外資系生命保険会社 ミドルオフィス
日系大手コンサルティングファーム
会計・財務コンサルタント
大澤 貴人 氏 29歳 / 男性
学歴:早稲田大学 商学部 卒
早稲田大学大学院 ファイナンス研究科(MBA) 修了予定
日商簿記一級
日系大手コンサルティングファームの会計・財務部門に転職して4年半、主に金融業に向けたプロジェクトに参加しました。
コンサルティングファームでは、短いプロジェクトでは3ヶ月、長いものでも1年程度のプロジェクトが多く、じっくりと仕事に取り組むことができませんでした。
仕事の内容もプロジェクトの内容によって変わるため、専門的な知識・技術を身につけることは難しく、どうしても浅く・広くといったキャリアになってしまいます。
また、短期もののプロジェクトには、消化不良のまま終了となってしまうプロジェクトもあるため、腰を据えて仕事をするといった環境にはありませんでした。
コンサルタントとして3年目を過ぎた頃から、「専門性を身に付けたい」という自身のキャリアプランと仕事内容との乖離を意識し始めました。
また、同時期に通い始めた金融工学系の専門職大学院で、多くの金融業の知己を得たことも転職のきっかけとなりました。やはり、事業会社では一つの部署に最低でも2〜3年は在籍するため、その専門性・知識の深さには大きな影響を受けました。
そこで、一般の事業会社・金融業で、じっくりと腰を据えて仕事をしたいと考えるようになり、転職を決意しました。
(株)エリートネットワーク様に登録を行ったのは、知人の薦めからです。
他のエージェントに比べて多くの案件を持っていること、案件の精度の高さなどの強みを持っていると伺い、転職活動を始めてすぐに登録・面談を行いました。
初回の面談では、「金融業・大手,財務/会計」という私の志向を伝え、その希望に沿った案件をご紹介頂きました。
面談前にご用意頂いていた案件にも、私の希望内容に沿った案件が多かったため、スムーズに応募まで進むことができました。
最初の応募では8社、追加の応募で2社へと応募を行いました。
しかし、昨今の未曾有の金融危機と大不況もあり、書類審査をパスすることが非常に難しく、実際に面談まで進んだものは、2社となりました。
ただ、選考に進んだ2社は、私の志向と非常にマッチしており、仕事内容もこれまでの経験を生かせる内容であったため、モチベーションを高く維持したまま面談へと進むことができました。
実際の面談の感想としては、初期の部門長(担当者)面談では、今までの業務内容・経験を問われることがほとんどでした。かなり詳細なプロジェクト内容・そこでの立ち位置など、仔細に渡った質問を多く受けました。
ただ、ここでは、そもそも私の保有しているスキルと、応募企業の求める人材とのマッチングを、(株)エリートネットワーク様に事前に行って頂いていたため、思ったよりもスムーズに面談を進めることができました。
しかし、最終の役員面談では、そういった個々のスキルや業務経験を問われることは、ほとんど無く、「なぜ20代で2度も転職を行うのか」といった、仕事に対する姿勢などを問われることが多く、コンサルティングファームという、ある種不安定な業種からの転職は非常に厳しいものがあると感じました。
結果的には、そのうちの1社から内定を頂き、入社の運びとなりました。
都合3ヶ月程度の転職活動でしたが、やはり最終の役員面談がネックとなり、非常に厳しい3ヶ月間となりました。
入社後、希望通りの企業・職務内容で働けているということもあり、非常にやり甲斐を持って働いています。このポジションをご紹介頂けた(株)エリートネットワーク様に、非常に感謝しています。
企業側の求める人材(職務経験・年齢など)と、自分の志向・職歴がマッチしているかどうかは、応募者本人にはどうしても分からない部分があります。そこは、転職エージェントの能力に大きく依存する部分であると思います。
中には、そのマッチングを蔑ろにし「数打ちゃ当たる」方式で、やみくもに案件を紹介するエージェントもありますが、(株)エリートネットワーク様には、非常に親身になって摺り合わせを行って頂けました。
この転職活動が上手くいったのも、事前に私の経歴・スキルをじっくりと分析頂き、うまくマッチする企業を見つけ出して頂けたからであると考えています。
私の転職活動にご尽力頂けたことを、(株)エリートネットワーク様、特にご担当頂いた転職カウンセラーの新森様に感謝しております。本当にありがとうございました。