未経験で、外資系製薬メーカーのブランドマーケティング職へ

未経験で、外資系製薬メーカーのブランドマーケティング職へ

No.486
  • 現職

    外資系大手製薬メーカー 消費財部門 アシスタント・ブランドマネージャー

  • 前職

    一部上場 大手消費財メーカー 法人営業職

花田 圭子 氏 29歳 / 女性

学歴:慶応義塾大学 商学部 卒
TOEIC945点

1、 転職のきっかけ

前職場で4年程勤務した頃、夫の海外転勤が決まりました。仕事を辞めて付いて行こうか、このまま仕事を続けて日本に残ろうか随分悩みましたが、最終的に仕事を辞めて付いて行くことを選びました。夫の赴任先(米国)では地元の大学に通い、マーケティングの勉強をしていました。2年間の駐在を終えて帰国し、未経験分野のブランドマーケティング職での就職活動を始めました。

2、 国内消費財メーカー 営業職時代

新卒で就職活動をした際の会社を選ぶ軸は、「どんなに仕事内容が思い描いていたものと違ったり辛くても、その会社でなら耐えられると自分が思うところ」でした。この会社は私にとって正にその軸に当てはまる会社でしたので、将来的にはマーケティングをしたい、という強い思いを持って、目の前の仕事に必死に取り組んでいました。

始めは車でお店を回るルートセールスでした。終始外回りで、自分自身の知識やスキルが伸びていることを実感できず、もっと自分が成長できる仕事をしたいと思っていました。本部に異動してからは責任の範囲も大きく広がり、吸収することも多くなり、充実した時間でした。ただ、本部で充実した仕事をできたのは、横浜支店の第一線でルートセールスの経験をしていたからこそだと思います。消費者に一番近いところに身を置くということは、その上流にある全ての仕事に繋がる情報を日々得ている訳で、その情報は本部に異動した後様々なシーンで業務のヒントとなりました。無駄な仕事、意味のない仕事というものはない、ということを実感しました。

3、 ブランドマーケティング職への転職活動

帰国後就職活動をするにあたり、職種に一番のこだわりを持っていました。それは、どうしてもブランドマーケティングをやりたいという思いでした。とは言っても、ブランドマーケティングの職種において私はいわゆる「未経験」で、即戦力を求めている求人の条件に合致しないことは、承知していました。そんな中、インターネットの検索で見つけた(株)エリートネットワーク様に登録し面談をすることになり、担当の転職カウンセラーの大木さんにお会いしました。

率直に、未経験での転職、特に求人の少ないマーケッターへの転職は非常に厳しいということ、エントリーシートさえ通れば前職で幾分かはかじっていた事を面接でアピールすることはできるので、とにかくエントリーシートが最大関門であるというお話を伺いました。私はこの時点で化粧品分野への関心が強く、その分野にばかり目を向けている状態でしたが、大木さんからのアドバイスとして、この初めての転職活動は自分のキャリアを築いていく上でとても重要であること、もっと幅広い視野で色々な業界を見るべきであることを教えて頂きました。

これは私にとって非常に大きな気づきであり、今回の転職活動をいい形で終えることができるきっかけとなったと思っています。その後、主に外資系製薬メーカーのブランドマーケティング職の求人をご紹介頂き、無事に内定を頂くことができました。未経験の人を採用するということは、企業にとっても勇気の要ることだと思います。ただ、私自身が本部営業時代に実感したように、全力で取り組み吸収したことは、必ず次の業務で活きると思っていますし、面接でもそれをお伝えし、受け止めて下さったのだと思います。頂いたチャンスに感謝して、新しい環境で頑張っていこうと思っています。

4、 転職活動を通して

当初、紹介会社に登録するということは考えておらず、自分自身で企業のHPをチェックし求人を探していましたが、こうして登録をしてみて初めて、非公開の求人がたくさんあるということや、きめ細やかなサポートをして頂けるということを知りました。

今回お世話になった(株)エリートネットワーク様は、個人へのサポートと企業への法人営業を分業するのではなく兼務されているということで、その点で各企業の情報も多い上、面接後の評価のフィードバックや選考の進捗度等をオンタイムで知らせて頂ける点など、とてもスムーズに事が運んだと思います。転職カウンセラーの大木さんにはとてもお世話になりました。本当にありがとうございました。

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