人事部でのキャリアを深掘りする為、金融機関での定期異動を断わり転職

人事部でのキャリアを深掘りする為、金融機関での定期異動を断わり転職

No.978
  • 現職

    一部上場 大手サービスインフラ事業会社 人事部

  • 前職

    一部上場 大手金融機関  社内システム→人事部

佐治 広行 氏 32歳 / 男性

学歴:早稲田大学 商学部 卒
ソフトウェア開発技術者
日商簿記検定 2級
プロジェクトマネージャ試験 合格

転職の経緯

私は、新卒で誰もが知る大手金融機関に入社した後、情報システム子会社に出向し、社歴は10年が経ちました。キャリア後半の5年間は人事部にて採用・育成・研修を担当し、非常に大きなやりがいを感じていました。
企業は人なり、という言葉を日々の仕事で実感し、また、社内外の魅力的な方々と交流するにつれて、「人事の仕事を続けていきたい。」 と思うに至りました。
しかし、そこは金融機関。業務ローテーションは避けられないものです。
11年目の4月に向けて、2月末に人事異動の内示がありました。
希望していない職務、かつ、遠隔地への転勤の内示でした。

もちろん、人事異動により今迄と異なる新たな経験を積める可能性もありますが、前述の思い入れが強く、すぐさま転職活動を開始しました。その直後に、会社には退職する旨を申し出ました。

私の転職活動における特殊事情は、1ヶ月後の退職が決まっている状況であるということでした。
普通は、現職を続けながら転職先が決まってから退職する、というのがセオリーです。しかし、私は遠隔地への転勤の内示により、働きながらじっくり転職先を探すことができませんでした。

転職活動開始

まずは大手人材紹介会社数社に登録し、いくつかの会社にエントリーしました。
順調に何社かの面接を受けることができ、手応えを感じていました。

ある日、インターネットで(株)エリートネットワークの求人広告を見つけて、単純な興味から登録をしてみました。 (この時点では、エリートネットワークのお世話になるとは全く思っていませんでしたが。。)

登録した当日の夜に転職カウンセラーの高橋さんから電話がかかってきました。
転職に至る経緯、自分のキャリア、将来に関する希望、挙げ句の果てには結婚予定まで根掘り葉掘り。他社エージェントではここまで深堀りしません。正直ちょっとびっくりしました。。
しかし、転職は人生におけるそれなりに大きなイベントのひとつです。だからこそ人に対して真摯に向き合ってくださる姿勢が好印象でした。

電話での対話は1時間以上に及び、最後に入社を決意することとなる一部上場のサービスインフラ事業会社を含め、数社を選んだ上でご紹介いただきました。

転職活動

私の趣味が株式投資ということもあり、今般の転職先の企業のことは今まで投資対象の候補として事業モデルを丁寧且つ克明に見て研究していました。 (その企業は稼ぎ続ける仕組みをしっかりと構築しており、将来の成長余地も大きい会社です。)

株式投資で企業の株を保有するのと、その会社で社員として実際に働くのとでは決定的に異なる点があります。
「自分とその会社の風土、雰囲気が合っているか」、「やりがいを持って働けるか」、「魅力的な人が働いているか」、「上位ポジションを獲得できる可能性が高いか」 など、働く上で自分が大事にしているポイントを見極めなければならないという点です。

現職では採用する側にいましたが、今回は初めて採用される側の転職活動。正直なところ、不安もありました。
しかし、1次面接でそれらの不安は全てなくなりました。
面接官と会話していくにつれて、自分が活躍できるフィールドがあることが分かり、志望度が急激に上がりました。前述したポイントもクリアになり、自分とマッチしている会社だなと確信しました。

その後、複数の会社の面接を受けてもその思いを超えることはなく、結果、第一志望の同社から内々定の連絡をいただき、無事に入社を決意しました。

転職活動を振り返って

転職活動を始めて、1ヶ月で内々定をいただくことができました。
一般的な転職活動期間と比べると、かなりスピーディだと思います。しかし、自分にマッチする会社と出会えたことで、後悔は全くなく、スッキリした気持ちで入社を決めることができました。これも高橋さんが、私との対話から志向性や適性をしっかり見抜いてくださり、 “ズバ・ピタ” の案件を最初からご提示くださったからだと思います。そこは、豊富な知見と経験のなせる技なのでしょうか。

今回、高橋さんからご紹介いただいた求人案件は、他社大手エージェントでは募集していないものです。 (他の職種は募集しているようですが。)
通常、企業が中途採用の募集をする時には、募集要項を用意し、エージェントに求人票を回し、転職希望者に提案するという順になります。しかしエリートネットワークは、企業から回ってきた求人案件だけを転職希望者に紹介するのみならず、企業と転職希望者それぞれのニーズに合う提案も行なうという他のエージェントとは一味異なったスタイルをとっています。
高橋さんが紹介先企業の内情をしっかりと把握しておられたからこそ、もともとは求人案件がなかったものの、潜在的なニーズがあるポジションを企業と私へ提案できたのだと思います。
私にはそんな他社大手エージェントとは異なるスタイルが合っていたのだと思います。とても感謝しています。

これから新しい会社でのキャリアが始まりますが、楽しみでいっぱいです。
ありがとうございました。

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