東証一部上場 大手総合物流企業 法人営業
食品及び化粧品用 香料メーカー 研究職→法人営業
化石燃料への添加剤メーカー 技術営業
大手 産業廃棄物処理業 法人営業
成田 雅雄 氏 49歳 / 男性
学歴:東京理科大学 理学部 化学科 卒
特定化学物質 及び 四アルキル鉛等作業主任者
フォークリフト運転免許
大学の理系学部を卒業して37歳までは、メーカーで主に研究・技術職に従事していました。
37歳の時、産廃処理を主とした環境関連会社の営業職に転職しました。営業職は結果を出すことを求められます。結果を出さないと何も言えません。転職して最初の2年間程は抜群の実績を上げている訳ではなかったので、自己主張することは控えていました。
最初は畑違いの職種ということもあり苦しみましたが、仕事の楽しさを理解するにつれて実績も伴うようになりました。子供の進学等に費用が掛かり始めた40代半ば頃には結果が出てきたため、上司に待遇改善なども相談できるようになりました。
しかし、40代後半に差し掛かると会社全体が業績不振に陥ったため、個人実績を上げても思うように評価されなくなりました。仕事は面白いと感じていましたが、子供の大学進学を迎えて経済的に苦しくなり、50歳を目前にして転職を決意しました。
転職を決意したものの、大きな懸念事項が3点ありました。
最も大きい懸念事項は年齢が高いこと、次に収入増が目的の転職であること、更にこれまで経験した業種・業界がいずれも特殊なものであることです。
37歳で転職した時も、当時は年齢のハンデを感じていました。それを遙かに過ぎた50歳近くでの転職は更なる困難があるだろうと覚悟していました。
50歳近い人材を採用するなら企業側も即戦力を期待するのは当然、しかし、経験業種が特殊であるためどこまで評価してもらえるか・・・・・・ネガティブな要素ばかりが連想されました。
まずは転職サイトへの登録を行いました。登録後数か月間は希望に近い求人への応募を行い、その間転職エージェントからのオファーも5件ほどありオファーへの返信と面談をしました。その転職エージェントから紹介頂いて応募した企業の中には、書類選考、1次面接、2次面接と選考が進んだものもありましたが、ほとんどが不採用でした。不採用の理由を確認すると年齢、職務経験が求人案件と不一致と判断されたためでした。
そんな折、(株)エリートネットワークから1次面談のメールを頂きました。しかし、前述の流れがあったため過度な期待を持たぬように、と銀座のオフィスに面談に伺ったことを覚えています。
転職サイトはやはり職業安定所の民間版、膨大な求人案件データを公開しており検索も可能です。
転職では自分の人生をも左右する選択が求められ、会社情報の分析だけでも少なくない時間を要します。在職しながらの転職活動、しかも前職は残業の多い営業職であったため時間を創り出すことには苦労しました。
転職エージェントでは、ターゲットを絞り込んでオファーを送信するため、特定の求人案件に対して書類選考通過の確度の高い候補者との面談を行うことができます。しかし、いずれのエージェントも1候補者に対してあまり労力を使わない、数をさばいている印象を受けました。こちらも在職中での転職、時間を必死にやりくりしての面談でしたが、非常にドライな印象を受ける転職エージェントの連続でした。
その点、(株)エリートネットワークの転職カウンセラー髙橋氏との面談は、他とは全く違った情熱を感じました。勿論髙橋氏も多数の候補者を抱えている様子でしたが、面談時間も面談内容も他の2倍以上で非常に中身の濃いものでした。
髙橋氏から各企業様に推薦状を出す上での意思確認連絡があり、その後時を経ずにいきなり重役との1次面接。緊張して訪問するも、実際には採用面接と言えないほどの和やかでざっくばらんな面接内容で、髙橋氏と企業の強い信頼関係を背景とした顔合わせのような印象でした。
その後の2次面接はほぼ内定のような流れと内容で、今までに経験したことのない「面接」でした。2次面接終了後には最終面接が控えていましたが、入社がほぼ決定したような状況でしたので、その時点で選考中の他社には全てお断りの連絡を入れました。その直後の最終面接実施、その翌日に内定を頂くまで、全て筋書き通りであったかのような一連の流れは、「非常に稀有な経験」として一生忘れることはないでしょう。
現在は新天地で新たな第一歩を踏み出しています。まだ始まったばかりですが、大きなやりがいと誇りを持って仕事ができています。人生には色々な出会いがありますが、(株)エリートネットワークとの出会いはとても大きなものでした。
ありがとうございました。