法務のプロフェッショナルの転職

法務のプロフェッショナルの転職

No.310
  • 現職

    一部上場 流通業 法務リーダー

  • 前職

    ITベンチャー 法務Mgr

河村 悟郎 氏 39歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 商学部 卒

はじめに

私は、この度の転職が3回目です。私は以前、ある非公開会社の法務部のマネージャーを務めていたのですが、故あって退職することを決しました。
私が転職活動を始めたのは2008年3月下旬頃で、退職予定日は5月末日でした。ということは、転職活動開始から約2ヶ月以内に次の就職先を決めなければなりません。私は現在39歳で、以前の職場は約2年間の勤務という短期の転職です。この条件が転職活動おいてとても厳しいものであることは、私は充分に理解しておりました。現に、以前のその職場への転職活動は、約半年の期間を要しました。この度の転職活動が5月末までに終了するのは難しいと考えていたのです。


ところが蓋を開けてみると、約1ヵ月後の4月下旬に、「この法務部で是非仕事をしてみたい。」という会社から内定を頂くに至りました。今にして思えば、私のこの転職の成功は、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの高橋さんとの出会いなしには語ることが出来ず、そして、この経験が少しでも皆様のお役に立つことが出来ればと、僭越ながら、ここに私の転職体験を記させて頂くことにしました。


以下、この度の転職活動で特に大切だと感じたことを項目に分けて記させて頂きます。

アドバイスをしっかり聞く

最初に(株)エリートネットワークの方にお会いしたら、まず、自分の学歴・職歴を伝えることになると思いますが、その後、その方から様々なアドバイスがなされると思います。そのアドバイスは、しっかり一言も漏らさないように聞きましょう。
私は過去、数社の大手人材紹介会社を利用させて頂いたことがありましたが、(株)エリートネットワークさんほど、私のことを細かく分析し、アドバイス頂いたところはありません。私は、ご担当の転職カウンセラーの高橋さん以外の方にはお会いしていませんが、(株)エリートネットワークさんは、一つ一つの案件を非常に丁寧にご対応されている印象があります。そこでのアドバイスは、他の人材紹介会社ではなかなか得られないものと思います。しっかりメモを取ったりして忘れないようにしましょう。
その中で私が特に大切だと感じたのが、社会における自分の位置についての助言です。自分は世の中で、他の人と比べて、どの程度の経験・スキルがあるのか、もっと言えば、他のビジネスパーソンと比較して上か下か、ということです。この自分の位置は、時として耳の痛い話になるのですが、ここは冷静に自分を知り、理解するために、しっかり聞き、受け入れましょう。
その後、自分には何が足りないのか、どういう環境が転職先に適しているのかというアドバイスに移るはずです。自分の将来のキャリア設計で、今後どのような方向に進めば良いのか、そのためにはどのような職場が良いのか、(株)エリートネットワークさんとの会話でこれを理解するようにしましょう。

面接の事前準備はしっかりと

私は、殊、面接については、事前準備がほぼ全てと感じております。
私の考える事前準備は、その会社の事業内容・業務内容をしっかり理解すること(これも(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの高橋さんのアドバイスでした。)と、普段の自分をしっかり表現できるように、今まで行ってきた仕事内容・職務経歴書の内容を、今一度頭に叩き込むことです。
勘違いしないで頂きたいのは、事前準備を完璧にすれば全ての会社から内定がもらえる、という意味ではありません。これも(株)エリートネットワークさんのご助言なのですが、大切なのは、次の転職先は自分に合った環境・社風を選ぶことです。
転職活動中は非常に不安定なので、とにかく早く内定が欲しいと感じることは否めないのですが、そこはどうか冷静になって頂き、前述した通り、自分には何が足りずどういう環境に進めば良いかを理解した訳ですから、目先の内定にとらわれず、しっかりその会社を理解するために、まずはその会社の事業内容を深く理解することは大切です。
そして、今の自分を面接の場でありのまま表現できるように、自分の職務経歴をしっかり理解し頭に叩き込むことも大切です。過大に表現しようとすることは、私は余り賛成できません。それは焦りが出るからです。私は、面接の場では、普段の自分をそのまま表現できることが大切だと考えております。進んで欠点をさらけ出す必要はありませんが、転職活動の目的は自分に合った職場を探すことですから、自然体で余裕を持って、面接に臨んだ方が良いと思うのです。

常に感謝、そして最後まで諦めず

転職活動は、精神的な面が非常に大切です。これは、転職活動を経験した方ならお分かり頂けるでしょう。私が考える精神面でのポイントは以下の二つです。
まず、常に感謝の気持ちを忘れないこと。
人それぞれ色々な環境・境遇がありますし、私もまだまだ未熟者ですので偉そうなことは言えませんが、それでも、今転職活動出来ているだけでも有難い、新たな環境へめぐり会う機会を与えられていることだけでも有難い、そう思っておりました。
もっとも、そのように自然に思えたのは、今年、私が前厄であることが影響しているかも知れません。私の転職活動の第一歩は、川崎大師様への厄除けでした。これも担当の転職カウンセラーの高橋さんのアドバイスでした。40歳ぐらいになると、有能なビジネスパーソンであれば自分が何でも出来るように思えてくる、等身大以上に感じてしまう。自分の足元を見つめ直しリセットするためにも、一度川崎大師様へ行ってみてはと。それが、私の転職活動のスタートでした。
書類を応募できること、面接できること、その一つ一つに感謝の気持ちを忘れずにして頂ければと思います。書類不通過・面接不通過の連絡があっても、連絡してくれるそのことに対する感謝を忘れないで下さい。(株)エリートネットワークさんもそのような連絡をしたくてやっている訳ではないのですから。常に常に感謝の気持ちを忘れずに。そうすれば、会社訪問時でも、面接時でも、目の前にいる方に対して、常に誠意を持って、真心込めて、丁寧に対応することができます。


二つ目は、最後まで決して諦めないこと。
転職活動は本当にパワーがいります。面接一つでも非常に消耗します。この辺りは、私が記さなくても、皆様も痛いほど感じていらっしゃるかと思いますが、その上、書類不通過・面接不通過の連絡が来れば、その消耗は更に輪をかけることになります。時々の休息・休みは必要ですし、むしろメリハリを付けて休む時は充分休んで結構かと思います。しかし、内定をもらうことに対するモチベーションは、決して無くさないようにしましょう。内定をもらうまでは、何が何でも頑張りましょう。
私が学生の時から常に自分に言い聞かせている言葉があります。それは、「諦めなければチャンスは来る」です。転職は、手に届きそうになっても届かなかったり、全く予想していないところから近づいてきたりと、なかなか思い通りに行きませんが、諦めず活動をしていれば、いつかはチャンスが来るはずです。そして、そのチャンスが来た時にしっかりそれを捕まえるためにも、常にモチベーションを保って、「諦めない」という心構えが必要だと思うのです。

最後に

もし、今までの転職活動で大手の人材紹介会社しかご利用されていない方は、一度、(株)エリートネットワークさんをご利用されたら如何でしょうか? 私は、(株)エリートネットワークさんの社員でも何でもありませんが、皆様も感じているように、転職活動はとても難しく、厳しいものです。適切な転職カウンセラーが身近にいることは、とても心強いことだと思うのです。


また、ここの記した内容について、中にはご賛同頂けない方もいるかと思います。しかし、ここに記させて頂いたものは、今の私の正直な気持ちであります。転職活動のために不安になっている方の少しでもお役に立つことが出来れば、とても幸いでございます。

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