日系 生命保険会社のリテール営業、外資系 生命保険会社の内勤職に

日系 生命保険会社のリテール営業、外資系 生命保険会社の内勤職に

No.977
  • 現職

    外資系 大手生命保険会社  営業企画担当 (内勤:営業支援業務)

  • 前職

    日系 大手生命保険会社  エリア総合職 リテール営業

河本 愛里 氏 25歳 / 女性

学歴:慶應義塾大学 経済学部 経済学科 卒
日本FP教会認定 AFP資格
2級 ファイナンシャル・プランニング技能士
TOEIC 740点
生命保険 一般課程・専門課程・変額課程・応用課程
損保一般試験 基礎単位

この度は、エリートネットワーク様を通じて、無事に転職活動を終え、希望する業種・職種への内定をいただくことができました。

私は、新卒での就職活動の際、「大学で学んだ経済学の知識を活かせること (金融機関等) 」、
「転勤がないこと」 の2点に拘っていました。
その中でご縁があった前職 (日系大手生命保険会社のエリア総合職) に入社を決断しました。
最初の2年間は、必ずリテール営業 (職域営業) を行い、その後は多岐にわたる職務を担う、地域限定型の総合職です。

前職の仕事内容は、担当していたメガバンクの本店ロビーや廊下での保険勧誘のお声がけ、既契約顧客リストへのTELアポが大半を占め、極めて泥臭さが求められました。
お客様に保険商品のご提案をする際には、より論理的な話法展開をすることを意識して、事前に策を練るようにし、工夫していました。
色々なお客様に会うこと、論理的思考力を用いて提案することは大変楽しいと感じましたが、業務の大半を占める廊下でのビラ配りやTELアポ等の泥臭い仕事は、非常に辛いものがありました。

また、私の職種 (エリア総合職) は設立されてたったの7年目ということもあり、会社側も手探り状態で、エリア総合職という職種の将来のキャリア、方向性等を確立しきれていない面もありました。
実際、総合職とは名ばかりで、入社後2年以上経っても今と変わらないスタイルで営業を続けていく可能性が極めて高いのでは、と感じておりました。

このような前職に対しての不満、疑問点を感じる中で、「転職する」 という選択肢が自然と生まれてきました。

転職活動においては、新卒での就職活動から意識していた 「大学で学んだ経済学の知識が活かせる」 「転勤がない」 ことに加え、「泥臭さがない仕事 (できれば営業以外) 」 という条件が加わりました。

当初は大手人材紹介会社に登録し、転職活動をしておりました。
しかしながら、思うように書類選考や面接が通らない等、活動は非常に難航しました。

そこで、さらに視野を広げて転職の情報収集を始めることにしました。その際にエリートネットワーク様のHPを拝見し、数多くの求人情報を保有していることに魅力に感じて、登録させていただきました。

早速、ご担当の転職カウンセラー廣重様にご面談いただくため、銀座のオフィスに伺いました。
以前お世話になった別の転職エージェントとは違い、希望する条件に対して、私自身の転職市場での企業側から見た評価・見え方を踏まえて、的確にはっきりとしたアドバイスをくださる点が良かったです。
(大手人材紹介会社の場合ですと、私が希望する職種にただ単に応募してくださるだけで、「私の経歴ではこの企業への応募は厳しい」 等のご意見はいただけませんでした。)
また、3月の年度末というキリの良いタイミングで退社したいと考えていたため、転職活動のスケジュールは想像以上にタイトでした。その中でも、廣重さんは常にスピード感のある対応をしてくださいました。

希望していた金融機関を中心に転勤のない求人案件を10件ほどご紹介いただき、応募することにしました。その中で、実際に1次面接に進むことができたのは5社でした。

この5社の面接を受けたことで、さらに自分自身のキャリアビジョンをブラッシュアップできたと思います。
なぜなら、受付やアシスタントといった事務、(前職のような泥臭さの求められない) 営業、企画等、5社それぞれ異なる職種であり、面接を受ける中で、自分が本当にやりたいことが何なのかを見つめ直すことができたからです。
また、生命保険会社の営業のような泥臭さを求められる仕事はしたくない、と考えていた一方で、優秀な方々に囲まれながら、頭を使い、キャリアアップできる環境を欲しているということにも気付くことができました。

結果的に内定をいただけたのは、営業職のポジションで応募していた企業様と、企画職のポジションで応募していた企業様です。この2社様は、先ほど述べたような私の意向と合致したためか、当初から面接での手応えを感じておりました。

面接で意識していたことは、主に2点で、「第一印象を良く見せること」 「論理的な、首尾一貫した話法展開すること」 です。この2点は、前職で営業を行う際にも心がけていたことです。

まず、1点目ですが、人の印象は出会ってすぐに決まるため、当たり前のことではありますが、服装や髪型等に気を遣い笑顔を大切にしていました。また、緊張感や焦りが見えてしまうと、頼りなく感じられるだろうと推測し、堂々と落ち着いた話し方を心がけました。実際に面接官の方からも、「すごく落ち着いていますね。」 とのお言葉をいただきました。

2点目の論理的な話法展開ですが、とにかく結論から端的に話すことを意識しました。事前に想定される質問に関しても、頭を整理して矛盾点が一切ないように事前に回答を用意しました。

今回、転職活動を成功させることができた要因は、「廣重様のアドバイスに基づいて、背伸びをせず選考に望んだこと」 「前職の業務ときちんと向き合い続けたこと」 の2点に尽きると思います。

最初にお世話になった大手人材紹介会社では、一方的に自分が興味を持っている企業ばかり応募していましたが、今回は、廣重様からいただいたアドバイス通り、自身の経歴や今迄のキャリアを踏まえて、内定を得られる可能性の高い企業に応募しました。
また、前職の営業で培った力には、面接の場で非常に助けられました。
この2年間、辛さを感じながらも、仕事を馬鹿にせず、正面から向き合い続けてきて良かったと感じています。

前職の同業他社となる外資系大手生命保険会社様への入社を決断し、4月から新しい環境に身を置くことになりました。「沢山頭を使ってもらうことになる。」 と面接官の方からも伺っており、前職とは違った意味で苦難もあると思います。
ただ、今回の転職活動を通じて自分自身と再度向き合ったことにより、自信を持って職務に取り組んでいけると考えています。

最後に、担当してくださった転職カウンセラー廣重様へ

前職の業務と並行しての転職活動であったため、こちらからの連絡が遅れることも多く、ご迷惑おかけしましたが、どんな時でも迅速にご対応いただきありがとうございました。面接前には毎回アドバイスのお電話もいただき、非常に心強かったです。

また、エリートネットワークさんが入念に書いて下さった “推薦状” の存在を面接の最中に知り、大変驚きました。
履歴書、面接といった、私自身のアピールの場が限られている中で、廣重様に用意していただいた推薦状には、履歴書や面接の中では語り切れない私の人柄やバックグラウンドが記載されており、選考を後押ししてくださいました。

さらには、内定をいただいた2社間の対応にもご尽力いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

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