企業再生系コンサルティング会社 経営コンサルタント
大手半導体製造会社 プロセスエンジニア
鈴木 康介 氏 33歳 / 男性
学歴:大阪大学大学院 理学系研究科 宇宙地球科学専攻卒
新卒の際の就職活動では、快い先輩の紹介により一部上場の某総合電機メーカーに入社しましたが、事業の再編に伴い合弁した半導体専門の製造会社へと転籍することとなりました。業務内容としては、半導体製造プロセス開発及び量産技術開発/支援に7年半従事し、数百工程にも及ぶ製造工程に携わる中で、多くの人たちから多くのことを学んできました。
祖父/父親と共に家業を営んできた家庭環境に育ったためか会社生活では、自然と商売についても興味を持ち、直接的には顧客との接点がなかった技術者ではありましたが「お客さんのために・・・」という意識で働いてきました。そのような考えのお陰かもしれませんが納期及び成果にこだわった結果、関係部署から高評価を得ることができました。ありがたいことです。
しかし、自分の中では30歳を過ぎ、年齢を重ねる度に『焦り』が増すばかりでした。その理由は以下のとおりです。
1、両親の老いに触れて自分の老い(死に行くもの)も感じ、先祖からのつながりの尊さに気づき始め、両親を通したご先祖からの意識の継承を自分の子供にも伝えていきたい
(自分の子供が一部でも参考にしたいと思える大人になるように努力しているのかという不安)
2、商売の一部でなく事業全体のやり方(仕組み)を体得したい(起業する可能性を得たい)
3、安易な方向に流れそうになる自分と決別し、常に上を向き、成長感・達成感を得て充足したい
結果、自分が納得できる生き方をしようと決心し、妻にも相談し納得して頂きました(諦めかもしれません)。申し訳ないです。
ある資格を取得してから転職する予定でしたが、希望の日程で転職できるか(転職自体ができるかどうかも含め)を事前に調べるために、日本経済新聞でよく見かける(株)エリートネットワークを含めた人材斡旋会社の4社に連絡し、直接会うことにしました。大手の斡旋業社はスペック合わせで各社を推薦する形式でしたので、私のようにまったく異なる未経験業界への転職は年齢的に実務経験がないと困難であるという回答がほとんどでした。私としても予想通りの回答でしたが、転職先も表面的なスキルや実務経験にとらわれない私の人間性をしっかりと吟味して頂けなければ、私としても安易に転職できないと強く感じました。そんな矢先に、幸運にも(株)エリートネットワークのカウンセラー岩川さんと出会うことができました。今でもよく覚えていますが、私の勝手な都合で土曜日の夕方指定であっても、快く十分な面談時間を取って頂きました。とにかく自分の人間性を理解してもらうことに注力してお話を進めさせて頂きました。時には優しく、時には鋭い眼光で見られ、十分に自分を理解して頂けているという安心感に包まれた貴重な時間でした。会話の途中から会って間もないカウンセラー岩川さんをどんどん好きになっていく自分がいることに気づきました。この時点で「転職は必ず成功する!」という変な確信(直感)を持ったのをよく覚えています。
一つの理由としては、私の価値観や職業観を十分に理解して頂ければ推薦して頂ける会社とのミスマッチはかなり抑えられるからです。この面談の最後に、1社紹介(今回の転職先)を頂きましたが、会社内容を知ることより岩川さんが紹介するのだから間違いないという思いが自然と湧いてきました。すぐに面接をセッティングして頂いた後、一次/二次 面接を受け、久しぶりに緊張していた私をフォローしてもらいました。なんとか私の人間性を伝えることができたと思いました。面接でお会いした方々に関しては、大変魅力的な方々で、なんと言っても岩川さんと同じ使命感を持ち、人間的な温かみが滲み出ているのを強く感じました。(そんなに人を簡単に信用したり、好きになったりするタイプではないですが。。。。。不思議です)二次面接後、すぐにカウンセラーの岩川さんとお会い(飲み会)して、興奮してお話を聞いて頂いたのを昨日のことのように覚えています。
最終的に内定を頂き転職活動を終了しました(約3週間程度)が、本来なら他の斡旋会社から紹介頂いた会社も受けて比較するのが通常だと今でも思います。しかし、今回一社しか受けなかったのは自分の希望する紹介先であることはもちろんですが、岩川さんにお会いしてから内定が出るまで何か大きな力に作用されているようで強い縁を感じていたからです。ありがたいご縁(ご尽力)です。ご迷惑かもしれませんが、今後もカウンセラーの岩川さんとは末長いお付き合いをさせて頂きたいと考えています。
大変勝手ながら(株)エリートネットワーク社について考えてみたいです。
仮に、採用企業側はスキルより人間性を重視したいと考えているということが本当ならば、大手の斡旋会社は上記希望とは逆に機械的にスキルと職歴と年齢だけでほとんど判断し、人間性の部分に対する考慮は低いのではないでしょうか(建前と本音はあるかもしれません)。 この理由は、一人当たりの斡旋料がほぼ一定とした場合に斡旋会社側は、厳選して紹介した企業との転職成功率が高いことよりも、多くの人に多くの紹介量を流すことで数の勝負ができるという実情があるのでしょう。(まさに数打ちや当たる)。但し、これでは、一番大事な人間性に関しての情報は面接するまで分からないという不幸せな仕組みとなっているために、採用企業側も転職希望者も各々は、不満が残ることになると思います。例えば、私のような未経験職種への転職希望者や単純に言葉にできないがとても情熱があるといった人または、自分でも明確な理由を持たない人にはまったく適していないため、転職活動がうまくいかないのではないかと思われます。(株)エリートネットワーク社はまったく逆です。大手斡旋会社は紹介することや単に転職させることに目線がいっている傾向がありますが、一方、(株)エリートネットワーク社は転職希望者それぞれに対して本当に合った会社を選択(&紹介)し、「幸せ」になってもらうという最終目標に注力されているのを感じます。よって、転職後であってもフォローし、斡旋した会社が良かったかどうかのフィードバックがなされ、更なる高いMatching率の向上(見抜く力の向上)が図られている。この力は、転職希望者個々のスムーズな転職活動に大きな恩恵を与えてくれます。よって、このような改善のループが形成されていく限り、恩恵を受けた者は必然的にファンとなり、ブランド形成の支援者となっていくように感じます。私もその一人ですが。。。。。
最後に、前職の関係者も含め転職活動に関わって頂いた皆さんにお礼を述べると共に、この転職を成功と呼べるものとし、今後も大きなつながりを大事にして生きていきたいと思います。