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プロデビューを目指す音楽バンド活動
福山 謙 氏 29歳 / 男性
学歴:京都教育大学 教育学部 理系教育学科 卒
転職というより、再就職に近いかもしれませんが・・・・・仕事をやめて約半年、働かずに暮らしていました。
働かずに暮らしていたと言っても、何もしていなかった訳ではなく・・・。上京した目的でもある「音楽活動」に全力を注いでいました。25歳でやめるつもりだったバンド。少しずつうまく行き始めているような気がして、もっと大きな結果を残すまではやめられないなと思い続けてもう今年で30歳。けじめをつけるのなら全力を注いでから!と、仕事をやめて音楽に集中する期間を作ることにしました。そして、決して信じられないほどの大きな結果は出せませんでしたが、とても納得出来る形で作品を残し、バンド活動は終了することができました。
音楽活動が終わりひと区切りがついた時、「生活のために働かなくちゃ」 という思いと同時に、やりたいことがはっきりと心に浮かびました。音楽でできたような、「人をハッピーにするということ」 を、仕事を通して実現したい。エンジニアの経験を活かして、世の中をハッピーにしてやるんだ。そんな 「大きな志し」 を胸に、転職活動をスタートしました。
世の中の状況を考えると、そもそも就職できるのか? ということだけでも不安といえば不安。色んな人から、今の厳しい状況の話を聞かされていました。でも実は内心Web・モバイルエンジニアとしての 「自分の経歴があれば、きっと引く手数多だろう」 と、どこか根拠のない自信がありました。しかし立ち上がりは決して芳しくなく、とても残念な結果の連続。か弱いハートは僅か数回の面接でボロボロになりました。 「きっと自分はもう世の中に必要とされてないんだ。」
「ありのままのキャラクターがとても魅力的ですよ。ありのままでぶつかっていって下さい!」 そう言ってくれたのが、担当して下さった転職カウンセラーの杉本さん。この言葉がなかったら前に進む元気を失っていたかもしれません。自分のありのままに魅力を感じてくれる人と仕事がしたい。そうすればきっと自分のいいところを発揮して、世の中をハッピーにできるんじゃないだろうか。逆にありのままの自分を受け入れてくれないのであれば、きっとそこで自分を発揮することはできない。志望度が高い会社でも、そこはすっぱり諦めて次へ進もう。
この様に気持ちが吹っ切れた頃から良い結果が出始めました。そして、徐々に気持ちに余裕が生まれ、自然体の自分が評価され、最終的に、相思相愛、とても気持ちの通い合う就職をすることができました。他に代わりのいくらでもいるかも知れないスペックだけでの評価ではなく、ありのままの自分を魅力だと評価して頂けたことはとても嬉しく、そして大きな自信になりました。
音楽活動に集中した期間は、きっと無駄ではありませんでした。「やりたいことをやる。」これを実行することもパワーのいることだと思います。自分のやってきたことに自信を持って、これからの新しいステージで、精一杯やりたいことにチャレンジしていきたいと思います。