一部上場 総合物流会社 人事部 人事課長
一部上場 大手電機メーカー 人事部 人事課長
藤本 竜也 氏 48歳 / 男性
学歴：国立大学 文学部 卒
TOEIC 745点
私は20年間、大手電機メーカーの人事部門で勤務し、その間、幅広い人事の経験をしてきましたが、50歳を前にしてもう一度、自分のキャリアを見つめ直し、新しい環境でチャレンジをしたいという気持ちが徐々に強くなってきました。同じ会社で長く勤めることに対して居心地の良さや仕事のやりやすさを感じる一方で、このままでいいのか、もっとキャリアや専門性を磨き、自分を成長させることができるのではないかと考えていました。
そんな時に自分の市場価値を知ることと現在の転職市場を理解するためにいくつかの転職エージェントに登録しました。
まずは大手エージェントに登録しカウンセラーの方と面談を行いました。転職活動が初めてである私に色々アドバイスをしていただき、求人案件を紹介いただきました。その後も何社か紹介いただき書類選考を通過するものもありましたが、自分が納得できるものはありませんでした。
この段階で分かったことは、ある程度求人案件はあるものの、仕事内容、勤務地、処遇のどれもが自分の希望に合うものはないということでした。何かが欠けているので決め切れない状況でした。それとやはり48歳という年齢が書類選考の通過のネックになっていることでした。実際、書類選考に思った以上に時間がかかり、結局、見送りということも多々ありました。
そんな中でエリートネットワークさんの名前をたまたまネットで見つけ、いくつか登録しているエージェントの1つとして連絡をしました。その時お話しをさせていただいたのが高橋様でした。
私はその他のエージェントと同じく自分の職務経歴書を説明し、エージェントが保有している求人案件を見せていただけるという流れを想定しておりました。
しかし、高橋様は全く違うアプローチでした。非常に元気よく話を始められ、私の現在の状況と転職の意向を簡単に聞いた後に、いきなり 「こんな会社があります。メモして下さい。」 と言われ、矢継ぎ早に数社の求人内容、会社の特徴を説明されました。
自分の職務経歴書の説明を十分していないなあと思いながらも高橋様の話を聞いていると、紹介された会社で自分が活躍している姿を不思議とイメージすることができました。そんな会社で働ければ自分にとっても会社にとっても有益だろうなと思って聞いていました。あとで気づきましたが、既に高橋様は私の職務経歴書を精読して私のキャリアや価値観に合う企業を準備して下さっていたのです。高橋様は実際に私と会ってそのマッチ度を確かめていたのだと思います。
私がラッキーだったのは高橋さんの想定がピッタリ当たっていたことです。
また、もう一つ重要なことは 「あなたには外資系は向いていません！ 日系企業でいきましょう！」 とズバリと言って下さったことでした。私は今回の転職にあたり、会社の規模や知名度、処遇ではなく、仕事内容を最優先に探そうと考えていましたので、外資系企業でも問題ないと考えていました。ただ、高橋様のこれまでの経験から私は日系企業に合っているとストレートに言っていただいて目が覚めたような感じがしました。この言葉で、自分のキャリアを活かすことができ、企業の社風やカルチャーも自分に合う日系企業を探す覚悟が決まりました。
他のエージェントは書類に書かれていることで求職者と求人会社をマッチングしようとしますが、エリートネットワークさんは求職者が活躍できる会社を見つけ出し、紹介しようとしています。世の中に多くの会社がある中で、自分が活躍できるかどうかは、実際には入社してみなければ分かりません。それを、求職者と求人企業の状況をできる限り深く理解し、マッチングしようとしているのがエリートネットワークさんだと思います。もちろん紹介される会社すべてが自分にマッチしているかというとそうではなく、私からお断りさせていただいた会社もあります。
もう一つの特徴は求職者の強み、弱みを踏まえて本気のアドバイスをして下さるところです。私が色々悩んでいる時は敢えて厳しい言葉で叱咤激励をしていただきました。
その結果、私は2ヶ月で転職先から内定を得ることができました。
転職活動ではとにかく不安になります。このやり方でいいのか、この会社でいいのか、退職すべきかどうかなど、迷いは次から次へと出てきます。その大きな原因は、転職に対するリスクに過剰に反応しているからではないでしょうか。どんなことでも、やったことのないことは不安なものですが、たったそれだけの理由で自分の成長ややりがい、充実した人生のチャンスを逃すことはもったいないと思います。
その際、自分ひとりで考え込まずに頼りになるパートナーを探すことが重要だと思います。自分に合った転職エージェントから話を聞くこと、転職を経験した知り合いに聞くことをおすすめします。
転職して人生が今よりも切り開ける可能性があるのであれば、アクションを起こして欲しいと思います。
