外資系戦略コンサルティングファームから、総合商社へ

外資系戦略コンサルティングファームから、総合商社へ

No.448
  • 現職

    一部上場 大手総合商社  資源部門

  • 前職

    第一種国家公務員 → 外資系戦略コンサルティングファーム 経営コンサルタント

山田 富造 氏 30歳 / 男性

学歴:東京大学大学院 工学系修士課程 修了

1.転職の理由

新卒で就職した官庁から戦略コンサルティングファームに転職する上で、コンサルティングファームでの経験や実績を基に、いずれは「国策に資する仕事」に戻りたいという想いを持っていました。

コンサルティングファームでは、様々な業界のクライアントから、様々なテーマで仕事を頂き、数年間非常に充実した日々を送ることができました。

しかし、コンサルティングファームと異なり、総合商社は中途を通年募集するとは限りません。また、部門を限定せずに募集している場合は、自分の希望する部門に配属されるかどうか不透明な場合もありました。

このため、私のようにやりたいことがある程度はっきりしている場合、当該部門で募集がかかるまで長期戦で臨む必要があり、モチベーションを維持するのに苦労しました。

2.(株)エリートネットワークとの出会い

転職活動を開始するに当たり、(株)エリートネットワークを始め、複数のエージェントと面談をしました。ここでは、エージェントに対して簡単に私が感じた点を列挙します。

どのエージェントにも一長一短があります。大切なことは、「自分はエージェントに対して何を期待するか」をはっきりさせた上で、自分に合ったエージェントを選択することだと思います。


(1)大手エージェント
・該当しそうな案件の提示のみで、こちらが応募したい時のみ連絡する
・エージェントからのフォローは少ない

(2)外資系コンサル、金融機関特化型エージェント
・前職転職時に利用したため、今回も相談
・日系企業へのパイプは弱い (コンサル等については詳細な情報を提供して頂けるが、日系企業については一般的な情報のみ)

(3)(株)エリートネットワーク
・転職カウンセラーの杉本様とお会いした時に、転職市場の状況や希望職種に対する細やかなヒアリングのみならず、幅広い話題で盛り上がりました
・職業に対する自分の視野を広げることができましたし、何よりも 「この人となら一緒に転職活動というプロジェクトを進めていきたい!」という信頼感を持つことができました


3.転職活動

総合商社は中途採用の募集時期が決まっている訳ではなく、辛抱強くタイミングを待つことが大切だと思います。私は、最初に転職カウンセラーの杉本様と面談してから、オファーを頂くまでに1年半ほどかかりました。

しかし、時間をかけて「自分は何をしたいのか」をじっくりと考えることができました。ここで、絶対にぶれない軸を固めておくと、実際の面接での対応がスムーズにいくかと思います。

面接前に想定問答を作成される方もいらっしゃるかと思いますが、軸を固めると全てが一気通貫でつながり、矛盾が出ません。また、個々の想定問答を暗記するのではなく、自分の考えを整理するという姿勢で対応できました。

4.最後に

私は「自分の仕事に対する考えや姿勢を整理し、ぶれない軸を作るためのパートナー」という観点でエージェントを選択しました。この観点で言えば、杉本様は大変素晴らしいパートナーでした。

私の場合、IT業界で戦略コンサルティングファーム出身者を積極募集している企業をご紹介頂きましたが、杉本様との議論を通じて「自分の軸に合わないので見送る」決定を下すことが出来ました。

但し、最初から「仕事を通じて何を成し遂げたいか」が明確な人は少ないと思います。その場合、是非、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーに意見をぶつけてみて下さい。ご担当者の方は1時間でも2時間でも議論に付き合って下さるし、新しい視点からのアドバイスも頂けます。

転職カウンセラーとの議論やアドバイスを踏まえて、「自分の考えやぶれない軸を整理し切ること」こそが転職活動を行う上で、大切ではないかと思います。皆様にも良いご縁があることをお祈り致します。

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