一部上場 日本駐車場開発株式会社
営業兼事業開発担当
一部上場 総合商社 法人営業職
磯村 満 氏 33歳 / 男性
学歴:明治大学 商学部 産業経営学科 卒
米国留学経験有
TOEIC 930点
私は新卒で入社した前職の総合商社で一貫して機械の輸入営業の業務に携わってきました。配属先及び上司にも恵まれ、入社2年目からその業界で世界最大規模のプロジェクト責任者を任されたり、新規事業立ち上げの責任者に起用されるなど、かなり早い段階で色々な経験及びキャリアを積み上げることが出来たと思います。
しかし、「5年後、10年後に自分は市場でどんな価値を持った人間であるか?」というテーマについては、常に現状の自分がどうであるかという事に不安を抱かずにはいられない状況がここ数年続いていました。この不安は商社マンとして仕入先と販売先の間でそれなりの付加価値を提供しながらも、結局は商材を右から左に流すことの繰り返し、年数を重ねるごとに商売の規模、難易度が上がっても「カン」所さえ押さえてしまえば、それなりの結果を出すことが出来る状況が、自分の将来に本当につながるのだろうかという思いからくるものでした。
会社でもそれなりに評価されているし、その会社が嫌であった訳でもありませんでした。その中で最終的に転職の方向へ私の背中を押したのは、前述の「5年後、10年後に自分は・・・」の思いでした。前職はまず「組織」ありきで、「個人」の能力は二の次的な思想がありました。私の理想は能力の高い「個人」の集まりが有機的に絡まり機能することでこそ、この変化の激しく、スピードの要求されるビジネス環境でサバイブできるというものです。私の求める価値ある人間になり得るためには、現状で満足することなく我武者羅に仕事をしていくこと、そして必要であれば今まで積み上げてきたキャリアを一旦リセットして、ゼロから積み上げ直すことだと最終的に判断したからです。
実際に転職活動を進めるにあたり大手2社を含む5社に登録を行いました。大手2社の紹介のスタイルはほぼ同じで転職コンサルタントと求人企業に対しての営業担当者が「分業」しているものでありました。紹介段階で分かっているべきはずの求人企業サイドの希望条件が、応募後に判明した等ということが実際に2社で起こりました。大手2社はスペックのマッチングを重視して紹介を進める、ある意味で非常に効率的な方法を採っていました。つまり、私の場合は「大手企業」、「機械関係」、「海外(貿易)業務」というスペックでの紹介でした。紹介頂いた企業の中には、日本を代表する企業もあり、ネームバリュー的には魅力的でもありましたが、その業務内容は今まで自分が携わってきた業務の延長線上にあるものではなく、既に通過してきたものであり、私の目指す価値ある人間になるためという目標につながらないことが活動途中から分かってきました。
(株)エリートネットワークでは転職カウンセラーと求人企業に対しての法人営業担当者が同一人物であるため、通常、新聞、雑誌等では知り得ない業界や各企業の個別情報が非常に詳細且つ分かりやすいものでした。
そして何より、初回の長時間の打合せで「私がどんな人間か?」、「どんなキャリアを積んだ人間か?」、「私が今後どんなキャリアを本当に望んでいるのか」を担当カウンセラーの高橋さんは理解して下さっていたと思います。これは、私がキャリア形成にあたって、大手企業に魅力を感じていないという自分自身もはっきり把握できていなかった(後で分かったことでしたが、私の妻は把握していたそうですが)ことを最初のカウンセリングの中で(株)エリートネットワークさんのカウンセラーの高橋さんのみが気付かさせてくれた事実から言えます。そういう意味で、(株)エリートネットワークのカウンセリングの洞察力の深さに驚かされました。
(株)エリートネットワークのカウンセラーの高橋さんが紹介してくれた会社のほとんどが時流を掴んで成長している企業ばかりでした。まさに私のイメージに合った企業を紹介して頂いたと思っております。単なる企業の紹介ばかりでなく、自分がそこで短期的に、そして中・長期的に期待されているものを詳しく説明頂きました。これは他の転職支援会社には無かったことです。その説明のお陰で、具体的に自分がその会社でどのように機能し、1年後、3年後に自分がどのように成長し得るかのイメージが比較的容易に出来ました。他の転職支援会社からの紹介を通して大手企業からの前向きな話も頂きましたが、最終的に(株)エリートネットワークからの紹介による企業に入社を決めました。理由は簡単で、5年後、10年後に市場価値をしっかり持ち得る人間になるためです。
転職先は全く未経験の業界なので、自分一人だけでの転職活動ではとても出会えなかったと思います。入社日はまだですが、役員の平均年齢が37歳で活気溢れる大変良い会社をご紹介頂いたと思います。この転職が成功かどうかは現時点では分かりませんが、自分が積極的に今までのキャリアをリセットし、より強固なものを築き上げることができる会社であることは確かだと思います。
何より、今回の転職活動で一番良かったと感じることは、自分自身の棚卸ができ客観的に自分の得意なところ、不足して補っていかなければならないことがはっきり認識できたことです。これは、これから長く続くビジネスマン人生の早い段階で自分にとってBetter or Bestと思われる軌道の確認とそれに向けての調整ができたことと言えます。
最後に、色々とお世話頂きました(株)エリートネットワークさんにこの場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。