ベンチャーキャピタルから、総合商社への転職

ベンチャーキャピタルから、総合商社への転職

No.303
  • 現職

    一部上場  大手総合商社
    リスクマネジメント職

  • 前職

    一部上場  金融系ベンチャーキャピタル
    法人営業職

大沢 修次 氏 34歳 / 男性

学歴:東京大学 経済学部 卒

< 転職の動機 >

私は大学卒業後に都市銀行で6年半勤めた後、ベンチャーキャピタルに入社しました。
ファイナンスや会計・法律の知識・経験を使いつつ取引先企業の事業成長の支援をしたいと思いこれまで仕事をしてきました。
ベンチャーキャピタルの仕事自体は非常に面白いものでしたが、組織力というよりも個々人に依存する部分が大きく、自分のスキルアップ並びに顧客への支援の中身については、少し限界を感じておりました。
また自らの業務内容が経営者と接し経営に携わる仕事であるため、自分自身ももっと事業寄りの仕事をしたいとの気持ちが次第に強まってきました。
加えて、新興市場が低迷しベンチャーキャピタルの経営環境が悪化してきたこともあり、年齢(34歳)面によるキャリアの転換の時間的余裕も考え、転職活動に踏み切りました。

< 転職活動の初期 >

いくつかのヘッドハンターや人材紹介会社と接触しましたが、年齢や経験から金融の同職種や事業会社でもマイナーな職種の紹介が中心でした。
人材紹介会社の方は、当方の職歴をくさす方が多く、あまり愉快なものではありませんでした。
そんな中で(株)エリートネットワーク社とお会いしました。人材コンサルタントの方はコミュニケーション能力が高く、当方の考え方をきちんと聞いてくれた上でポジティブに話しを進めてくれたので非常に頼もしく感じました。
第一希望は総合商社でしたが、私の希望に沿った可能性のある会社をいくつか勧めて頂き応募致しました。

< 転職活動の実際 >

総合商社の1社から面談依頼を頂き、面接しました。
最初の面接は非常に手応えがあったのですが、1ケ月近く待たされた上に駄目とのこと。かなりがっかりしました。
ただ同社の他部門で再選考してもらえることになり、改めて面接に臨みました。
今度は無事通過して、合計3回の面接で内定を頂きました。
他の会社もいくつか受けましたが、選考の仕方は様々です。総合商社は選考に時間がかかると思いました。
総合商社に決めた理由としては
① 今までの知識やノウハウが活かせる
② 事業部門でこれまでにない経験ができる
③ 面談した方全員(15人会いました)が一緒に仕事ができそうな印象、が挙げられます。

< 振り返って >

30代半ばになるとポテンシャルはあまり評価してもらえず、転職活動で苦労される方も多いと思います。
私も未経験のセクターの事業部門を希望していたため、ほとんど書類選考が通りませんでした。
何が自分に出来て、何をしたいのかを明確にした方が良いと思います。
転職活動の最初から分からない人も多いと思いますが、常にこの点を念頭に置き、場合によっては修正していくべきです。
そういう意味でも良質で自分と合う人材紹介会社のコンサルタントに出会うことは、とても重要だと思います。
私も(株)エリートネットワーク社の方とお話しして、随分と頭の中が整理されました。
就職活動中も色々な情報を頂いたり、励まして頂き感謝しております。
転職活動はタイミングや運が大きな要素を占めると思います。
諦めずにチャンスが来た時にしっかり掴めるよう、事前に準備をしていくことが大切だと思いました。


※いよいよ明日入社となりました。いろいろとありがとうございました。頑張ります!

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