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プロデューサー
一部上場 システムインテグレーター
プロジェクトマネージャー
松木 浩二 氏 31歳 / 男性
学歴:東京都立大学 経済学部 経済学科 卒
私は2005年10月に大きなプロジェクトを終了し、新しいポジションに移った頃から転職を意識し始めました。理由は仕事へのかかわり方に対する意識の変化でした。それまでシステムインテグレーターのSE/PM(プロジェクト マネージャー)というポジションで働いていたのですが実際にはグループ会社の企画するネット系サービスのプロジェクトに参加し、システム以外にも業務構築などプロジェクトを成功させるさまざまな職務をこなしていました。
ただ、プロジェクトを成功させるために必死になって働いても外部から来ているという関係上プロジェクトの区切りで離れなければなりません。そのような中、新しいポジションに就きベンチャー案件にかかわったり、出資したファンドの投資委員会に参加しさまざまな社長の話を聞く度ビジネスの当事者になりたい、新しいサービスを自分の手で作り提供する立場に移りたい、できれば工夫や努力の結果が比較的速く出て評価がシビアなコンシューマー相手のビジネスを行いたいという気持ちになりました。
そこで、これらをどこで実現するか? 実現に向けてどう努力するか? と考えた結果として転職という選択に至りました。
転職を考え始めた際に知り合いからの誘い、スカウト(知人推薦)などありましたが、転職をする自分の市場価値を把握するためにもまずは自分で動いてみようと思いました。そこでまずは大手と金融に強い紹介会社にコンタクトしました。
大手は取り扱い件数が豊富なため状況を把握するには最適と考えました。しかし私の担当者が地頭は良い方だったのですが明らかに経験不足のため、求人情報を取得するだけにとどめました。金融系に強い紹介会社は得意分野を持った紹介会社としてのアプローチは参考になるのではないかと考えました。職務経歴書の書き方やロジカルな転職希望理由の説明方法などさまざまなアドバイスを頂き非常に参考になりましたが、事業会社の求人情報数が少なかったため本格的に活用することは断念しました。
そこで、まず自分で直接希望の会社を探し始めました。探す基準は収益源がネット広告収益だけでなく、私の予測する3〜5年後のインターネットサービスの展開とフィットする会社に絞り込んだ上で求人情報がある事業会社をリストアップし、リストの会社のエージェントとして動いている紹介会社を探しました。
そのような経緯で探していたところ(株)エリートネットワークさんが私のリストアップした会社のエージェントとして情報を提供されていらっしゃいましたので応募しました。(株)エリートネットワークさんへ登録後、複数の会社と面談しましたが、面談を受ける度に冷静に自身の問題点を修正できたことが転職活動がうまくいった点だと思います。
次に私の転職活動(特に面接)のポイントをまとめたいと思います。
・職務経歴書をしっかりと作りこむ。
・職務経歴を何パターンかで話ができるようにする。(時間:3/5/8分、内容:成功/失敗/課題、など)
・とにかく面接をおこなう。(経験が重要 お試し面接もOK)
・将来の目標をうまく伝える。(目標までのステップや展開を何パターンか話を作りこむ 図・資料も有り)
私は経歴を時系列にしたパワーポイントを面接に持参し、自分の考えや目標を相手がうまくイメージできるよう業界雑誌などを使って話をしました。面接官も採用者のことをよく知りたいので、職務経歴書だけで分かりにくい話をされるより必要な資料で分かり易く話されたほうがいいと思います。
もうひとつ大きなポイントは紹介会社である(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの安藤さんが企業側から大きな信頼を得ていたことだと思います。(株)エリートネットワークの安藤さんにはカウンセリングでお会いした時点から安心感を持ちましたが、その後いくつか受けた面接の際に企業側の方から「安藤さんの紹介だからまずはお話を聞きたいと思いました。」との発言が何度かあり、転職をフォローして頂く上では最高の方にめぐり会えたと感謝致しました。本当にありがとうございます。
今回会社を辞める際に多くの方に挨拶をしたのですが「何時でも戻って来い。」、「また一緒に仕事をしよう。」、「一緒に仕事ができて面白かった。」
などの言葉を硬く握手しながら言って頂きました。ひとつ自分の心の中に一生懸命仕事をしてきた誇りと、これからも頑張っていく根拠を作れた気がしました。
新しい会社でもまた一生懸命仕事をして自分の誇りを築きたいと思います。また、3年後・5年後にも市場価値のある人材でいるために成果を多く出していきたいと思います。それにはこれからが勝負だと武者震いをしています。