SEの転職 キャリアプランが明確に

SEの転職 キャリアプランが明確に

No.355
  • 現職

    一部上場企業100%出資 
    ポータルサイト運営会社  SE

  • 前職

    ECサイト運営会社  SE

渋谷 龍太 氏 31歳 / 男性

学歴:千葉工業大学 工学部 工業経営学科 卒

転職に至るまで

私は大学卒業後、独立系ソフトウェア開発会社に入社し、プログラマーとして5年間働いていました。会社の仕事の受注形態が2次受け3次受けという形態が多く、今後よりお客様に近い立場である上流工程に携わることが難しい為、転職しました。
次の会社はインターネットショッピングサイトを運営している会社の社内SEとして自社サイトの開発を企画立案から設計、開発、リリース、保守運用まで、システムの一部分ではなく全体に携わることができ、また、前職ではできなかった上流工程にも携わることができ、仕事内容としては満足のいくものでした。


しかし、仕事量の割りに社員が少ない会社であり、開発を行いながら日々のシステムの運用等も行うこととなり、毎日終電で帰宅。深夜もトラブル対応が発生したりと、多忙な日々が続きました。そんな生活が続きいつの間にか30歳となり、今後結婚や家族が増えた時にこのような生活で良いのだろうかと不安を抱き始めました。とは言え、転職活動をするにも平日は全く活動する時間も心の余裕も無かった為、次の会社を決めずに退職しました。

転職活動開始

会社を退職後、今までずっと忙しく働いていたので3ヶ月程度リフレッシュ期間ということにし、旅行や趣味を楽しんでいました。ようやく転職活動を始めた頃にはリーマン・ショックで急激な景気低迷となり、求人が激減してしまい非常に焦りました。求人サイトの求人数も減少し求職者同士の競争も厳しくなりました。


そんな時前職で先に転職した先輩と会う機会があり、(株)エリートネットワークの転職カウンセラー・安藤さんを紹介して頂きました。非常に親身になってサポートして頂けるということを聞き、早速ホームページ上から安藤さんを指名して登録しました。最初の面談では、転職理由や志望業界、やりたいこと、やれること、今後のキャリアプランなどを、私の中で十分に自己分析できていないところなどもズバズバと聞かれ返答に苦労した記憶があります。しかし、今回の転職で何を1番実現させたいのかが明確にできとても有意義な時間でした。

実際の転職活動

転職活動を行った期間は4ヶ月でした。最初は求人サイトや紹介頂いた求人の中から、内定を頂いたら入社したいという会社のみを厳選して応募していました。2回目の転職活動ということで、いくらか面接には慣れていたつもりでしたが、緊張してしまい面接官の顔を見て話せなかったり、伝えたいことを上手く言葉にできなかったりで、不採用の連続でした。その後、少しでも興味が持てる会社に応募し、面接を繰り返すうちに慣れてきて、面接自体を楽しむことができるようになりました。


しかし、なかなか内定を獲得することができずにいた時に、再度転職カウンセラーの安藤さんと面談を行いました。その面談の中では、「企業に入社したいという熱意が足りない」とズバリ言われました。振り返ってみると、面接でどういうことが聞かれるかなど事前の対策を主に行っており、どちらかというとテクニック的な事に気を取られていたことに気づきました。その弱点がわかってから、面接でも「この会社に入りたいんです」という熱意をストレートに伝えることができ、無事内定を頂くことができました。

最後に

今回の転職活動を通して、今一度、自分のキャリアプランが明確になったのと、企業が求める能力や私に足りないスキル・能力などを明確にできました。転職をすることが目的ではなく、入社した後が重要であるのでこれから頑張っていきたいと思います。


活動の反省点としては2点あります。1点目は転職活動をもっと早くから行っておけば良かったことです。離職期間が長ければ長いほど企業側から見てマイナスになり、早く決めなくてはと焦りも出てしまうからです。2点目は興味のある企業はどんどん応募して、本当に入社したいと思う企業に応募するまでに、ある程度面接慣れしておけば良かったと思います。


最後に、転職活動に際して、担当カウンセラーの安藤さんには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

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