安定した銀行を辞め、憧れの資産運用会社へ

安定した銀行を辞め、憧れの資産運用会社へ

No.182
  • 現職

    大手生命保険系 アセットマネジメント会社 
    リスク管理担当

  • 前職

    地方銀行 リテール営業職

渡邉 拓磨 氏 26歳 / 男性

学歴:早稲田大学 政治経済学部 政治学科卒

経歴

平成15年4月より地元の地方銀行に勤務。個人リテール営業として住宅ローン及び投資信託などの個人向け商品の販売を担当。平成17年12月末退職し、年明けより就職活動開始。

転職に至るまでの背景&希望

「金融の世界でスペシャリストとして活躍したい。」これが自分の社会人としての目標でした。ただ一般的に銀行においては将来ゼネラリストとして仕事をしていかなくてはいけない現状があり、このままでは自分の目標が達成できないと判断し転職を決意しました。
実は一時期仕事をしながら転職活動もしたのですが、なかなか時間も取れずまともな活動ができなかったので、退職後に本格的に活動をすることにしました。目標に向かっての行動ですので、先に退職してしまうということに関しては何も不安はありませんでした。
約10社の人材紹介会社を訪問しました。各社特徴はあるのですが、(株)エリートネットワーク様は求人案件を紹介するだけではなく、面接に向けたアドバイスや自分でも気付かなかった自分の長所などを掘り起して頂くなど、親切に相談に乗って頂きました。
私は金融業界の中でも特に運用業務に興味を持っており、多くの企業を紹介して頂き最終的に希望の会社に転職することができました。

実際の転職活動で困難に感じたこと、意外に感じたこと

まず、当初、自分が考えていたより求人の数が多いことに驚きを感じました。
しかし数多く応募すれば内定を頂けるというものではないと思います。
私は第二新卒として転職活動をした訳ですが、やはり大学在学中に就職活動する新卒採用とはまったく違います。
「自分に何ができるのか」「社会人としての約3年間でどんな成長をしたのか」それまでの社会人としての経験の中で何を学んで成長してきたのか、自分に対し真剣に見つめ直すということがとても大変でした。ただそれが明確になれば面接でも自信を持って臨む事ができるし、マニュアル通りではない自分の言葉で語り、アピールもできると思います。これから転職活動をする方には、とことん自分を見つめ直してほしいと思います。

最後に……転職をしようかどうか悩んでいる方々へ

「銀行辞めるの?もったいないよ!」「もし、ダメだったらどうするんだよ?」
多くの友人から言われた言葉でした。銀行の中でも比較的健全と言われる銀行にいたので、将来の安定を考えれば、わざわざ転職する必要などなかったのかもしれません。(もちろんどの企業にいても未来永劫安定が約束される訳ではありませんが)

「でも、そんな決断ができるなんて、羨ましくもあるよ」
こんな事を言ってくれる同僚や上司もいました。
自分のやりたいこと・希望に向けて行動するというのは、実は多くの人ができないでいるのかもしれません。でも行動しないでいつまでも悩み続けるぐらいなら、目標に向かってやれるだけやったらいいと思います。たった一度の人生です。私は常々チャレンジして失敗することより、何もしない事を恐れるように心掛けています。そして行動した結果、希望の会社に入社することができました。
もし、転職活動がうまく進まなかったとしても、チャレンジし続けるつもりでした。目標があり、それに向けて頑張っている限り人生は充実すると思うし、やれるだけやったら後悔は絶対無いと確信していました。

誰でも転職することが必ず良いとは言いません。ただ、自分の目標・希望があるのに、それに向かってチャレンジしない事は大変もったいないと考えます。
もし、皆さんが目標・希望を持っているのに、現在の職場環境では達成できないと感じているのであれば、その実現に向けて思い切ってチャレンジして頂きたいと思います。

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