エコ・物流サービス企業 情報システム担当
東証一部上場 (株)ファーストリテイリング
業務システム部 社内システム担当
横山 佑介 氏 27歳 / 男性
学歴:理工系の大学 中退
雇用状況が厳しく苦しい思いをしても、諦めず正面から向き合い取り組めば、結果が必ず付いてきます。体験記を通して少しでも読者の皆様の希望とやる気に繋がればと思います。
工学系の大学に四年間通いながらも留年、そして祖父の介護の為に中退。二年のブランクを経て、派遣社員として配属。縁あって(株)ファーストリテイリングに正社員として入社。ジーユーブランドの創立メンバーとして3年間携わる。
三年目に事業再編成があり、(株)ファーストリテイリングの業務システム部に配属されたある時に、上司から自分の将来について真剣に話す機会がありました。その時、初めて自分が環境の変化に戸惑って、ただ仕事をこなしているだけで、自分の将来の目標が漠然としていて定まらなく、気がついたら仕事に対して本気で打ちこめていなかった。
そして自分の成長スピードも落ちている事を実感し、このままでは五年後、十年後も現状と変わらないと危惧を抱き、より自分が成長出来る厳しい環境に行きたいと考え転職を決意しました。
転職活動1ヵ月目は、すぐに転職活動をするのではなく、将来像を考える事から始まりました。結果として、自分が取り組んできたシステム分野、WEB分野を生かし、五年後にはプロジェクトマネージャとして、前線に立って会社を牽引して行けるようになりたいという明確な思いを胸に秘めるようになりました。
転職活動2ヵ月目になり、求人サイトや人材紹介会社に登録し、実際に応募を始めました。そこで初めて現在の就職難について身を持って痛感する事になりました。
まず、希望する職種に対する求人が少ない事と、応募者が圧倒的に多いという事、実際に設立後間もない小さな会社の面接の場で1名の採用枠に対して130人の応募があった事は、今でも驚きの事実として覚えています。
結果私のように求人案件を選んでいるような状態では、中々採用が決まるまでに至らない状態でした。
転職活動三ヶ月目に入り、中々進まない状況に不安が募るようになり、夜も眠れない、食欲も沸かない日が続きました。その時に、自分ではどうしようもないと考え、お世話になった以前の上司に相談する事にしました。そこで、自分の活動内容と職務経歴書を確認して貰い、なぜ結果に結び付かないかアドバイスを貰い、そこから劇的に書類選考通過率に変化が現れました。
そして、(株)エリートネットワーク様との出会いに繋がったのです。
きっかけは規模が大きくなくても親身になって相談にのってくれそうな人材紹介会社をネット検索で探した事からでした。
登録からすぐに面談になり、転職カウンセラー杉本様との一カ月に及ぶ転職活動を共にする正に“戦友”との出会いになりました。中でも印象に残っているのが、離職後3ヵ月を過ぎると書類選考が通り難くなる事、ただ今の社会状況等から多少猶予があることなど、自分の置かれている状況を明確に教えて頂きました。 また残り日数が限られているので、紹介して頂いた案件について、少しでも早く書類選考の結果が出るように働き掛けて頂ける事になりました。
その甲斐があり、翌日には全ての案件の書類選考の結果を出して頂けました。結果としてプロジェクトマネージャの案件が通り、希望する自分の将来像と一致するものでした。そこから、一次面接、二次面接と事が進み、加えて杉本様から面接前には励ましの電話を頂き、面接後は企業様からの感触のフィードバックも頂き次に生かす事が出来ました。
中でも一番心に残っている事として作文提出が必要な時でした。期日まで日が無く、昼間は面接が入っていて居た為、時間が中々取れなく作文の作成が深夜に及んだ時も、その日の内に確認とアドバイスをして頂き、読み物としても通用するレベルの内容にまでクオリティを高めて頂く事が出来ました。
それが結果として決め手となり、入社条件の交渉・内定に繋げる事が出来ました。
■転職活動の反省点
① 早い段階で(株)エリートネットワーク様に相談するべきでした。
② ありきたりですが、職務経歴書は経歴だけではなく、自分の価値を判り易く明記する。
③ 離職後すぐに転職活動をスタートするべきでした。
■転職活動の成功要因
① 精神的に追い込まれても諦めなかった事
② 限界を感じたら早めに誰かに相談する事
③ 自分に合ったパートナーを見つける事
常に親身になって励まし勇気を与えて下さった転職カウンセラーの杉本様、本当に有難うございました。