外資系理化学機器メーカー ロジスティクス担当
大手国際運輸業 カスタマーサービス担当
上田 篤志 氏 30歳 / 男性
学歴:私立 芸術大学 造形学部
工芸工業デザイン学科 卒
前職は国際宅配便のカスタマーサービスにて、貨物追跡の業務に就いていました。グローバルでは大企業でしたが、日本は枝先の一支店に過ぎなかったうえ、外資系特有の厳格な縦割りと業務の細分化が図られており、業務の権限もかなり制限されていたと思います。またリーマンショックもあり、社内公募のチャンスも限られていました。そして30歳を迎え、自分自身に必要とされるスキルや経験が不足している自覚があり、将来への焦りを感じ始めていました。毎日、A地点からB地点への荷物の移動を見守る日々。物流のプロフェッショナルになるには多くの経験とチャンスが必要ですが、そこにはありませんでした。
まず自分に必要な転職要件とは何か、よく考えました。未経験職種の求人も探りましたが、条件面で前職をかなり下回ってしまうため、結局は前職経験を活かせる職種にまず絞りました。前職が国際運輸業になるので、「物流」がキーワードになり、そこにいくつか希望条件をつけました。その条件とは
[1] 物流面で専門性の高い商材を扱う企業
[2] 前職で触れなかった物流ITシステムを活用している企業
[3] 大企業ならではの一つの仕事だけをするポジションではなく、広範な業務に触れられるポジション
[4] 前職並みの待遇
そして業界で大手と言われる紹介会社さん2社と、外資系専門エージェントの1社と、(株)エリートネットワークさんに登録をしました。各紹介会社さんから、合計で40社くらい紹介を頂きましたが、その中で自分の希望と本当にマッチする企業は僅か2〜3社でした。
他の大手紹介会社さんからは数十件の紹介がきていましたが、ほとんどが自分自身の希望とかけ離れた案件ばかりでした。そこに(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの山崎さんから、自分の希望にピンポイントな案件をご紹介頂きました。それも偶然マッチしていた訳ではなく、求人票として掲載される前の案件を、先方企業から直接ヒアリングをしたその日の内に、お電話にて迅速にご紹介して頂けた上、既に「例えばこういう経験をお持ちの候補者の方ではどうでしょう?」と名前を伏せた上で先方にうまく打診頂いており、興味を持って頂いているという幸先の良いスタートでした。
転職カウンセラーの山崎さんの迅速なご紹介によって、同時に選考を受けたライバルより、常に先に選考が進み、山崎さんの物腰の柔らかいフォローもあり、とてもスムーズにこの案件だけが進みました。面接の各段階に於る先方からの評価も、自分だけではとても頂けないような好評価を常に頂くことができました。
ご担当の山崎さんから、1次・2次の選考後の詳しい詳細や次の面接官から聞かれるであろうポイントなどを適時にアドバイスを受けながら順調に最終面接まで進みましたが、最終で他に有力な候補者がいることを教えて頂きました。自分の中では第一希望の企業であった為、最終で落ちる訳にはいかないし、何とか自分の価値を最終面接者(社長)に理解してもらいたいとの不安と想いから、面接前日は随分力が入ってしまい、自分自身で自分の考えが空回りしているのが判る程でした。
そこに転職カウンセラーの山崎さんから連絡があり、これまでの面接の内容で十分に評価を受けている事、またライバル候補者と自分の差別化の図り方をアドバイス頂き、見事、最終面接の場で内定を頂戴することができました。
結局、私自身ではあまりはっきりと希望条件などを人事担当者に伝えられませんでしたが、最終面接直前には給与交渉もして頂き、前職の待遇と比較し年収がアップしました。
また、先方の人事担当者ととてもスムーズ且つ密に連絡を取って頂き、まったく印象を落とすことなく、最終選考迄進めて頂き非常に助かりました。転職活動前にはまったく知らなかった、外資の有力企業をご紹介頂き、何もつまずくことも滞ることもなく内定が頂けた事は圧巻としか言いようのないサービスでした。本当にありがとうございました。