一部上場 金融サービス&アウトソーシング会社
CIO補佐
大手事業用不動産仲介サービス会社
社内IT統括責任者
添島 信章 氏 42歳 / 男性
学歴:国立愛媛大学 農学部 経営農学科 卒
私は、元々新卒で大手の事業用不動産仲介をメインで行う会社に就職し、その中でも約19年間ずっとIT畑で勤務しておりました。最終的には会社全体のIT統括を行うポジションを任され、経営をITで支えるという役割に満足した状態でおりました。しかし、3年前に米国の不動産大手会社と経営統合してから、それまで自分たちが拠り所とし、また大切に育んできた価値観が序々に変わり始めた事から、経営のやり方やその方向性に疑問を持ち始めました。
そうなると、フラストレーションを抱えたまま業務を行う事になり、そうするうちに、世の中にはもっと自分が役に立てる企業があるのではないか、このまま我慢してこの会社で働くよりも、もっと自分も回りも楽しんで仕事を出来る環境があるのではないか、と、どんどん思うようになりました。そのような環境下で、とうとう会社がリストラを始め、そのやり方等に、やはり不満を強く覚えた事から、自ら、希望退職をお願いしました。
人生で初の転職活動になりましたが、活動を始めた当時も今も、転職市場の状態は惨憺たるものでした。
しかし、自分は大丈夫、と少し高をくくっていた部分も正直ありました。なので、始めはインターネットで求人検索を行い、希望職種を探し、色々見ていましたが、そうするうちに、そもそも、希望する職種の求人ポジションが非常に少ないという事が解り、少し危機感を覚えました。また、ちょうどそのタイミングで大手ITベンダー・外資系企業等も次々とリストラを行い始め、市場に転職希望者が急激に増えた事により、1つの募集ポジションに、30以上の応募が殺到するような状況に至り、これは、と思うところに急いでいわゆるレジュメ(履歴書・職務経歴書)を送り、数社の人材会社の方と面談をし、自分を売り込み始めました。
人材会社での面談について、問題はなかったものの、人材会社はどれだけ見栄えの良いレジュメを揃え、募集企業に送るか、ということになる為、中々面接まで至る事が難しく、面接に進んだとしても希望のポジションについては、人柄やその企業の経営者と合うかどうか、という事もあり、なかなか内定を頂くまでには至りませんでした。一旦、希望するポジションから断られると、そのポジションを紹介した人材会社からは、ほとんどと言ってよいほど、その後の連絡は途絶え、こちらから状況を確認しなければならない状態となりました。
そのような状況だった為、これはもう、時間は掛かるがじっくりとやるしかないか、と考えていたところ、妻が以前転職する際お世話になった、(株)エリートネットワークの松井社長に連絡を取り、直接お会い頂くことになりました。面談時、1時間以上かけて、何故この状況下で転職するのか、そもそも何が強みでどういう事を今後やっていきたいか等を丁寧にヒアリング頂き、また現在の転職市場の状態をご説明頂き、これは、と思える企業があれば早く決める方が良い、等のアドバイスを頂き、最後に全力でサポートする、という力強いお言葉を頂き、少し心強く感じました。実際、その言葉のとおり、面談のすぐ後にお電話を頂き、今回転職した会社を紹介頂きました。その後、何度か現在の会社の社長や担当者の方ともお会いし、私という人物を良く見て頂き、私も希望していたポジションにマッチしていた為、迷う事無く、当会社に就職する事を決断しました。実際に紹介頂いてから3週間程度で確定しました。
松井社長はさすがに優良企業のマネジメント層とのコネクションが豊富な方で、転職した企業以外にも、有名どころの企業のITマネジメントポジションを複数、ご紹介頂きました。また、面接の事前に私という人物をかなり良く先方企業に売り込んで頂き、その後、実際に私が当該企業の面接を受け、その後、私から松井社長に電話にて連絡し状況や感想をタイムリーに報告し、それをまた松井社長が先方企業に対してフォローする等、うまくコミュニケーションがとれ、きめ細かく対応頂きました。そのお陰もあり、たまたま、一番初めにご紹介頂いた一部上場企業に、無事転職する事が出来ました。
先に退職を会社に申し入れした事もあり、年末になるに従い、転職市場の状況も悪化の一途をたどる中で精神的には少しきつかったのですが、松井社長のパワーと機動力には実際、舌を巻く思いです。最終的には、希望どおりの転職が決まり、とても嬉しく思っています。今後、転職先企業でも努力を続けて会社を良くしていくことに最大限励んでいきたいと思います。(株)エリートネットワークさんには本当に色々とサポートして頂き、感謝しております。この場をお借りして御礼申し上げます。