証券会社の社内SEから、人材ビジネスの営業職へ

証券会社の社内SEから、人材ビジネスの営業職へ

No.273
  • 現職

    株式会社キャリアデザインセンター  営業職

  • 前職

    日系大手証券会社  社内システム部門

渡辺 康生 氏 24歳 / 男性

学歴:早稲田大学 理工学部 経営システム工学科 卒

転職理由

私は前職の大手証券会社にリテール営業として入社しました。しかし1年経った頃、会社の辞令でシステム部門に異動となりました。もともと大学の専攻がシステム工学でしたが、システムに対する興味がほとんどなく、自分の性格を考えた時に営業が向いていると思って入社した訳ですから非常に複雑でした。実際にその部署での業務を担当してみてもやり甲斐や達成感はあまりありませんでした。その部署にいて気付いたことは「自分はやっぱり営業がやりたかったのだ」ということでした。ですが一方で、もうしばらくしたら別の部署に異動になり、楽しい仕事が待っているかもしれないと思うこともありました。年功序列の会社で将来的にはある程度の地位と給料が保証されているし労働条件も悪くはありません。でもそれでは会社任せのキャリアであり、安定にどっぷり浸かった人間になりたくない気持ちが強くなりました。そして人生は一度だけなのだからやりたいことをやろうという思いで転職を決意しました。

転職活動

転職活動を始めるにあたって最初にいくつかの人材紹介会社へ登録を行い、転職カウンセラーの方と面談をさせて頂きました。営業職という希望以外決めていなかった私は、面談をするまで転職カウンセラーの方と話をすれば面接を受けてみたくなる会社が見つかるものだと思っていました。しかし実際はどの職種でどの業種なのか、大手か中小かなどの質問が続き、インターネットで検索できることと同じような感じを受けました。
(株)エリートネットワーク様とは姉の紹介でお世話になることになりました。

担当の転職カウンセラーの今沢さんと最初に面談させて頂いた時、明らかに他の紹介会社とは違うなと感じました。それを一番感じたのは面談のかなりの時間を私という人間を知ろうとすることに割いて頂いたことです。営業という職種以外何がやりたいのか決めていなかった私には、自分の興味、自分の考え方を再認識する良いきっかけにもなりました。それに不思議と自信が涌いてきて転職活動に対する意識が非常に高くなりました。
その日の面談は終わってみると3時間近くも話し込んでいましたし、その場で志望する会社まで決まりました。

選考開始

最初に受けた3社はすべて一次面接で落ちてしまいました。私自身非常に落ち込みましたが、担当の転職カウンセラーの今沢さんが志望企業から落ちた理由まで聞いて下さっていましたし、一緒に次に志望していた会社の面接対策に付き合って頂いたりして下さったお陰で常にモチベーションを高く持ち続けることができました。その後に受けた会社は、志望度もかなり高かったこともあり、転職カウンセラーの今沢さんにも面接対策を一緒にして頂いたため他社を受けた時とは違う、うまくいきそうな自信を持って面接に挑めました。結果的にその会社で内定を頂きました。面接で話した内容は他社の選考時とそれほど大きな違いはありませんでしたが、その成功するイメージと自信が良い結果に繋がるのではないかと感じました。

転職活動のポイント

転職活動をするにあたって、会社が忙しいから一旦退職してからじゃないと難しいという考えの方は結構いらっしゃると思います。私もその一人でした。そのような状況なのでとりあえず退職してから転職活動を始めようと思っていましたが、転職カウンセラーの今沢さんは絶対に仕事をしながら転職活動をするべきだとおっしゃっていました。その一番の理由は退職することで焦りが出ることと生活リズムが狂うことで覇気がなくなることです。しかし、今の売り手市場という環境とある程度の大学を出たという根拠のない自信から「なかなか決まらないなんてことは絶対あり得ないし、退職しても大丈夫だ。」と思い込み、退職の意思を会社に伝えてしまいました。会社の引き止め等もありましたがどうにか退社日が決まり、引継ぎを行いあっという間に有給消化期間に入りました。すると仕事から離れて自由な時間があり嬉しく思う反面、絶対に考えないだろうと思っていた次の会社が決まっていない不安がいきなり過るようになりました。

こんな気持ちを払拭できたのは、転職カウンセラーの今沢さんの頼もしい一言でした。「辞めると決まってしまったのであれば、時間もある訳ですから全力で行きましょう。絶対にすぐに決まりますよ!」とまで言って頂き、自信を失うことなく転職活動に取り組むことができました。

結果的に4社目で内定を頂いたため結果オーライではありましたが、どんなに忙しい方でも会社を辞めてから転職活動することは避けたほうが良いと思います。

転職活動を終えて

私はある程度の大学を卒業して名の知れた大手企業に入ることが幸せな人生だと思って生きてきました。そのため将来その会社で具体的にどうなりたいかまでは考えもしませんでした。今思えばなんて浅はかな考えだったのだろうと恥ずかしくなります。しかし今回転職を意識することで、自分は将来どうなりたいか、何のために仕事をするのかを真剣に考え、働くことに対する意識も変わりました。転職活動は人を成長させる大事な期間だと本当に思います。

最後になりますが、転職カウンセラーの今沢さんには心から感謝を申し上げたいと思います。今沢さんのアドバイスなしでは納得できる転職はできなかったと思います。本当にありがとうございました。

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