退職後にスタートした転職活動を成功させた要因とは。

退職後にスタートした転職活動を成功させた要因とは。

No.119
  • 現職

    マザーズ上場 株式会社船井財産コンサルタンツ
    個人資産家・法人向け資産&税務コンサルタント

  • 前職

    一部上場 金融機関 法人営業職

工藤 晋司 氏 28歳 / 男性

学歴:中央大学 商学部 会計学科卒 体育会空手部

ゼロからの転職

 私は前職を愛していました。大学卒業後、入社して約6年、厳しい環境ではありましたが、忙しくも、仕事に対し、責任を持ち、励んできました。もちろん、心の片隅に将来への不安を感じてはおりましたが、日々の仕事を消化するうちにそんな不安は消え、再び仕事に没頭する日々。漠然とした不安は有りましたが、私は会社を愛していたので、再就職先を考えたり、具体的アクション等微塵も取っておりませんでした。もちろん(株)エリートネットワークさんの存在も然りです。
 そんな私でありましたが、『札幌への転勤』が私の内心に抱えていた爆弾の引き金を引いてしまいました。札幌への転勤は栄転ではありましたが、私はどうしようもない不安から自分を押えることができず、次のアテも無いのに先の全く見えないまま、会社を飛び出し、気がつくと札幌の街に全てを捨てて、さまよっていました。

(株)エリートネットワークとの出会い

 津軽海峡を船で渡り、6年間の思い出に耽りながら、私は東京に帰ってきました。戻ってからは心配を掛けた方々に事情の説明をする日々。ですが、就職もしなければなりません、重い腰を上げ、活動に入ろうとしたものの、再就職の方法等全く知らず、ハローワークという手段しか知らなかった私です。そんななか、知人を頼るうちに、人材紹介会社の存在を知り、そこに応募させて頂きました。当初登録した紹介会社では、何もわからず先方から指示されるがままに、従いましたが、非常に無機質であり、人の気持ち等全く考えずに、機械的に話す人間、人材紹介会社とはこんなものかと、違う方法を画策しようかと思っていた矢先のことです。夜遅目の時刻に、見知らぬ番号から携帯に電話が入りました。忘れもしません、環状7号線を走っていた時です『エリートネットワークの杉本と申しますが・・』

杉本さんとの出会い

 今思えば、(株)エリートネットワークという会社は、私にとって落ち込んだ気持の癒しの場兼精神クリニックのような存在でした。
 『どんな会社に行きたいの?何がしたいの?職種は?』大手と呼ばれる人材紹介会社の営業の方は大概こういうパターンの問い掛けです。もちろん私は大人になってきちんと対応はしましたが、内心は、『おいおい、そんなことがわかっていたら、直接そこの会社に申し込むよ、わからないから紹介会社にきてるんだよ』という感じでした。
 ですが(株)エリートネットワークのカウンセラーの杉本さんは、違いました。『何がしたいかじっくり考えよう、あせらないほうがいい』このスタンスです。しかもカウンセリングに割いてくれる時間が半端ではないこの太っ腹のスタンス。私はここなら、杉本さんなら安心して任せられると感じざるを得ませんでした。カウンセラーの杉本さんは、転職以外の話にも、快く耳を傾けてくれました、退職の動機、知人の話、社会情勢の話、趣味、等々、話をとことん聞いて下さるうちに、私も素直に自分を晒け出すことができました。正直私なんかにこんなに時間を割いていていいのだろうか、こちらが心配になる程、お時間を割いてくれました、本当に感謝しております、ありがとうございました。

活動

 カウンセラーの杉本さんに、転職以外の話も話していくうちに、私は心の内を全て話していました。その結果、つまり素直になれた結果、自分がしたいことが自ずと感じられるようになったのです。そこを、杉本さんが的確に見抜いて下さり、その豊富な経験から私の意向と合う企業をピックアップして下さいました。長時間、カウンセリングに時間を割いて頂いたことにより、意思の疎通が図れ、紹介される会社は全てが魅力的であり、仕事をする意欲にかきたてられたのを覚え、その勢いのまま、面接に向かい、内定を頂きました。
ちょっと簡潔に言い過ぎましたが、ここにも(株)エリートネットワークの凄さと優しさがあるのです。
 まず1番目は実行が早いということです。
書類選考をお願いすれば、即座に書類選考をしてもらえ、いい結果にせよ、悪い結果にせよ、即座に白黒をつけて頂けるということです。3社書類選考をお願い致しましたが、正直あんなに早く書類選考の結果を出して頂けるとは思っておりませんでした。矢継ぎ早に面接の日程が入りました。先方の都合ももちろんありますが、その実行の速さには脱帽です。現に大手の紹介会社で1社書類選考をお願いしましたが、まる2週間無しのつぶて、忘れた頃に電話が入ったこともありました。
 2番目は応募先の企業から内定が出てもカウンセリングしてくれるということです。
私は、就職を決めた会社に2回の面接で内定を頂きました。ですが本音のところ2回目で内定(2回目の面接官は社長)が頂けるとは、少なくとも私は思ってもみませんでした。これから又は現在就職活動中の方には、ぜひ知っておいて頂ければと思いますが、通常、入社日が翌年になる新卒の就職活動とは違って、中途採用市場は「待ってくれない」ということです。つまり内定を頂いたら、即座に就職するか・しないかの結論を迫られるということです。私は内定を頂いた後、脇目もふらず、(株)エリートネットワークさんに駆け込みました。うれしさ反面、ここで活動を打ち切って良いものか、考えを仰ぎたかったからです。ここがまた太っ腹です。(株)エリートネットワークさんだって営利企業です、公務員でも、NPOでもありません。候補者が内定をもらったら、そこに紹介し、業績にしたいのが企業の常です。しかし最初の言葉は「慎重になろう、もう一度作戦を組立て直そう」と。感動しました、本当に自分の立場で考えてくれているんだ、再認識させて頂きました。そしてここでまた貴重なお時間をふんだんに割いてくれたのです。
 3番目は就職を決めてもカウンセリングしてくれるのです。
結果として、私は内定後もカウンセリングして頂きました。それはまるで卒業式のようなものです。新たな旅立ちを決意し、新しいフィールドに挑戦しようとする私に最後、旅立ちの一押しまでして下さいました。決め手は「社会人として、長い人生だから、その間に出来れば本を一冊執筆しようよ、お互いがんばりましょう」と。

総括

 人間は、生まれながらにして、とかく楽な道を選ぼうとするものだと思います。ですが、楽な道からは、いい結果は生まれないものと私は考えます。再就職は、嫌なものです。私は無職になって初めて職のない状態に恥ずかしさを感じました。人それぞれ、転職の理由は違います。転職には、人には言いたくない事情が必ずあると思います。私を始め、就職活動中の方々がどういう気持ちで、就職活動をし、どういう気持ちで人材紹介会社に行くのか・・・ そんな状況も考えずに、杓子定規に場当たり的な質問を投げ掛けてくる他の紹介会社の営業社員・・ですが(株)エリートネットワークさんは違います、その痛みを自分自身のもとして捉えて頂き、転職に後ろめたさを感じていた私を、むしろよく決意したね、すごいよと励まして下さる、転職を親身になって応援して下さる、そんな会社です。私には特別なスキルも無ければ、上手な経歴書の書き方、面接でうまくいくコツ等全く持ち合わせておりません、唯一有ったのは、カウンセラーの杉本さんに任せてあるんだからなんとかなるだろうという、絶対の安心感です。この安心感が有ったからこそ、面接の場で、素直に裸の自分が出せ、いい結果が得られたと確信しております。
 就職活動に信頼関係は必要不可欠な要素です。他の会社では、そんな関係は創れませんでしたが、(株)エリートネットワークさんなら、杉本さんなら、活動をしている人間とカウンセラーという関係を超えた関係が築けますし、それが無ければ、活動はうまくいきません。(株)エリートネットワークさんは、社名のとおり崇高な会社です。もちろん、優良企業や優秀な人材とのエリートな関係という意味もあると思いますが、私はカウンセラーの人間と就職活動中の人間のエリートな関係であると思って止みません。
 末筆ながら、杉本さんに改めて感謝の意を表すとともに、このような関係を築かせて頂いた場を構築された松井社長といつも笑顔で明るく迎えて頂いた女性スタッフの皆様に心より御礼申し上げます。此の度は誠にありがとうございました。

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