公益法人からキャラクターのライセンスビジネスへ

公益法人からキャラクターのライセンスビジネスへ

No.170
  • 現職

    キャラクター事業会社 ライセンシング部

  • 前職

    社団法人勤務 企画担当

松田 ひろみ 氏 26歳 / 女性

学歴:早稲田大学 第一文学部 哲学科 
心理学専修卒

転職理由

新卒で公益法人に勤め、4年目を過ぎた頃に転職をしようと決意しました。理由は以下のとおりです。
 1)公益法人の立場から、やはり企業や政府のサポートがメインである。
   民間企業で自らがプレイヤーとして働いてみたいと思った。
 2)どうせやるなら、自分にとっての関心分野「感動」を扱う仕事に携わりたいと思った。
これだけではかなり曖昧な基準ですが、具体的にはコンテンツ業界やIT・サービス業界などを想定していました。ただし全く経験のない業界のため、研究の意味も含め、最初は(株)エリートネットワークとは別の人材紹介会社に登録して幅広く情報を収集したり、興味のある企業に直接応募したりということを細々と続けていました。

(株)エリートネットワークとの出会い

友人が以前(株)エリートネットワークを通じて転職に成功しており、良かったと勧められたことがきっかけで登録に至りました。最初のカウンセリングで出逢ったのがご担当カウンセラーの安藤さんです。安藤さんは、初対面で「感動を扱う仕事をしたい」と夢のようなことを言う私の要望を表情も変えずさっと理解してくれ、その場ですらすらといくつかの企業を紹介して下さいました。1つ1つがそれぞれ興味を引くもので、別の人材紹介会社から紹介された案件との質の違いに驚きました。また、案件紹介の時に、なぜそこを私に紹介するのかをいつも明確にしたうえで、通り一遍ではない各企業の生の情報を説明して下さるのが印象的でした。
その後の連絡やアドバイスなども非常に早かったです。公益法人から民間企業というハードル越えはあまり好まれる条件ではないと率直に言って頂いたことも、実際に活動するうえで非常に助かりました。結果として、一番最初に紹介して頂いた企業に内定を頂くことができたのは、やはりカウンセラーの安藤さんの理解力の早さ・深さとマッチングの感覚が正確だったからではないかと今にして思います。

転職活動中

転職活動、つまりいくつかの企業の面接を受けていて、気付いたことがあります。
1)面接は自分を客観的に知るチャンスである。
面接で対話をし、自分に対する評価のフィードバックを受けるというのは、仲の良い友人間や日常の関係では経験しにくいことです。自分のどういう面が相手からどのように見えるのかということを振り返る、大変いいチャンスになりました。また、面接では自分のこれまでの職務を効率よく説明しなくてはなりませんので、自己のキャリアを振り返り、棚卸作業をすることができました。
2)情報収集のチャンスである。
面接というのは、各企業の最前線で働く方々に、30分なり1時間なり時間を頂いて、ほぼ一対一で業界の実情が聞ける大きなチャンスです。自分のことを話すだけでなく、各業界への理解を深めるため、面接の前には業界の疑問点等をまとめるよう心掛けていました。
また、先方がこちらを評価するのと同時に、当然こちらも先方のいろいろなディテールを当然チェックしています。面接をこなしていくうちに、人材を採用する背景には業務拡大があるのか、離職率が高くて慢性的な人手不足なのか、新規事業のプランがあるのか、といった会社の背景等が垣間見えてきます。時間に余裕がある場合は、あまり希望にこだわらず、いくつかの企業を実際に訪問してみてその企業の実情を把握するのも有意義な手段だと思います。
3)率直に話したほうが伝わる。
慣れるまでは事前にいろいろ理論武装をしていたのですが、自分の希望や意見については使い慣れた言葉でとにかく正直に話すことが大事だと痛感しました。自分の中でこなれていない言葉を無理して使うと、結局先方に不自然な印象を与えてしまいます。

内定

結局、一番最初に紹介して頂いたキャラクタービジネスの企業から内定を頂くことができました。面接を全部で5回受けましたが、どの回も率直に、自然な流れで話すことができたと思います。とはいえ、途中なかなか選考が進まなかった時もあり、内定と聞いた瞬間は心の底からほっとしました。(株)エリートネットワークへの登録から内定までの期間は、3ヶ月強といったところでしょうか。

転職活動を終えて

面接が全て順調だった訳ではありませんが、学び、楽しみながら転職活動ができたと思っております。まだ転職先に入社もしていない私が言うのも僭越ですが、人生を決める貴重な機会に(株)エリートネットワーク、そしてカウンセラーの安藤さんに出会えたことに心から感謝申し上げます。また、これから転職活動を始める皆様のご成功・ご活躍をお祈り申し上げる次第です。

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