転職活動期間中の心構えについて

転職活動期間中の心構えについて

No.43
  • 現職

    大手ゴルフ場保有会社 営業企画

  • 前職

    財閥系都市銀行 副部長

小松 則和 氏 46歳 / 男性

学歴:

転職活動を振り返って

 このたび、3カ月間の転職活動計画にピリオドを打つことができました。

 昨年11月に就職活動を開始した当初は、試行錯誤を繰り返し、不安な日々を過ごして来ましたが、(株)エリートネットワークの杉本さんに出会い、熱心なご指導を頂き、自分の志望する求人案件に巡り会え、ゴールに到着することが出来ました。

 内定を獲得出来た秘訣を一つ挙げるならば「常にプラス思考で物事を考えて行動すると共に、家族の理解を得て、規則正しい生活をする」ことに尽きます。ある意味で転職活動は孤独であり、ストレスも溜まりますが、私の場合は「転職活動期間中の目標」(除く転職活動)を紙に書き出し、実行することによって、充実した時間を過ごすことが出来ました。

 ご参考までに「転職活動期間中の目標」とは、下記の通りです。自分にあまりプレッシャーを与えることなく、気軽に実行できるものとしました。

(1)図書館を利用し出来るだけ本を読み、書籍名を記録する。また、感動した内容があれば、書き残す(3カ月で40冊読破)

(2)パソコンスクールに通い、スキル向上

(3)「1日1生」の心構えで、毎日何か1つ良かったこと、嬉しかったことを手帳に記録する

(4)ウォーキングを行い、運動不足の解消、気分転換を図る

(5)新しいものは買わず、節約する

転職活動の流れ

さて、転職活動の流れについては、以下の通り大きく3段階に分かれると思います。



1.第一段階(自己分析、目標設定、アクションプラン策定)



転職活動を開始するにあたり、まず最初に自分の「資産」(キャリア・人脈・能力)について、詳細に棚卸を行いました。いわゆる「職務経歴書」の作成ですが、特に自己分析を行う中で、自分の「売り」を強調し、「職務経歴書」を受け取った方から私に是非会って話をしたいと思って頂けるような表現にしました。そのため、「職務経歴書」の内容についてカウンセラーの杉本さんのアドバイスを頂き、応募先毎に「職務経歴書」の表現を変え、転職活動において実現したい仕事内容等の目標を設定し、アクションプランを策定しました。また、「職務経歴書」の書き方については、インターネット上の雛型も参考にしました。「職務経歴書」の他に重視した自己分析は、下記項目について具体的に回答を書き出しました。



<本当の自分とは>

(1)自分に出来ることは何か?

(2)自分が本当にしたいのは、どういうことか?

(3)自分は、仕事に何を求めているのか?

(4)自分が得意分野だと人に言えるものは何か?

(5)これから取りたい資格は何か?

(6)自分が苦手だと思う分野は何か?

(7)自分がこれから出来るようになりたい分野は何か?

(8)漠然とでも興味を持てそうな分野は何か?

(9)自分の性格のどこが長所だと思うか?

(10)自分の性格のどこが短所だと思うか?

(11)他人は自分のことをどう評価していると思うか?

<未来の自分>

(1)これからどんな人間になりたいか?

(2)これからどんな人脈が欲しいと思うか?

(3)将来の人生設計をどのように描いているのか?



これらの項目は、面接時の質問に対する答えを用意する上でも必ず役に立ちます。とにかく、自分自身で回答を作成することが大切です。





2.人材紹介会社、公的機関(産業雇用安定センター、人材銀行等)への登録、求人雑誌・新聞からの求人情報の収集



次に人材紹介会社及び公的機関にも登録し、出来るだけ多くの求人情報を集めました。人材紹介会社については、インターネットにて職務経歴書を送り、公的機関については、直接往訪し求人登録を行いました。私の場合は合計13カ所に登録し、その中で早速(株)エリートネットワークの杉本さんから「職務経歴書の内容について直接会ってお話したい」旨のご連絡を頂き、面談の上、その場で私の長所を生かせる求人先をご紹介頂きました。 並行して公的機関の「再就職支援セミナー」(無料)に参加したことによって、同じ悩みを持った方々と語り合えたこと、転職者の体験記が参考になり、その後の転職活動に弾みがつきました。

尚、登録した先についての求人情報は、概ね毎週1回更新されるので、自分でインターネットでの新着求人情報のチェックを必ず行いました。





3.面接対策〜内定



こうして(株)エリートネットワークからご紹介を頂いた2社について最終面接まで辿り着くことが出来ました。面接対策については、予想される質問について事前に答えを書き出しておくことが必要です。答えは、明確な理由や具体例を混ぜながら簡潔に出来るだけ前向きな表現とすべきです。



<質問項目>

(1)職務経歴について

(2)仕事上の実績・業績

(3)転職を決意した理由、前職で学んだことは何か

(4)志望動機

(5)この仕事を選んだ理由

(6)入社したらどんな仕事をしたいか

(7)この仕事には何が必要か

(8)仕事観

(9)将来どんな役職につきたいか

(10)過去の仕事の成功例・失敗例

(11)長所・短所、セールスポイント

(12)給与の希望

(13)一番感動したこと

(14)ほかにどんな会社に応募しているか

(15)応募先に対しての質問について(何か質問があるか)



面接のポイントは、誠実に相手の目を見て、はっきりした声でわかりやすく答え、肯定的な応答に徹し、熱意と情熱を持って自分をPRすることです。特に第一印象で勝負は決まりますので、若さを感じてもらうべく明るく、力強く答えるように努めました。

また、面接終了後に、聞かれたこと、答えにくかった質問があったか、自分自身の力不足で勉強を必要とするものはないかを記録に残し、自己採点を行いました。

面接時に私が志望するスポーツ業界(ゴルフ)への熱い思いを伝えることによって、2回の面接を経て内定を頂くことが出来ました。

終わりに

(株)エリートネットワークのセールスポイントは、求職者の立場で親身にカウンセリングを行い、セールスポイントを引き出し、具体的な求人先をスピーディーに紹介し、面接後のサポートも万全である点です。一方、他の人材紹介会社には登録したものの残念ながら具体的な求人企業のご紹介が頂けませんでした。やはり如何にカウンセラーが熱意を持って親身に転職活動をサポートして頂けるかにより、早くゴールに辿りつけるか否かの大きな分かれ目であることを実感しました。運良く3カ月で転職に成功したのは、まさに(株)エリートネットワークと出会えたからであります。改めてこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

加えて、何といっても心の大きな支えになるのは、家族の理解、友人の応援であり、本当に勇気づけられました。転職活動期間中には、今までの会社勤めの時には感じなかった色々なことに感動し、これほどまで自分を客観的に見つめ直す機会もありませんでした。数多くの方々のご支援に改めて感謝致します。大変有難うございました。

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