JASDAQ上場
インターネットプロモーション関連事業会社
経理担当
東証一部上場
(株)アーバンコーポレイション
経理部 連結課 連結経理・開示業務
吉田 貴一 氏 26歳 / 男性
学歴：横浜国立大学 経営学部 会計情報学科 卒
日商簿記検定1級
2008年8月中旬、勤務していた会社が民事再生法の申請をしました。もしかしたらスポンサーがつき、残れる可能性もある、でも転職をした方がいいかもしれない。この日から静かに転職活動は始まりました。
私は、国立大学卒業後、辻の調理師学校に行き、まる1年間料理人としてカウンターでお客様に料理を提供していました。その後、経理の道に進んだというかなり変わった経歴です。そして現在の会社では、経理部連結課に所属し、連結業務、開示業務を担当しています。
メンバー3人でグループの約140社。業務改善の成果が現れ、繁忙期の業務量も入社時に比べて半分に削減、入社後半年での昇格。仕事には自信があります。
でも書類選考が全然通らなかった。
当時25歳、経理実務経験1年半、なのに、既に転職歴2回、しかも異業種。
確かにこの経歴を見たら、経験も少ないし、すぐ辞めそう。だれもがそう思う。
「経験年数ってそんなに大事？？実際、成長意欲を持って1年もやればできると思うし、実際連結に関しては全てできるって断言できる。ただこなすだけではなく、改善案も実行してきたつもり。」そう愚痴をこぼしつつ、会社の先輩に相談している中、紹介してもらったのが(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの杉本さんでした。9月の終わり頃だったように思います。
実際に活動を始めて、最初に紹介してもらった会社ですぐに内定をもらいました。先方の管理担当役員の方は、杉本さんのことをよく知っており、私の事情や経歴も事前にしっかりと説明済みでした。私の経歴をプラスに捉えてくれていましたし、会社としても素敵なとても魅力的な会社でした。
だから本当に、最後まで悩みました。でも、仕事内容、条件面でお断りしました。
その後、何社か面接に行きました。内定をもらっても納得できる会社はありませんでした。
そんな中、12月中旬に会社の清算が決まり、併せてまわりの雇用状況も悪化。すごく厳しい状況になってきました。
退社が確実となり、転職活動のペースを上げたのもこの頃です。
書類通過して面接に行ける確率は、(株)エリートネットワークさんの場合他のエージェントよりも断然高いと思います。
杉本さんが、応募先企業にうまく説明して頂いていることやお互いのニーズに合った企業を紹介して頂いていること、そして、何よりも、「こういう会社でこういう求人案件がありそうだけど、どう？？」とほぼ面接の予約を取ってきて下さることもあったことなどが要因なのかなと思っています。色々な会社を見ることができて本当に感謝しています。
書類さえ通過してしまえば、後はお互いの相性だと思います。
面接対策として、HPや有価証券報告書等の読み込みと必ず聞かれる事柄を事前に紙にまとめるということをしていました。まず前者は、会社の理解はもちろん、開示資料を見ることで経理としての業務イメージを掴むために行っていました。そして後者は、冒頭で必ず話す自己PRを含めた経歴説明、志望動機、業務ポリシー、自身の強みと具体的な成果、辛い仕事と打開策、どんな貢献ができるのか、将来像、質問事項等を準備していました。アピールポイントとそれを支える具体的なエピソードをいくつか論理的にまとめておくことで、面接官が突っ込んできた時に的確に答え、強みなどの自己PRにつなげ、自分のペースに持っていくことができたと思います。
やはり、候補者を経験年数で見てくる会社は多いという実感はあります。ただ、そういう会社は入ったとしても自分には合わない、と思うようになりました。お互いの相性は大切です。実力主義の会社で伸び伸びと仕事をして、結果を出して、認めてもらえばいいんだと考えています。
新しい職場となる会社は、上場している連結子会社を持っている親会社で、合併など企業再編の動きも活発で、変化も多く、経理としてレベルの高い経験ができそうな会社です。実力主義で伸び伸びとできる環境だと思っています。現年収が同世代に比べて高過ぎるので、最初の年収は下がります。でも、変動レンジの大きい会社なら、結果を出すことに対するモチベーションは高まります。是非頑張って結果を出し、まずは「できるヤツ」と印象付けることを目指します。
このような厳しい経済環境の中で、無事転職を決めることが出来て、(株)エリートネットワークさん、特に転職カウンセラーの杉本さんには感謝しています。結果として約五ヶ月という長い間、お付き合い頂き、本当にありがとうございました。人との出会い。今後も良い関係でいられればと思います。
