株式会社リクルートメディアコミュニケーションズ
クリエイティブ ディレクター
大型ホテル運営会社 フロント業務
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一部上場総合電機メーカーグループ
開発専門会社にて派遣社員として勤務
宇井 洋子 氏 26歳 / 女性
学歴:中央大学文学部 社会学科社会学コース 卒業
「自分がやりたい仕事と向いてる仕事は、殆どの人がずれているんですよ。やってみなくては、向いてるかどうかも分かりませんよね。」
全くの未経験業界にチャレンジしようとしていた私は、(株)エリートネットワークのカウンセラーの横関さんのこの言葉に支えられて転職活動をしてきました。
思えば私は新卒で入った接客業の会社も、この仕事がやりたいという熱意だけで入社し、憧れだった仕事を手にしたものの実生活とのバランスが取れなくなり、2年余りで、止むなく退社。
翌月からは時間的、精神的に余裕ある生活を求めて派遣社員としてOL生活をすることにしました。前職とは正反対の落ち着いた職場で、自分自身について、将来の仕事について落ち着いて考える時間も出来ました。ただ派遣社員としての事務仕事は、ミスなく効率よく仕事をこなしていくことが業務目標であり、個性を全く必要としない事務作業に楽しさを見出すことが出来ずにいました。派遣先企業に正社員入社という選択肢もありましたが、目的もなく守りの人生を送るつもりなど毛頭無い私には向かない道であることは明らかでした。
私には生涯で叶えたい仕事に対する夢があります。まだこれは、漠然としたアイデアの段階なので、その夢を現実のものにするために、私は様々なアプローチ方法を考えました。大学院進学も視野に入れたこともありましたが、実現可能性等を考慮した結果、仕事を通してスキルを身に付ける道が現実的だと考えるようになりました。
ただ、どのような業界のどのような職種を選ぶのがよいのか、私一人で考えるには情報が足りず、納得のいく答えを見つけられずにいたところ、(株)エリートネットワークのホームページに辿り着きました。
2007年1月10日に(株)エリートネートワークに登録に行き、カウンセラーの横関さんと2時間近く話し込み、私が将来一人で独立できるくらいの専門的スキルと人脈を今のうちに身に付けるために適した会社を紹介してもらいました。
早速、登録の翌週1月16日に一次面接が入りました。
つい先週まで、転職活動をすると決めていなかった人間。頭の中には、いわゆる面接対策によって練られた美辞麗句など一つも持ち合わせてなく、あるのは将来の仕事に対するおぼろげなビジョンと、現在自分なりに考えたその最終目標に対するこれもおぼろげなるアクセスプランだけでした。
心の準備をする間もなく臨んだ一次面接では、等身大の自分をありのまま自分の言葉で語ることしか出来ませんでした。
面接は、会社のことを自分の視点で客観的に見ることのできる場だと思い、会社に迎合することなく、疑問点を解決していくような会話をしました。未経験業界へのチャレンジではありますが、それはたまたまこの業界に興味を持ったのが新卒のタイミングではなかっただけであって、卑屈になる必要など全くなく、私は今までの人生で経験したことに誇りを持っていますので、面接では私がどのように生きてきたかと、志望企業に出会うまでの経緯を話しました。
この時の面接官との対話の中に、選考を進めていくためにヒントになる言葉が散りばめられていたように思います。面接が終わってすぐに私はそれらのヒントを思い出せる限り書き出し、自分が思い描いているキャリアのマインドマップに志望先の会社を絡めてより具体的に落とし込み、私の夢を叶えるためには、今どうしてもこの会社で働かなくてはいけないと、誰が見ても明らかに分かるようなマップに書き換えていきました。同時に交友関係を駆使して、志望先をよく知る人物を紹介してもらい会社に関する情報を集めました。
翌週の24日に一次面接通過の知らせを受けた翌日に最終面接対策として、埋められなかったマインドマップの箇所についてカウンセラーの横関さんに相談に行きました。この時、横関さんから頂いたアドバイスによって私が一人で考えたマップよりも遥かに具体的に説得力あるものに仕上がりました。
31日の最終面接でも、一次面接と同じ気持ちで臨んだのですが、一つ違うことがあったすれば、この時には既にこの会社で働きたいと強く思っていたことでした。その気持ちが面接の中で裏目に出て、慎重になり過ぎて心の中で書き続けていたマインドマップをうまく伝えることができませんでしたが、最低限自分はどんな人間で、自分が将来何をしたいと思っている人間なのかは伝えようとしました。
反省点ばかりの面接に、転職は思ったよりも高く険しい山であると感じ、また登山準備からやり直そうと態勢を整えようとしていた翌日、思いがけず内定の知らせを受けました。2月1日、初めて(株)エリートネットワークでカウンセラーの横関さんにお会いしてから3週間後のことでした。
私の本当の意味での転職はこれからです。今は新しい職場への入場証を得ただけに過ぎません。このスタートを切るために、適切な場所探しから親身になってサポートしてくれたカウンセラーの横関さんには大変感謝しています。転職という労働市場に自分ひとりで乗り込むことは、小さな懐中電灯で暗闇の中を手探りで進んでいくようなものです。そのような戦い方はとても非効率的な感じがします。反面、(株)エリートネットワークのようなエージェントを通す転職活動はナイター灯で戦場全体を照らした上で、名コーチのアドバイスを受けながら闘うことが出来ます。
キャリアパスに正解は一つではないと思います。ぐるぐる回りながら、ある角度から見れば遠ざかっているように見えながら、だんだんと近づいていくものではないでしょうか。大事なことは、今の自分が可能な限り最善と思う道を選ぶこと、そして自分が今どの場所にいて何を目指しているのかを時々立ち止まって俯瞰し、微調整をしていくことが積極的なキャリア構築に必要な作業ではないかと思います。無駄を一切排除して夢に向かって直線距離で!などと肩肘張って行くよりは、時折道草を楽しみながら、そんな道草一つ一つの中で得た経験を武器に仕事を通じて人生を楽しんでいけたら、幸せの一つの形ではないかと私は思います。
転職というターニングポイントを効率的に通過するために、私は(株)エリートネットワークのカウンセラーに相談に行くことを薦めます。