ベンチャーキャピタルの法務部からPR会社への転職

ベンチャーキャピタルの法務部からPR会社への転職

No.439
  • 現職

    PR会社  PRコンサルタント

  • 前職

    弁護士法人  パラリーガル →  ベンチャーキャピタル 法務部

萩原 結香 氏 28歳 / 男性

学歴:法政大学 法学部 政治学科 卒

☆転職の経緯

私は、学生時代から司法試験を受験していました。「どうしても法曹になりたい!」という思いよりも、「ずっと働いていきたいし、自分に選択肢のある人生を送りたい。そのためには、何か資格があれば強いのではないか」という考えの下での受験でした。
4回の受験、全て合格できなかったものの、法律の勉強をしてきたし、それしか自分が企業にアピールできるポイントがないと思っていたため、就職してからも、法律事務所→ベンチャーキャピタルの法務と、法務畑を歩んできました。
しかし、心のどこかでは、法務の仕事をしている自分に、不完全燃焼感を持っており、「これでいいのかな?」という疑問と常に戦っていました。
かといって、「これがやりたい!」と明確にやりたいことがある訳でもなく・・・・・
エージェントに登録してみても、やりたいことが明確でない上に、「法務はやりたくないです」という意向だけを伝えていた為、あまり「この会社に応募してみたい!」と思える会社は紹介して頂けず、「やはり、今の会社でもう少し様子をみよう」と、転職を断念する、ということの繰り返し。
3年程、自問自答を繰り返し、自問自答では埒があかなくなった、2010年の5月から、コーチングを受け、自分の行きたい道を絞るところから本格的な転職活動を再スタートしました。

☆(株)エリートネットワーク・渡部さんとの出会い

コーチングを受け、自分はPR会社に転職したいのかな、となんとなく方向性が固まってきたものの、PR会社の中途採用は、経験者採用が主。
色々なPR会社の採用ページを見ては、ため息をつく毎日を送っていました。
しかし、方向性が定まってきた今、「PR業界で3年以上の経験者」に怖気づいている暇はない!と一念発起し、自分の持っているコネクションからどうにかPR会社につながらないかと当ってみたところ・・・・・つながりました。
そして、運が良いことに、内定のお話しも頂けそうだったのですが、今度は年収のあまりの下がり幅に怖気づきました。
それでも、PR業界未経験の私を採用してくれる、その会社(以下、「A社」といいます。)の存在は、とてもありがたく、A社にお世話になろう!と心で決めては、心が折れる日々・・・・・
しかし、折角、転職活動するのだから、もっと色々な人材紹介会社をみてみよう、と考え、ネットサーフィンを繰り返した結果、大手エージェントと、ひょんなことからヒットした(株)エリートネットワークさんの2社に登録をしました。
まず始めに、大手エージェントの担当者に会いに行ってお話しを聞いたのですが、シビアな現状を告げられ、あまり紹介できる会社はないとのこと。その担当者曰く、もしPR会社に転職したいのであれば、年収が下がっても、A社にお世話になるのも、1つの手ではないかと。
現実は、とっても厳しいのだな、とその日の夜は、途方に暮れました。

そして、その2日後、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの渡部さんとの出会いの日。
大手エージェントさんで、厳しい現状を告げられたので、あまり期待はせずに、とりあえずアポイントメントを取っていたから、お伺いする、というスタンスだったのですが・・・・・
転職カウンセラーの渡部さんに、お会いして、今までの経緯を全てお話しした後、「なるほどね。A社はやめておいたほうがいいんじゃないかな。」と、一言。渡部さんのお話では、一度そんなに年収が下がってしまうと、この先再び元の年収レベルに迄上げていくことはとっても難しいことなのだと。
おそらく、私は、誰かに「やめたほうがいい」と言ってもらいたかったのだと思います。未経験で行きたい業界に行けるから、年収なんて関係ない、と自分に言い聞かせていたのですが、それでも自分の生活をかなり変えなければ対応できないことは明らかで。そんな覚悟をしていても、それでもその年収の下がり幅が、自分に及ぼす影響が計り知れず、正直、怖かったのに、それに目をつぶって飛び込もうとしていたので。

渡部さんに、そう言って頂き、かなり気が楽になったのと同時に、他の会社を探さないといけないという気合も出てきたところで、渡部さんは、大手エージェントが紹介してくれなかった、PR業界未経験でもOKという会社(以下、「B社」といいます。)を紹介してくれました。
他にも、おもしろそう!と思える会社のお話も何個かして頂きました。
少し、企業側が求める条件と違う部分があっても、「企業側に確認してみる」と、選択肢を広げられるように努力をして頂けたことが、嬉しかったです。
至急、B社にエントリーをするということと、私が興味を示した他の会社さんにも、連絡をしてみる、と言って頂き、大手エージェントを後にする時とはまったく違う気持ちで、(株)エリートネットワークさんのオフィスから帰っていきました。

☆内定までのサポート

渡部さんからは、その日のうちにB社の面接の日程の連絡を頂きました。また、他の興味を持った会社さんの情報などもその日のうちにご連絡頂き、A社へのお返事を早急にしなければならなかった私には、とってもありがたかったです。
また、その会社とは別に私が(株)エリートネットワークさんを通さずに独自で動いて面接が進んでいたPR会社(以下「C社」といいます。)もありました。そのC社に関しても情報を頂いたり、相談に乗って頂いたりし、自分の成績のために仕事をしているのではなく、本当に転職を支援してくれているのだと感じ、渡部さんを絶対的に信頼していきました。
渡部さんとは、密に連絡を取り合い、B社とC社をきちんと比較できるように、B社の面接の日程調整をして頂き、面接のアドバイスを頂き、且つ穏やかな話し方で、精神的にも支えて頂きました。
また、B社とC社の面接の準備で追われて、他の会社の面接の準備ができない状況の私の状態を察して下さり、他の会社の面接もうまく調整して頂いていたことも、とてもありがたかったです。
渡部さんのサポートのお陰で、結果的に、B社からもC社からも内定を頂くことができました。

しかし、B社もC社も、それぞれ全く違う、それぞれが魅力的な会社だったので、どちらの会社に行くか、かなり迷いました。
ここでも、渡部さんが、「その業界に詳しい別の社員カウンセラーがいるから、その人の話聞いてみる?」というご提案と、「私は、萩原さんがテンションの上がる方に決めてくれれば、それが一番嬉しい」と、ご自分の営業成績を度外視した発言をしてくれました。
そして、色々お話しを聞いた上で、熟考した結果、B社に行く事を決めました。

☆最後に

この、未経験業界への転職の成功は、一重に、(株)エリートネットワークさんのサポートのお陰だと思っています。担当の渡部さん、本当にどうもありがとう!!渡部さんがいなければ、ただただ焦って、上手く調整も対応もできず、どの会社からも内定をもらえなかったと思います。毎回、面接が終わった後に、渡部さんの声が聞けた時、どれだけ安心したことか。今振り返ると、転職が決まった時の嬉しさよりも、渡部さんと転職活動をした充実感の方が大きいような気がします。あの時、(株)エリートネットワークさんにヒットしてよかった!渡部さんと出会えてよかった!本当に、ありがとうございました。
(本当に大変なのは、転職した後ですよね!がんばります!)

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