ＥＣ事業会社 商品部 マネジャー職
ＥＣ事業会社 ＭＤ職
竹中 麻美 氏 36歳 / 女性
学歴：理系大学工学部 情報工学科卒
小売企業(EC)に就職して数年。30代後半ともなると普通に管理職になり普通に部下がいて、そして普通に社長から直接指示が下りてくる。不景気の空気が漂ってくる中にあっても会社は順風満帆。会社の業績や将来性、職務内容にまったく不満はありませんでしたが、どうしても社長のある言動に納得する事ができず、転職を決意しました。結局仕事なんて「自分以外の人のためにどれだけ身を粉にできるか」だと思っていますが、もうこれ以上この(社長の)会社の業績を上げるために身を削れない、と強く思った事が転職を決意したきっかけです。発想や考え方等、社長から学べる事は多々ありましたが・・・。部下は上司(社長)を選べない。上司を変えるには退職するしかない！
社長退任を祈るか自分が転職するか。もちろん道は一つしかありませんでした。
毎日終電まで働いていたため、転職先を見つけるのは至難の業。自分で探す事は早々にあきらめ、人材紹介会社さんの力を借りる事にしました。ただ私はもうすぐ40歳。1社に登録すれば案件がじゃんじゃん舞い込み左団扇で会社を選べる…などという幻想は一切持てず、(株)エリートネットワークさんを含め4社に登録しました。選んだ基準は、「タイプの違う会社にする」と「口コミの評判が良い」です。
(株)エリートネットワークさんを「深く親身」と定義すると、他の3社は、
A社：とにかく案件の幅が広い。口コミNo.1
B社：派遣業務で培ったネットワークがウリ。口コミNo.2
C社：IT業界に強いという評判
といったところです。結果は、
A社：紹介案件 20件
B社：登録した翌日に「あなたに紹介できる案件はありません」のメールが届く
C社：紹介案件 1件
でした。
さて結果的に(株)エリートネットワークさんとA社にお世話になる事になりました。両社とも共通していたのは、レスポンスが早い事と担当者の応対が良い事。この2点は転職活動者にとって安心できる点です。でも、2社には違いがありました。それは「担当者のきめ細やかさ」です。
今回私は転職カウンセラーの安藤さんにお世話になりました。そのきめ細やかさに驚いたのは、面接前の助言です。
・面接官の人となり
・社長のタイプ
・会社の雰囲気(職場からなんと飲み会まで)
・想定質問
などを、面接の前日に電話でご連絡頂きました。想定質問の助言を頂けるのはまさに想定内でしたが、よもや面接官の人となりや飲み会の様子まで伺えるとは！
通り一遍の対策ではなく、会社毎に特徴をつかみ事前準備できる事はもちろんプラスです。そして想定以上のサービスは、やはり心に残ります。
職務経歴書を安藤さんにお渡しした時に1点アドバイスを頂きました。「もっとこの部分を厚く書いたほうがいいですね、ウリになります」と言われたのは、私自身この経験はあまり書かなくてもいいや、と判断した箇所でした。経験してから時間が経ち過ぎていた事、現在その技能は使っていない事から、書かないほうが良いと勝手に判断していたのです。
しかし転職カウンセラーの安藤さんのアドバイスは逆。「書くべきです。その経験は絶対に評価されます」と。
結果、面接を通過した会社に頂いた高評価は、安藤さんのアドバイス通りに「書き足した箇所」でした。私は特定分野において深い知識を持っている専門家というよりは、どちらかといえば広範囲な経験を持つ、ものすごく、ものすごく良く言えば“ジェネラリスト”タイプだったので、安藤さんはアドバイス下さったのだと思います。これぞプロの技、まさに“専門家の目”でした。
(株)エリートネットワークさんのお力添えもあり、転職先が見つかりました。この転職は吉か凶か。多分死ぬ時まで判りません。「転職する＝人生の一大事」と言わんばかりに構えてしまうとなかなか踏ん切りもつかないし、最初の一歩も踏み出せずいつまで経っても悶々と現状の位置で地団駄を踏む事になり、結局後悔して一生を終える事になりそうだったので、勇気を持って行動した事は良かったと思っています。
縁とタイミングが合えば、新しい会社に出会える。
今回の転職活動を支えて下さった転職カウンセラーの安藤さんには本当に感謝しています。 これも縁ですね。
