには感謝の念が尽きません。本当にありがとうございました。

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