再チャレンジの末掴んだ、IT企業の社内SEへの転職

再チャレンジの末掴んだ、IT企業の社内SEへの転職

No.357
  • 現職

    モバイル向けコンテンツプロバイダー 社内SE

  • 前職

    健康食品会社 社内SE

林  武 氏 27歳 / 男性

学歴:東京スクール・オブ・ビジネス 
ビジネス情報処理学科 卒

過去の経歴と転職に至るまでの経緯

私の出身地は中国の北京です。高校ではプログラミングを学び、卒業後に中国の大手家電量販店で数年間パソコン販売の仕事をしていました。その頃から日本が好きだったので日本語を勉強し始め、やがて博物館の日本人向けガイドに転職しました。
日本語とシステム開発のスキルをもっと高めたいと考え「日本に留学しよう!」と決意。そして2003年に来日。始めは専門学校に通っていましたが、知人の紹介で健康食品会社の社内プログラマーとしてアルバイトをさせて頂けることになりました。
最初は学生ビザによる就労時間制限のため、1週間に28時間のみ、アルバイトとしてしか働けませんでした。専門学校を卒業するのと同時に学生ビザを技術ビザに切り替え、同社の正社員として登用して頂くことができました。五年間、下流工程を中心に学びながら業務を行っておりましたが、もっとスキルを上げたい、もっと上流工程に関わりたいという気持ちから転職を考えました。

就職活動

半年前から転職サイトに登録したり、大手メーカーサイトの採用欄を検討したりして転職活動を進めていました。初めての転職活動だったので全てが試行錯誤で、人材紹介会社を利用するのは考えたことすらありませんでした。そんな折、偶然とも言えるのですが(株)エリートネットワークさんと出会いました。そして、担当して頂いた転職カウンセラーは小池さんという方です。
小池さんは自分に合う案件をたくさん紹介してくれ、私が気に入った案件それぞれに対してアドバイスをして下さいました。
その中で書類選考を通過して面接に進めた企業は一社だけでした。外国人向けの求人が少ないのと不景気による人員削減という逆風の状況の中、一社面接が入っただけでも奇跡としか言いようがありません。
面接の時にプログラミングのテストがあると小池さんから伺っていました。技術面のテストであれば自分のスキルなら大丈夫だろうと思い、過去に自分で作ったサイトの仕様をもう一度復習しただけでしたが、本番の時にはなぜか緊張してしまい制限時間内に思うようにプログラムが書けませんでした。
その結果、来た結果は不採用。

今年2月、その会社がもう一度SEの求人を出しました。転職カウンセラーの小池さんからその知らせを聞いてすぐに応募した所、なんともう一度面接に来てほしいと連絡が来たのです。前回のような失敗はすまいと思い、しっかり対策をした上で2月中旬に面接へ。以前の面接でかなり詳しく話したので、今回は技術担当の方とだけ話し、簡単なテストを行いました。前回のテストの時と違い、今回は十分に自分の力を発揮できました。
2月末頃に結果の連絡がありました。また不合格だろうとほとんど諦めつつ小池さんの電話に出ましたが、「おめでとうございます」と聞いた瞬間、本当に嬉しく、同時にほっとしました。長い戦いはこれで終わりましたが、勝負はこれから、4月から新しい会社での仕事が始まります。

就職活動を終えて

内定日から退職日までわずか一ヶ月しかないので、これから早速引継ぎに取り掛からないといけません。引継ぎの量が多くて大変ですが、現在の会社を円満に退社して4月から良いスタートを切りたいと思っています。 これからはより技術力を高め、積極的に上流工程に関わりたいです。そして周りから頼りにされる存在になるのが今の目標です。
新しい会社は設立して間もないモバイルのベンチャー企業です。その為、会社が社員一人一人の成果に比例して成長して行くのを実感することができます。会社の成長に自分の力を注げること、またそれを実感できることが私にとって一番のやり甲斐です。

最後に

担当カウンセラーの小池さんを始め、(株)エリートネットワークの方々は、この人材紹介という仕事を単なる「業務」としてこなすのではなく、転職希望者の立場に立って考えながら、心で接して下さっていると感じました。私のように外国人という不利な状況の中で有難くも満足のいく就職ができたのは、(株)エリートネットワークの皆様が誠心誠意ご尽力下さったからだと感謝しております。
本当に有難うございました。

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