ITコンサルタントから、社内SEへの転職

ITコンサルタントから、社内SEへの転職

No.221
  • 現職

    株式会社ユニクロ 
    社内システム

  • 前職

    ITコンサルティングファーム
    システムコンサルタント

岩田 幸江 氏 26歳 / 女性

学歴:慶応大学 法学部 政治学科卒

退職

私は大学を卒業後、約4年間の間、IT系の大手コンサルティングファームで仕事をしておりました。ファームでの仕事を通して、社会人としての基本的な知識及び経験、IT関連の下地、クライアントとの折衝方法等、様々なスキルを身につけることができました。しかし、コンサルタントという職業には確固たる資格が存在せず、自分の人生を長期的な視点で考えた場合、「一生涯仕事にあぶれないような資格が欲しい」と思い、弁理士試験受験を目指して退職しました。

転職への契機

退職後、週1回予備校に通い、その他の時間は自習という形で、約半年間の間、勉強に励みました。しかし、仕事を辞めてみて初めて「自分が仕事をすることが好きであった」事、また、「自分一人で自律した生活をおくる事の難しさ」を痛感しました。実際働いている時期には、仕事をすることが好きかどうかなど考える余裕はありませんでしたが、退職して改めて、仕事を通して様々な人と交流を持ち、日々何らかの発見があるということの素晴らしさを実感しました。それは、一人で机に向かって学習するより、私の人生にとっては大変価値のあるものであると思いました。また、半年間の学習生活により受験勉強については、一通りの見通しがついたので、転職活動を行う旨、決意しました。

いざ、(株)エリートネットワーク様へ

転職活動を行う事を決意した後は、インターネット等で様々な人材紹介エージェントの情報を収集しました。(株)エリートネットワーク様については、転職活動を始めるまで存じ上げませんでしたが、ご担当のカウンセラーの今沢さんと初めて面談を行った際に、直感的に「この方と二人三脚で転職活動を行いたい!」と思いました。転職活動が初めてだった為、人材紹介会社の方は、単に自分の提示した条件とマッチする会社を紹介して下さる所である、というイメージが強かったのですが、この最初のカウンセリングは私の想像とはかけ離れたものでした。まず、私の仕事に対する意識から始まり、職務経歴書では表現し切れない、「働くこと」に対する私自身のスタンスや価値観等、本当に細かい内容までお話させて頂き、私が話す内容の1つ1つを丁寧に整理して下さいました。また、それらの話をする際に、ごく自然に親しい方と会話するような気持ちで素直に自分の意見を主張することができたのは、やはりプロのエージェントであることを証明していました。

転職活動開始

転職活動を始めた当初は、面接での受け答え等で戸惑う点が多々ありましたが、その都度、カウンセラーの今沢さんが根気良く私に付き合って下さったので、楽しい転職活動ができたと、今振り返ってみて感じます。当初は前職の経歴を活かす為、コンサルティングファームへの転職を考えておりましたが、一般事業会社で私の経歴を活かせるような職種をご紹介頂き、それらの会社の面接も平行して受けました。実際1週間で何社もの面接を受けるのは体力的にも精神的にも辛い一面がありました。しかし、転職活動を始める際に「様々な会社の方と短期で接する機会なんて、転職活動しかないのだから、精一杯自分をアピールした上で、面接先の会社についてあらゆる情報を集めよう」と決意していた為、面接を重ねていくうちに、少しずつ転職活動自体を面白いと感じるようになりました。私自身が面接を受ける際に行った作業を簡単に記載致しますので、これから転職活動を行う方にとって少しでも参考になれば幸いだと思っております。どれも当たり前の事なのですが、当たり前の事を着実に行う事が、面接で自分を100%アピールする為に必要だと私自身は考えております。


?面接を受ける会社のホームページを事前に全て読み、その会社のコアバリューを理解すること。
実際にホームページの内容を全て理解するのは不可能ですが、流し読み程度でも基 礎知識を頭に入れて面接に臨む事により、緊張感は半減します。また、ホームページの中で共感できる部分や印象的であった言葉等を覚えておくと、実際の面接の場で話題に挙げることができるので、スムーズに話が進むと思います。

?面接を受ける前に必ず、面接ノートを作成すること。
会社の情報の中から、重要だと感じた箇所や質問事項を事前に纏めておき、面接の際に本ノートに基づいて面接を進めるようにしました。「面接」というと、一方的に転職希望者が質問を受ける、と考えがちですが、実際は会話形式で双方向に質問を行うことが多かったので、事前にノートに纏めていくことにより、話題が途切れるという事態を回避できます。また、面接の際に取得した情報を書き込む際にも役立ちます。私は転職活動用のノートを1冊作成し、企業別、面接の段階別に、それぞれ「質問事項」、「自分がその会社に入ったら、どのような形で貢献できるか」、「面接時に集めた情報」等を一元管理していました。

?自分のアピールポイントを少なくとも3点は準備すること。
どの会社の面接でも共通して、「貴方の長所は?」、「貴方の人には負けない所は?」等の質問が登場します。それらの質問に対して、オロオロしてしまうと面接官の方にも不安感を与えてしまうので、自分のアピールポイントは必ずスラスラと話せるように努めました。また、自己アピールを行う際には、具体的なエピソードも合わせて披露できると説得力があると思いましたので、私自身3つのアピールポイントそれぞれに対して、具体的な体験等を準備しておきました。

その他にも、分からないことは素直に分からないと答える、面接先の会社について知ったかぶりをしない等、本当に細かい所で注意する点は多数あるとは思いますが、くどくなってしまうので割愛させて頂きます。

転職活動終了

前述の通り、前職と同様のコンサルティングファーム数社と事業会社1社の面接を受けておりましたが、最終的に一番初めに内定を頂いた事業会社で働かせて頂くことに決めました。色々と思い悩む点はありましたが、「今までと同じ分野ではなく、新たな環境でチャレンジしてみたい」、「面接の際にお話させて頂いた社員の方に共感できる部分が沢山あった」、「職場環境が整っている」という3つの理由から決意しました。今後働いていく会社を決定する事は人生の中で大きな転機であるとは思いますが、やはり面接を受けた際の感触や直感も大切だと私は思っております。実際に仕事を始めてみない事には、私の決断が良いものだったのかは分かりませんが、希望する会社から内定を頂いた今、私はとても幸せです。

(株)エリートネットワーク様について

このように充実した転職活動ができたのは(株)エリートネットワーク様のお陰だと思っています。転職を仲介して下さる業者は多数存在しますが、(株)エリートネットワーク様とご一緒させて頂いて特に素晴らしいと思った点は「親身になって下さる姿勢」、「スピーディーな応対」、「充実したサポート体制」の3点です。「紹介する事」だけでなく、転職希望者一人一人に悔いの無い転職活動をおくらせて下さる(株)エリートネットワーク様に心から感謝しております。

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