燃料電池技術者、風力発電への転職、熱意が決め手

燃料電池技術者、風力発電への転職、熱意が決め手

No.401
  • 現職

    新エネルギー設備(風力発電設備)メンテナンス会社  技術部

  • 前職

    新エネルギー設備(燃料電池)メンテナンス会社  メンテナンス事業部

竹中 洋介 氏 45歳 / 男性

学歴:新潟市立 工業高校 電気科 卒

転職の動機

私の転職へのきっかけは、前職業務の業界からの撤退への話が、社内の噂でささやき始められ出したことが主な理由では有りますが、現職を転職先として定めた理由は、某経済情報新聞のひとつの記事がきっかけでした。

今回の転職先に選んだこの業界は、これからのエネルギー問題を議論していくうえで、なくてはならない業種で有る半面、運営に際し、幾つかの問題が取り沙汰され撤退の決定をした企業も多い中で、別の活路を見出すべく新たな工夫を凝らし、より良きものにして行こうと前向きに取り組んでいる企業もまだ数社存在し、人材を求めているその記事に心動かされ転職を考え始めました。

(株)エリートネットワーク殿への登録

転職のきっかけとなった、その新聞記事を頼りに情報収集を始めたところ、インターネットのweb上で、新聞記事上の人材を求めている企業の求人を仲介している、(株)エリートネットワークを知ることとなりました。

web上にて登録が出来るとのことで必要事項を記入し登録した数日後、今回お世話頂いた転職カウンセラーの岩川さんより連絡を頂き、正式な形での登録と顔合わせのため、同社の有楽町の本社ビルにて同氏との面談に臨みました。

私はその面談の席で、過去に携わったこれ迄の業種の経験内容とか、苦労した点や自分の想いの話をさせて頂きました。

自身の想いのような個人的な話は、事務的に淡々と聞き流されると思っていたその先入感は、岩川さんの興味深く熱心に聴いて頂いたその対応姿勢に消し飛び、この方なら、何でも相談できると確信しました。

思わぬ障害

本登録も終え、転職先企業の情報を頂き始めた頃、運悪く自身が被害者側での交通事故に遭い、手術を伴う入院生活を余儀なくされることとなりました。

そんな状況に於いても、岩川さんは、その後の情報や同業種の別企業の求人のお話や異業種の中からも技術に関連の有る(ちなみに私の転職希望業種は技術系職種)企業のお話まで情報提供頂け、それは転職には厳しい年代の私でも必要としてくれる企業が有るということが、とても励みになり、また何かと不安な転職活動中に安心感すら与えてくれました。

幸いにも、入院期間は1カ月余りで退院を迎えることが出来ましたが、その後の機能回復訓練(リハビリ)の日々のなかでの転職活動となりました。

紹介から採用まで

新聞記事上に有りました企業にアクションを取って頂きましたが、残念ながらその企業は採用にあたっての第一条件が年齢に有り、あきらめざるを得ませんでした。

ですが、先にも話で触れた、同業他社数社の求人のお話を岩川さんは取りつけて下さり、その中で東京に本社を構える一企業に目標を絞り、アタックを開始しました。

初回の面接では、入社希望する業界への自身の想いと以前同業界にて携わった経験内容を、自分自身の飾らない言葉で伝えました。
企業側からは達成必須としている目標と、それを達成するために必要としている人材像、そして具体的な業務内容にまで踏み込んだお話を頂きました。

その中には、自身の携わった経験のない業務が大半を占めていましたが、そこは技術バタ一本でこれからもという視野の狭い考えは捨て、“是非、私に任せて下さい”という率直な気持ちを企業側に伝えました。
初回の面接から次のステップに進めるまでの2週間はとても長く思えました。

次のステップは2次面接とSPIテストの受験という案内を頂き、半月後に臨みました。

2次面接は、企業のトップ自らの面接の席となり、その面接の内容は初回の面接で提示された要求業務に対し、“あなたは応えることが出来ますか?”と問われている内容とも取れる内容であったため、初回の面接同様に自分の想いと、要求に対し“やれる”といった意思を伝えました。

面接後は、SPI試験も受験しました。この試験についてはHowto本が多数出版されておりますので、御説明の必要も無いとは思いますが、筆記試験が有る場合はなめてかからず、十分な事前準備を行うことをお勧めします。

正直な話、採用内定の結果を頂くまでは落ち着かなかったのも事実ですが、2次面接では、自分自身の想いを伝えることが出来たので、これでダメなら企業側に見る目が無いと考えられる余裕すらありました。

転職活動を振り返って

私は幸運にも、一社目で(株)エリートネットワーク殿にご紹介頂いた企業への入社が叶いましたが、まず、面接においては、その業界への自身の想いの中に、その業界において自身はどの様な存在になりたいのか、またその達成のためにどの様な努力や啓発をしていこうと活動しているか(または動き出そうとしているか)を、自身の言葉で表現することが出来なければ、企業側は具体的な話すらしてはくれず、一体あなたはどういう人間なのかを探る質問ばかりされ面接時間を終えてしまうでしょう。

まずは、企業側に業務面に突っ込んだ話を引き出させるのが第一だと思います。
しかし、企業側からは、必ずしも自身が希望する業務の内容を提示してくれるとは限りません。

ですが、希望の業務内容が提示されなくても、企業側の提示に対し難色を示す言動は絶対にダメです。むしろ、その業務に対し熱意が伝わるくらいの勢いが無ければなりません。いずれは、その経験した業務は別の形で必ずプラスとなって自身の幅を広げてくれます。

入社を希望する企業に入ることさえ出来れば、自身の思い描いている携わりたい業務は、先々自身で作り出すことが出来ると私は考えます。
私は、この数々の転職体験記を執筆されていらっしゃるそうそうたる一流どころの御出身の方と違い、たたき上げられ者ですが、この年齢でも希望業界への転職が叶いました。

転職先の現業務は必ずしも希望した内容の業務では有りませんが、自身で提案するチャンスが有ると考えると出社するのも楽しいと思えます。

あなたにも出来ます。あきらめないで。

最後に

(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの岩川さんには、転職先企業からの内定を頂いた後も、自身が退職する企業との間のトラブルの解決のための時間を確保して頂くために、転職先の企業に対して私が不利にならないようにご配慮頂き、時間の確保をして頂くなど、柔軟な対応を頂いたことなど感謝は尽きません。

(株)エリートネットワークは、転職を希望するあなたの頼りになる相棒になりますよ。

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