一部上場 携帯向け 音楽配信会社 人事部 人事企画担当
新卒採用コンサル⇒事業会社 2社 新卒採用担当者
上竹 弘樹 氏 31歳 / 男性
学歴：明治大学 政治経済学部 政治学科 卒
直近で自分の勤めていたアパレルメーカーが、資金繰りの悪化から倒産することとなり、会社都合での退職を余儀なくされました。前職の一部上場の外資系ゴルフ場運営会社、前々職の新卒採用コンサルティング会社と一貫して人事、特に新卒採用担当として働いていた事もあり、今後もその仕事に従事していきたかった事もあり、 業種・業界に拘わらず、人事(新卒採用担当)として働ける会社という軸を持って転職活動をスタートしました。
採用の仕事をしていた事もあり、元々(株)エリートネットワークさんの事は存じ上げていました。また、大手エージェントの 「企業担当とキャリアカウンセラーが分業しており、意思疎通ができておらず、とにかく案件は多いが玉石混合でマッチングの精度が低い」 という事には実際に人事担当者として採用する側の立場に居た時も、疑問に感じていた事もあり、小規模ではあるが、企業担当と転職カウンセラーが分業していない、あるいは意思疎通がしっかりと出来ているところで、自分の希望に合った企業だけを紹介してくれるところに、 魅力を感じ、(株)エリートネットワークを使って転職活動を行いました。
(結果、紹介会社の使用は(株)エリートネットワークのみです。)
実際、自分は採用の仕事をしていたので、自分が面接を受ける立場になったことは、非常に貴重な経験 となり、とても良い勉強になりました。そして、改めて感じたことは、「採用姿勢にその会社の人材に対する考えが出る」 ということです。
明らかに事前準備不足なままで面接をする会社、社内が乱雑な会社、合否連絡に2週間以上かかる会社、トイレの汚い会社・・・・・、本当に様々な会社がありました。その一方で、しっかりと応募者の話を引き出そうとしてくれる会社、面接でお茶を出してくれる会社 (意外と少ない)、合否に拘わらずフィードバックをきちんとしてくれる会社もありました。本当に細かいことですが、応募者への姿勢からその企業の人に対する考え方や価値観は感じ取ることができると思いました。
また、人事マンとして皆様にアドバイスをさせて頂くならば、面接とは 「お互いの確認作業」 の場です。一方的に「選ばれる側」 としてへりくだり過ぎる必要はありません。面接官と応募者の関係はあくまでも対等なはずです。だからこそ、自分自身も 「本当に入社するにふさわしい会社かどうか」 を選ぶ立場にあるという事です。そのためには、しっかりとした事前準備が重要です。会社のHPにはしっかり目を通し、関係書籍や、ネットでの情報など出来る限りの情報は読み込んでおいたほうがいいでしょう。また、「自分だったら、その会社の抱えている課題を解決するために、どんな仕事をするか (私の場合だったら採用担当として、どんな採用 活動をするか)」 という、仮説を持って面接に臨むことが何よりも大事だと思います。
また、転職活動を通じて感じたことは 「生活のリズム」 の重要性です。特に離職後の転職活動においては、毎日面接がある訳ではないので (面接の予定が入っていたのは、実際に週の半分くらいでした) 、何も 予定の無い日も含めて、日々の生活のリズムをコントロールする事は、ここ一番の面接時に力を発揮するためにも 非常に重要です。
自分は既婚者で共働きでしたので、出来る限りの家事をこなすようにしていました。また、外をランニングしたり、ジムに通って筋トレをしたりもしました (余談ですが、お陰で15キロ痩せました(笑))。本を読んだり映画を見たり、勉強するものいいかもしれません。
せっかくの有り余る時間を、ダラダラと過ごすのではなく、前向きに捉えて行動することに意味があるのかもしれません。
転職活動中には忘れがちになってしまいますが、入社がゴールではありません。次の会社に入ってから活躍する事こそがゴールです。だからこそ、入社後のミスマッチが起こらないように、働くうえで自分にとって何が大事なのか？ 妥協できるものは何なのか？ を今一度整理する必要があると思います。当然、全てを満たしてくれる会社はありません。だからこそ、こだわりを持って転職活動をしたほうが良いと思います。
(株)エリートネットワークはそんな転職活動をしっかりと応援してくれるエージェントだと思います。みなさんの転職活動が成功する事をお祈りしています！
