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法律事務所 弁護士
森田 祐司 氏 30歳 / 男性
学歴:名古屋大学 法学部 法律学科 卒
弁護士
私は、司法試験に合格後、司法修習生を経て、平成17年10月から都内の法律事務所に勤務しました。
その法律事務所は、いわゆる一般民事事件を主に扱う法律事務所で、交通事故、離婚、遺産分割、不動産関係訴訟、損害賠償請求訴訟など様々な事件を取り扱っていました。そのため、将来、地方で独立して法律事務所を経営する弁護士としての素養を身につけるには、短期間で様々な事件を取り扱うことができ、ある意味で理想的な法律事務所だったと思います。私も、当初は、地元に戻って法律事務所を開業するつもりでこの法律事務所に入所しました。
事件を依頼してくる顧客は、一般個人の方もいましたが、企業(特に中小企業)の方も多くいました。
その顧客企業から持ち込まれる事件は、契約内容に関する取引先とのトラブルや、従業員のミス等によるトラブルなどが多かったように思います。そして、このようなトラブルのほとんどは、未然に防ぐことができたトラブルでした。
このようなトラブルに関する訴訟事件を取り扱うたび、私は、「トラブルが生じるよりも前に(その企業に)関与することができてさえいれば、そのトラブルを未然に防ぐことができ、企業の損失を抑えることができるのに」と思い、その気持ちは徐々に強くなっていきました。そして、企業の予防法務に直接携わることのできる、企業に入ることを考えるようになっていきました。
もっとも、最近でこそ企業内で働く弁護士が増えてきたとはいえ、私の周りでは、企業内で働く弁護士の知り合いは全くいませんでした。そのため、どのように就職活動をすべきなのか全く分かりませんでした。
そこで、まずは、弁護士会のホームページにアクセスしたりインターネットで検索したりして、企業内弁護士の就職に関する情報を収集しました。
そのような中で、(株)エリートネットワークのホームページにたどり着きました。
私は、人材紹介会社の存在そのものは知っていたものの、弁護士の転職について取り扱っている人材紹介会社が存在することまでは知らなかったので、弁護士の転職についても取り扱っている(株)エリートネットワークに興味を持ちました。そして、一般企業への就職活動などしたことのない私にとっては、1人で就職活動をするよりも、転職のプロからアドバイスをもらいながら転職活動をしたほうが間違いのない判断ができると思い、 (株)エリートネットワークに転職活動のサポートをお願いすることにしました。
すると、メールで申込みをしたその日のうちに(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの高橋さんから電話があり、すぐに面談日時が決まりました。とても対応が早かったと思います。
今から考えると、担当のカウンセラーの高橋さんには多くの迷惑をかけてしまったと思います。なぜなら、当時の私は、ただ漠然と、一般企業で予防法務に関する仕事に携わりたいと考えていただけで、具体的な業種・職種についてはほとんど煮詰めていなかったからです。
しかし、担当カウンセラーの高橋さんは、このような私に対しても、それぞれの業種・職種について一から丁寧に教えて下さいました。
また、私が転職先候補を決めるにあたり「私の性格やメンタリティと企業の雰囲気が合っているか」という点を重視して下さいました。私自身も、会社や上司との相性というものが転職に際してとても大事な要素だと考えていましたので、「私の雰囲気と企業の雰囲気が合っているか」という点を重視するスタンスをとっている(株)エリートネットワーク及び担当のカウンセラーの高橋さんに安心感を覚えました。
担当の転職カウンセラーの高橋さんとの面談を進める中で、徐々に自分の目指すべき道について具体的なイメージが固まっていき、また、自分が、企業の中でも特に銀行に興味を抱いていることを強く認識することができました。
担当カウンセラーの高橋さんは、面談の後すぐに、大手の銀行2行との面談を取り付けて下さいました。ここでの対応も早かったと思います。
そして、書類選考が通過して面接日時が決まってからは、平日の夜遅くであっても、また、休日であっても電話等で応対して下さり、私の面接に関する質問や面接練習などに付き合って下さいました。
担当カウンセラーの高橋さんから面接に関するアドバイスを受け、練習に付き合ってもらったお陰で、安心して面接に臨むことができました。また、転職先の細かな情報を自分で集める必要もなく、面接だけに専念することができた点も精神的に大きかったと思います。
その結果、担当の転職カウンセラーの高橋さんとの最初の面談から約2か月ほどで、無事、銀行から内定を頂くことができました。
今回の転職活動を通じて感じたことは、弁護士の企業への転職の場合であっても、人材紹介会社を活用したほうが良いということです。
一般の法律事務所に就職する場合の面接と異なり、企業へ就職する場合の面接は、面接回数が多いうえ(私の場合は内定まで4回もありました)、事前に準備をしておかないととっさに答えることが難しい質問がなされることも多いので、そのような面接経験の少ない弁護士が、何の事前情報もなく面接に臨んだとしても、なかなか良い結果が得られないと思います。そのような時に、経験豊富、且つ第三者的な立場から適宜アドバイスをしてくれる人材紹介会社の存在は大きいと思います。
また、転職を考えてから面接に至るまでの段取りがスムーズです。もし、人材紹介会社を介さずに転職活動を進めていたとすれば、わずか2か月ほどで大手銀行から内定をもらうことなどできなかったと思います。
そして、他の人材紹介会社の中でも(株)エリートネットワークにお願いして良かったと思うことは、「私の雰囲気と企業の雰囲気が合っているか」という点を重視した企業選びをしてくれたことです。転職先の仕事内容が自分に合っているかどうかも当然大事ですが、企業の社風や上司との相性などが自分に合っているかどうかも、とても重要な点だと思います。担当の転職カウンセラーの高橋さんは、このような目に見えないけれどとても大事な部分に関する情報を提供してくれたので、とても助かりました。
現時点では、まだ私は銀行に入行していないため、私の転職が成功したかどうかは分かりません。しかし、少なくとも、現状では最善の選択ができたのではないかと思っています。
転職活動に際して、担当の転職カウンセラーの高橋さんには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
以上