未経験領域でのポテンシャル採用。

未経験領域でのポテンシャル採用。

No.120
  • 現職

    外資系製薬メーカー 生産本部 SCM担当

  • 前職

    外資系製薬メーカー ユーザーサポート責任者

佐藤 依子 氏 30歳 / 女性

学歴:東京理科大学 経営学部卒

『まずはじめに』

今回の転職活動では大変お世話になりました。この場をお借りし、改めまして御礼申し上げます。

『なぜ人材登録会社なのか』

もともと転職活動を行う上で、“人材紹介会社”の存在は知りませんで、ちょうど数ヶ月前から活動を行っていた先輩から教えてもらったことに由来します。実際に転職活動をしている先輩にその実体験や意見を聞き、自分もそれを通じ、転職活動をしていきたいと強く思いました。①自身を第三者の視点から客観的に判断してもらうこと。②転職活動という領域においてその道のプロのお力を貸して頂けること。これが自分にとって“最善の道”だと思えたためです。
正直なところ、どこがいいか、どういう基準で選べばよいのかに関する知識は全くありませんでした。“数打ちゃ、当たる”的な発想が1番近いものだったかもしれません。しかしながら実際いくつかの人材紹介会社に登録をさせて頂き、面接に臨み、その面接の印象で自分なりに信用できる人材紹介会社を決めていったように記憶しています。
6月中旬‥‥‥人材登録会社に登録
            →履歴書及び職務経歴書の準備のため、自分の棚卸し
6月下旬‥‥‥人材紹介会社と面接
7月〜  ‥‥‥会社訪問&面接
8月中旬〜‥‥内定(製薬メーカー1社+IT系2社)

『(株)エリートネットワークとの出会い』

転職活動という枠を超えて、「人」として幅広くアドバイス、親身にサポートして頂いたように思います。とにかく担当カウンセラーの“元気のよさ”そして良い意味で私を想ってくれるが故の“厳しいアドバイス”、これにすっかり落とされました。時間ではもちろん単純に推し量れませんが、多くの人材登録会社の面接は、とかく形式的でだいたい1時間程度の内容のもので、アドバイスも万人受けするような当たり障りのないことばかり・・・。ひとことで言うと“入れるまでが仕事(勝負!)”と言わんばかりに内定をとることが優先され、本当にその人のためを思ってくれていることなのかどうかという“温かみ”はなかなか伝わってこないことが多かったように感じます。やっぱり所詮ビジネスなのですからね。それに対して(株)エリートネットワークの面接は3時間以上にも及び、内容もとてもとても濃い、決して私以外の人に転用の効かない、その人にだけに合った内容のものでした。ある意味、カルチャーショックでした。
今回私は“IT”と“製薬”といった2つの業界にターゲットを絞って、転職活動を始めていったのですが、はっきり言うと私はどちらも“中途半端”だった訳です。もちろん面接官との相性ということは大きな要素ではありましたが、決まっていつも“キャラクターはすごくいいけど、スキルがね・・・”という理由で完敗でした。要するに、人としてはとても魅力的だけれど、実力がちょっと足りないよね。ということでした。中途採用は、もちろん即戦力採用ですから、私にとってはどんなに人間的側面を高く評価して頂き、個人的には何にも増して嬉しかったことは事実ですが、技術的スキルが劣っていることは、致命的で、現実問題として厳しいものがありました。しかしながら、ジェットコースターのように日々気持ちが揺らぐ中、1ヶ月半の活動を経て、今こうして新しいステージに身を置き、新たに学ぶ環境を頂けたことは、(株)エリートネットワークとの出会いがあったからに他なりません。そして誰にも負けない位気持ちだけは熱く持っていたことが功を奏し、結果的には未経験領域への『Potential採用』というご褒美が頂けた訳です。

『転職のすすめ』

今の会社に満足し、毎日生き生きと自分の夢や目標に向かっている人は別として、あれがいやだ、これがいやだと安易に逃げや不満から回避しようとしたNegativeな“転職”はお勧めしません。『辞め癖』が付くということと、100%自分にとって何もかもが揃う『完璧な職場や理想の環境はない』と思うからです。そして何より良い転職にはつながらないと思うからです。反面その人なりにPositiveな思いがNegativeな思いを上回っている場合や客観的な自身の社会的評価を確かめたいという人には転職活動をぜひぜひお勧めしたいです。そのような『転職』は、長い目で見て、きっとその人にとってとても前向きなことであり、すごく良い結果につながると思うからです。きっとどこにも自分を採用してくれる企業なんてないだろう…等とちょっとした勇気が持てずに足踏みをしてしまっている人も、失敗してダメだったとしても決してマイナスにはならないと思います。ぜひぜひ希望を持って、転職活動にチャレンジしてみて下さい!
私は、特別これといった『不満』があった訳ではありませんし、自分を極端に高く評価していた訳でも卑下していた訳でもなく、純粋に更なる『スキルアップ』を図りたいという一心で“転職”という門をたたきました。何を基準に判断するかがポイントではありますが、結果的に私自身は、大変良い転職ができたと思っています。故に今度こそは、転職はせず、じっくりここで新しいキャリアを築き上げていくつもりです。
最後になりましたが、私の経験が少しでも“転職”を志している方へのお役に立てれば幸いです。ありがとうございました。

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