日系資産運用会社 アナリスト
日系大手証券系シンクタンク アナリスト
大野 太朗 氏 31歳 / 男性
学歴:有名私立大学 理工学部
経営システム工学科卒
(TOEIC 910)
・証券系総合研究所に9年間勤務。ほぼ一貫して投資に関する調査研究に関する業務に携わる。
・自分が必要とされていると感じられなくなったため。
・最初に転職活動をしたのは入社3年目。自分の選択したキャリアに確信を持てなかったため、第二新卒として、異なる業種への転換を図った。しかし、一から出直すとなると、それまでの2〜3年が無駄になると考え、思い留まる。
・転職1年前:一定期間同じ業務に携わったことから、ある程度専門性が身に付いたという実感があったことや、上述の理由から、転職市場の調査を開始。
・転職半年前:知人に紹介してもらったヘッドハンターを通じて、人材を募集している会社と接触した。しかし、その会社のニーズと自分自身の経験が噛み合わず、没になる。
・その後、(株)エリートネットワークに訪問し、自分自身の実務経験を生かせそうな会社A(実際に転職した先)を紹介してもらう。
・転職3ヶ月前:A社に加え、同業のB社に応募。両社とも書類を通過し、面接に呼ばれる。B社は、希望職種とは異なる職種を提案されたことに加え、面接時の雰囲気の悪さから、活動を停止する。A社は応募してからの反応が早く、また面接での印象が良かったため、活動を継続する。
・A社とは合計3回面接して、転職2ヶ月前に内定を得る。A社の面接官は実際、自分の上司、及び担当役員になる方々であった。面接を通じて自分に対する期待の高さが感じられ、「彼らと一緒に働きたい」という実感を持てたため、A社に行くことを決心する。
・転職活動を通じて感じたのは、実務経験の重要さ。まったく異なるキャリアへの転換は、30歳を過ぎると困難であると感じた。転職先には、それまでの実務経験を高く評価してもらったという実感がある。
・また、その業務と整合的な資格を有していることも重要と感じた。証券アナリスト検定会員であることは、ある意味足切り要因としてクリアしたものと考える。一方、業務上、英語力が必須なので、TOEICを一定のスコア獲得していたことはプラスに評価されたものと考える。
・結局、職場選定基準は「人」だと思う。今勤めている会社に、自分が必要とされていると感じられなかったら転職を考えてもいいと思う。転職活動をすることによって、自分を必要としてくれる会社が見つかるかもしれない。活動をしてみないことにはそれはわかり得ないと思います。