一部上場 大手自動車メーカー
海外マーケティング
一部上場 大手広告代理店
営業局 アカウントエグゼクティブ
山崎 綾子 氏 31歳 / 女性
学歴:学習院大学 文学部 フランス文学科 卒
英検準一級
私は大学卒業後、中堅広告代理店に正社員として入社。その後大手広告代理店に契約社員として転職、計8年間を営業とし、大手電機メーカー、飲料メーカー、通信会社などのクライアントを担当してきました。広告コミュニケーションの企画・実施を大きな予算で扱い、月の残業時間は常に120時間を超え、夢に出るほど、深い愛情をもって仕事に没頭していました。
一方で仕事をすればするほど、自分も消費者に近いところで商品やサービスを作り出していくことに魅力を感じるようになりました。このような経緯で、徐々に事業会社の外からではなく、中でより深く消費者に向き合いたいと思うようになっていったのです。その思いは日毎に強くなり、とうとう転職に向けて動くことにしました。
転職活動を始めた頃の私は自己満足的な自信に満ちあふれていました。そして豊富な求人情報を持つ大手エージェント等4社に登録し、計30社程の求人を紹介して頂きました。が、自分が挑戦したいと思える求人に出会うことができず、数社しか応募せず、そしてそれらも書類や面接で敗退することになりました。中途採用では業界経験者やスペシャリストが求められ、広告業界の営業職からの転職は非常に困難であること、更に私のように、広告代理店から事業会社への転職希望者が多くいるということ。私はこのような厳しい現実を身に浸みて感じ、最初の自信は消え、意気消沈していきました。そんな状況の中、大手エージェントからご紹介を頂き、(株)エリートネットワーク様の門を叩かせて頂いたのです。
この(株)エリートネットワークの転職カウンセラー、高橋さんとの最初のインタビューで、まずはこれまでとの大きな違いを感じることとなりました。これまでは、インタビューで希望の業界・職種を申し上げると、現状の厳しさをお話し頂きつつも、その後大まかにマッチングされた求人が検索されて送付されてくるという状況でした。しかし高橋さんは、私の経歴や、転職活動の過程、転職理由などを実によく聴いて下さった上で、広い知見と豊富な経験で、『この会社のこんな職種の求人があり、そこでなら、この経験を生かせるのではないでしょうか』というような具合でアドバイスして下さりました。これは、転職カウンセラーの高橋さんの力量は言うまでもなく、(株)エリートネットワーク様の事業スタイルが、この本当の意味でのコンサルティングを可能にしているのではないだろうかと思います。(株)エリートネットワーク様の求人案件は、転職カウンセラーの方が直接企業から求人情報をヒアリングされ、転職希望者に情報提供をされるとのこと。だからこそ転職カウンセラーの方が一つ一つの求人に精通され、企業から求められている人材、能力を正確に把握された上で、転職希望者にアドバイスができるのだと思います。
私もこれらのアドバイスで、自分の知識と思い込みだけで逆に自分の進路を狭めてしまっていたということを実感し、もう一度自分の進むべき道を深く考えることができ、諦めかけていた転職活動を再度始めることができたのです。
インタビュー後10社の求人情報を頂きましたが、自分が挑戦したいと思える求人ばかりで大変驚きました。とはいえ現実はやはり厳しく書類が通過するには大変苦戦し、その度毎に転職カウンセラーの高橋さんからは励ましの言葉を頂きました。そんな中、ある夜高橋さんからお電話を頂き、その日に到着したばかりの一部上場自動車メーカーの海外マーケティング本部の求人案件を投げ掛けて頂きました。高橋さんと相談し、その場で応募することを決めました。その後無事に書類選考を通過し、面接の日程が決まった際、面接に向けて準備をしておいたほうがいいことを伺ったところ、『自分の言いたい事を簡潔に、明るく元気にお話し下さい。そして、前日には自分がお話ししたいことを何度か復唱しておくといいですよ』とアドバイス頂きました。また様々な視点での企業研究のヒントを頂けました。
結果的に数社に面接の機会を頂きましたが、高橋さんのアドバイスを参考に進んでいくことができ、お陰様で最終的に最も強く希望をしていた一部上場自動車メーカーから内定を頂くことができました。
経験者が圧倒的に有利な中、経験者に匹敵するために、自分の経験を棚卸ししました。私は広告コミュニケーションの構築が自分の強みであると思っていたのですが、棚卸しをしてみると、あるクライアントの企業内研修や顧客満足度向上プログラムの構築を行っていた経験が実はアピールポイントになるのではないかということに気づきました。実際に、その点を評価して頂き、内定を得ることができました。
また棚卸しでは、成功も失敗も思い出し、自分がどう思い、どう行動してきたのかを時系列的に整理しました。そのことで、自分の経験はそれ以上でもそれ以下でもなく、誰が何と言おうと自分の経験であるということを改めて認識できました。
私が受けた数社の面接で必ず聞かれたことは、
・ どんな成功経験があり、それはどのような成果があったか?
・ どんな失敗経験があり、そこから何を学び、次にどう生かせたか?
・ チームで仕事をする上で、どんなことを大事にしてきたか?
などでしたが、面接官の方の姿勢が厳しかろうと、偉い方であろうと、言葉に詰まることなく自信を持って自分の言葉で伝えることができました。
企業研究については、私の場合、職種は絞り込みましたが業種は絞り込んでいなかったので、多岐に渡り全てを細かく研究するのは時間的に不可能でした。とはいえ、最低限の研究は必要なため、応募先企業のホームページはくまなく読み込みました。特に最高責任者の事業方針や挨拶のページは何度も読み、その事業方針と自分の思いが如何に合致し共感しているか、自分の経験を如何に生かせるかをきちんと話せる状態にしておきました。
上記に加え自分が一番志望する自動車会社については、徹底して研究しました。過去3年間の新聞/雑誌などの関連記事や調査データに目を通し、膨大な数の関連書籍を読み、自分の意見をまとめました。また、実店舗にも足を運び、良い点、改善すべき点、こう改善すべきということも考えましたし、実際に面接でお話し致しました。
今思うと、これらの企業研究は自分自身の中での志望する気持ちを高め、その思いをまっすぐに伝える上で非常に有意義だと思います。
(株)エリートネットワーク様に、転職カウンセラーの高橋さんに転職活動をサポートして頂いたことは、本当に幸せなことだと思っております。
あの時のインタビューがなければ、今の私はなかったと確信しております。
本当にありがとうございました!