司法試験受験から方向転換、転職にチャレンジ

No.290
  • 現職

    インターネットサービス会社 
    カスタマーサポート

  • 前職

    学習塾  講師

樋口 義宗 氏 34歳 / 男性

学歴:早稲田大学 第一文学部 文学科 卒

私は大学卒業後に新卒で一般的な就職をしたものの、司法試験受験を決意して辞め、契約社員やアルバイトをしつつ10年近く受験勉強を続けた後、断念して正社員として再就職に臨んだという特殊なケースで、一般的な転職とは事情が異なりますが、私の体験記が同じような状況の方の参考になればと思います。

私が(株)エリートネットワークさんの門を叩いた時点で置かれていた状況は非常に厳しいものでした。まず年齢は34歳、正社員としての勤務期間が短い上に転職した回数も多く、また司法試験受験を断念した後に正社員として再就職した前職の勤務期間は5ヶ月程度という転職にはこれ以上ないほど不利な条件がズラリと揃っている状況でした。


当然ながら、一般的な転職情報サイトを通してのエントリーは書類選考段階で落ち続け、全く先の展望が開けないまま前職を退職後3ヶ月近くが徒過しようとしていました。


一般的なエントリーの方法の場合、書類選考で漏れてもその理由は明らかにならないため、応募書類をどのように手直ししてよいか判らず、このままでは徒に時間だけが過ぎてしまうと考え、人材紹介会社の力を借りることを決意しました。


そもそも、私が転職活動を開始した時点で人材紹介会社に登録しなかったのは、人材紹介業に対する不信感があったからです。職歴に乏しい司法浪人のように転職に不利な状況に置かれている人材の場合、希望とは全く異なる職種を紹介されたり、志望のレベルを下げることを提案されたりという話をよく耳にしていたため、意に沿わない形で転職を決めたくないという先入観が強かったのだと思います。


しかし、(株)エリートネットワークさんのサイトの転職体験記を読み、とても親身にサポートして頂けることを知り、ここであれば信頼して相談できると考え登録することにしました。


体験記の印象通り、担当して下さった転職カウンセラーの溜池さんは、丁寧に時間をかけて私の置かれている状況や希望に耳を傾けて前向きな展望を示して下さいました。お陰で、転職活動に行き詰まり絶望しかかっていた当時の私としては、相談しただけでも心理的に落ち着くことができたと思います。

私は前職で学習塾の教室長の仕事をしていましたが、自らの適性に疑問を感じて退職し、転職先では司法試験の受験で得た法律の知識を活かしたコンプライアンス等の法務系の仕事、もしくは以前契約社員として従事していたIT系のカスタマーサポートの仕事に就きたいと考えていました。


法務系の仕事は実務経験重視の傾向が強く、司法試験経験者でも実務未経験の場合は少なくとも20代というのが一般的であり、私の場合(株)エリートネットワークさんの御力でもなかなか難しいということで、カスタマーサポートに絞ったエントリーで進めることにしました。


私は面接については昔から特に苦手意識はなく、過去に面接で落とされた経験も少なかったこともあり、初めて転職カウンセラーの溜池さんと面談した際に面接に関しては大きな問題はないとおっしゃって頂いたため、当面の課題は如何にして書類選考を通すかの一点でした。


応募書類に関しては(株)エリートネットワークさんに相談する以前に転職情報サイト等を参考にして応募の度に何度も推敲していたため、事前に用意していたもので問題ないとのコメントを溜池さんから頂き、後は(株)エリートネットワークさんのお力添え次第という状況でした。


そして5社エントリーしたうち3社で書類選考が通り、面接に進むことができました。


初めに面接を受けた会社は、書類選考の前に職務説明会に参加する機会があり、その際の質疑応答等を通して好印象を与えることができたことが書類選考に通った一因だったかも知れません。


しかし、残念ながらこの会社は一次面接を突破することができませんでした。落選の原因については応募企業から溜池さんを通してフィードバックを頂くことができ、具体的に分析することができました。今回の転職活動における大きな問題点は、私の年齢、正社員経験の短さ、転職回数、前職の勤務期間の短さであった訳ですが、それぞれについてやむを得ない事情があり、そういった企業側から見てマイナスな要因をフォローする説明に力点を入れ過ぎたことが、面接時の評価で悪く働いてしまったようです。


企業が知りたいのは自分の長所や前向きな姿勢であり、書類選考が通っている以上、もっと自信を持って落ち着いて面接に臨むべきだったと思います。


次に面接を受けた会社は、以前契約社員で働いていた職種にかなり近かったため、応募企業共通で提出していた職務経歴書に加えて、応募職種に関連するより詳しい経験職務の内容を記載した書類を添付させてもらったことが書類選考に有利に働いたようです。


前回の反省を活かし臨んだこの会社の面接は、拍子抜けするほどトントン拍子に進み内定を頂くことができ、この時点で別の1社の面接を残していましたが、迷わずこの会社に行くことを決めました。この会社の応募職種は先述の通りカスタマーサポートだったのですが、司法試験受験の経歴に目を留めて頂き、近い将来コンプライアンス部門の整備に携われる可能性があるとのことで、受験勉強も含めた今までの経験を十分に活かせる申し分ない条件だったからです。


未だかつて経験したこともない程精神的に辛い4ヶ月でしたが、このような圧倒的に不利な状況下において、(株)エリートネットワークさんの御力添えなくして満足のいく転職を果たすことは不可能だったと思います。登録・相談を始めてから約1ヶ月で満足いく結果を出すことができ、もっと早い段階で相談できていればと後悔したほどです。

一般的な転職情報サイトからのエントリーの場合、多数の募集に触れることができる反面競争率も高く、企業側の要望にマッチした経歴やアピールがなされていない書類は門前払いを受けてしまう可能性があり、また書類や面接で落ちた際の原因分析も手探りにならざるを得ないわけですが、(株)エリートネットワークさんのような優良な人材紹介会社を通せば、そうしたルートよりも有利に転職活動を進めることが可能になると思います。


更に、各企業毎の採用ポリシー等、一般では入手しにくい情報を得ることができ、自分の作成した応募書類の出来不出来や面接等で与える印象についても分析できる上、自分の強みを整理した推薦状を添えてエントリーして頂ける等、その利点は非常に大きいと思います。


ただし、一つだけ注意しなければならない点があります。それは、あくまで自分の力で転職を成し遂げるという意思を持ち続けることです。人材紹介会社はそのためのサポートをして頂く場であり、楽をして転職するためにあるのではないと思います。最後は自分次第です。


現状がどんなに不利であっても諦めない強い意志と、しっかりした転職・キャリアの方向性をお持ちの方であれば、(株)エリートネットワークさんは最良のパートナーとしてお勧めできると思います。


ご担当の転職カウンセラーの溜池さんをはじめ、(株)エリートネットワークの皆様には深く感謝しております。またこれから転職活動に臨まれる方々の御健闘を心から御祈り申し上げます。

転職体験記に記載されている氏名は、ご本人のご要望により仮名を使用している場合があります。
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