船舶用機器メーカーから、海運会社への転職

No.984
  • 現職

    大手海運会社  総合職

  • 前職

    メガバンク 首都圏内の支店  富裕層個人向け営業職
    船舶用機器メーカー  法人営業職 (国内・海外)

加持 友彦 氏 29歳 / 男性

学歴:武蔵大学 経済学部 金融学科 卒
証券外務員一種
損保代理店試験 一般試験・専門コース 合格
生命保険募集人試験 一般・専門・変額課程 合格
3級 ファイナンシャル・プランニング技能士
TOEIC 830点

最初に

経済学部 金融学科出身だった私は、新卒の就職活動時は金融業界にのみ目を向けていました。活動していく中で、目に見えない金融商品を販売するという難易度の高さや、商品のみならずお客様と直接やりとりする中で自分という “人” の魅力をお伝えして、契約して頂くという仕事内容に憧れ、銀行の富裕層向け営業職として入社しました。しかしながら学閥の問題等もあり、若手のうちに自身の目標 (駐在等、海外での活躍) を叶えるのが難しい状況でした。
そのため、若い年代でも様々なことに挑戦するチャンスがある船舶用品メーカーに転職しました。その会社は将来、海外支店を設立予定だと聞いており、私の当初の目標でもある 『海外駐在を目指せる』 という点に魅力を感じました。

実際に入社してみると、想像していた通り、中小企業であるが故に若手でも海外との英語でのやり取りができる等、幅広い仕事に従事する事が出来ました。

転職を考えた理由

ところが、転職先は典型的なオーナー企業であったため、社長の鶴の一言で全てが決まる状況で、ボトムアップで組織としての判断が出来る環境ではありませんでした。
つまり、私が一つ一つ業務をこなし、達成、成長、結果を出したとしても正当に評価されません。そのため、給料もなかなか上がらないので、今後のライフプランを考えるのが難しい状況に陥ってしまいました。
将来のキャリアプラン・ライフプランを見据えた時に、必然的に転職を考えるようになりました。

どのような企業に転職したいかを考えた時、船舶用機器メーカーでの経験を少しでも活かせた方が良いと思い、加えて海運会社との仕事が多かったため、次は募集枠は少なくても海運業界に転職したいと考えました。(海運会社なら、私の目標である将来的な海外駐在も可能だと判断しました。)

転職活動を行うにあたり、今迄の拘りを捨てた点は休日日数です。
メーカーの休日日数は他の業界よりも比較的多いと思います。しかし海運業界は、船が世界中で365日四六時中動いているため、メーカーよりも休日日数が少なくなるかもしれないと感じましたが、志望する業界という事もあり、拘りは捨てました。

転職活動について

まずは履歴書・職務経歴書を作成し、転職カウンセラーの小中出さんと面談を行いました。その際に、フィードバック頂いた点を再度加筆・修正し、細心の注意を払って履歴書・職務経歴書のブラッシュアップを行いました。

面接に対しての想定質問・回答を自分なりに作成し、不明点については小中出さんにアドバイスを頂く様にしていました。暗記するのではなくポイントを掴み、それを何度も声に出し自分の意見として自然体で言える様に訓練しました。

転職活動は新卒の時とは異なり、数多くの企業を受ける事は出来ません。ですので、1社1社に対しての企業研究や事前準備が相当必要だと感じました。
また、私は出張が多かった為、限られた日程でしか面接の候補日を提示することができず、企業様から悪い印象を受けていないか心配でした。しかし、小中出さんが都度フォローして下さったので不安はどんどん薄れていきました。役員面接の際は、何としても予定を合わせられるように自らの業務を調整しました。

面接の場では、小中出さんからのアドバイスもあり、元気と笑顔を意識しました。どんなに焦るような状況になっても笑顔を絶やさず、好印象を与えられる様にしました。
(全ての面接を通じて、これは間違いなく重要なポイントであると思いました。)

最後に

志望企業をしっかりと研究し、入社を希望する明確な理由を見つけられた事により、転職活動が上手くいったと感じています。
また、インターネット等で閲覧できる他人がまとめた情報ではなく、自分が体験したこと等を書類に盛り込み、面接の際にきちんと説明する事で話に具体性が出てくるな、と感じました。

素直にエージェントの方を頼る事も、転職活動を上手く進めるコツの一つだと思います。面接の際に言えなかったことをエージェントの方に伝え、フォローして頂けたのは非常に有り難かったです。

エリートネットワークさんは、人事の方と近い距離感で良い関係を保っていると思います。だから自信を持って転職希望者を各企業に推薦することができるのだと思います。

小中出さんは客観的に情報を見て、ストレートにフィードバックを下さいます。そのフィードバックは転職者にとって道を照らしてくれるような意見で非常に頼りになりました。
私は優しく、回り道をするような物事の伝え方ではなく、ストレートにアドバイスを下さる小中出さんが担当で大変有り難かったです。 ( そもそも転職に対して甘く考えている人は、小中出さんから厳しいアドバイスが頂けると思います。)

この度は、本当に有難う御座いました。

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