薬剤師、臨床開発受託機関から、物流会社への転職

薬剤師、臨床開発受託機関から、物流会社への転職

No.383
  • 現職

    東証一部上場 名門物流企業  薬剤師

  • 前職

    CRO  データマネジメント

武田 浩 氏 33歳 / 男性

学歴:私立薬科大学 薬学部  卒
薬剤師

1. 転職を考え始めたきっかけ

私は、医薬品開発における臨床試験受託機関に勤務していました。製薬メーカーの臨床試験の一部のみを受託し、指示に従い業務を行うという立場でしたので、自身で考えた工夫や提案を行って実行できる機会が思った以上に少ないという業種としての制約や立場に限界を感じていました。
もっと発展性のある業務の中で、工夫や提案を自分自身で考え出して実行していきたいと考えたことが転職を考え始めたきっかけでした。

2. 転職活動当初、製薬メーカーを目指していたこと

就職活動開始当初は、臨床試験を主導することが出来る製薬メーカーへの転職を考えていました。
ところが、多くの製薬メーカーでの臨床開発の業務は、アウトソーシングが進んでおり、不況による就職難も重なり、求人はほとんどない状況が続いたため、少しでも多くの求人案件を得ようと登録した人材紹介会社はいつの間にか6社にまで増えていました。


現職の仕事を続けながらの長期間の転職活動に疲れ始めていた私は、製薬メーカーへの転職が難しいようであれば、より条件面の良い同業の臨床試験受託機関へと志望を下げることも考え始めるようになっていました。

3. 今まで考えたこともなかった会社との出会い

そんな時に、新たに登録を行った(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの大木さんと面談を行って頂くこととなりました。その時の面談で、まず、私の勤めている企業を含めた製薬業界にとても詳しいということに驚かされました。


面談後に転職カウンセラーの大木さんから紹介された求人は製薬メーカーや臨床試験受託機関のみではなく、今まで考えてもいなかった物流業界の大手企業からの求人で、職種は私のこれまでに培ってきた臨床現場での経験や臨床試験での経験を活かせる管理薬剤師でした。管理薬剤師という業務は知っていたものの、物流業界の知識はほとんどなかったため、企業のこと、職場環境のことなどたくさんの質問をさせて頂きました。この時の印象は、とても自信を持って薦めて下さっているということでした。


その後、同業の臨床試験受託機関への転職も含めて、何度も相談させて頂く中で、そもそも自身の転職を始めるきっかけとなった思いは、発展性のある業務の中で、工夫や提案を自身で考え出して実行していきたいと考えたからであって、同業の臨床試験受託機関への転職ではこの思いは成し遂げることはできないということに気付きました。それに対して、紹介して頂いた企業の業務には発展性があり提案を行っていくチャンスもあったことから、申し込みをお願いしました。

4. 面接を受ける前の準備

書類選考を無事通過し、面接を受けることになりました。企業研究は自身でも行いましたが、全く経験のない業界への転職であったため、若干不安がありました。面接の直前に大木さんからお電話を頂き相談に乗って頂き、疑問をある程度解決したことで、自信を持って面接に臨むことができました。

5. 面接を受けてみての感想

面接を受けて面接官の方々のお話から入社した後のキャリアパスが私の思い描く将来と高くマッチしていて、何より人事部や現場の方を含めたすべての面接官の方々が業界未経験の私に対して丁寧に説明して下さったことに魅力を感じ、この企業で働きたいと強く思いました。

6. 内定が出て今の感想

最終面接が終了して間もなく内定を頂くことが出来ました。
全く別の業界への転職となりましたが、今では、転職活動を開始した当初の志望である製薬メーカーよりも良い企業への転職ができたと思っています。


自分一人での転職活動では見つけることができなかった企業への橋渡しをして下さった転職カウンセラーの大木さんに本当に感謝しています。本当にありがとうございました。

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