30歳、海運会社から、海運会社への転職

30歳、海運会社から、海運会社への転職

No.498
  • 現職

    一部上場 大手海運会社 法人営業職

  • 前職

    中堅海運会社 運行管理

坂下 誠 氏 30歳 / 男性

学歴:東京外国語大学 外国語学部 欧米第二課程 スペイン語専攻 卒
TOEIC910点
危険物取扱者乙種第4類

転職のきっかけ

前職では、海運会社の運航管理の業務に携わってきました。7年弱という期間でしたが、少人数の会社だったこともあり、任される仕事も多くやり甲斐を持って働いてきました。しかしながら、会社として部署異動の制度が確立されておらず、なかなか多様な経験が積めないことを入社後時が経つにつれて漠然と不安に感じるようになりました。またそれと同時に、前職では海外での取引先が限定されていたため、地域を限定せずもっと幅広い地域との関わりを持って仕事をしたい、という新卒の時に抱いていた思いもだんだんと強くなっていきました。

任された仕事はしっかりとこなせており周囲からも一定の評価を獲得していると感じていましたが、いざ社外に出たら自分の能力はどのくらい通用するのだろうか。会社の経営状態が悪化し万が一の事態になった場合、次の仕事がすぐに見つけられるだけの能力が備わっているのだろうか。といったことを考えるようになった時、「転職」という言葉が頭に浮かびました。「自分の今までのキャリアがどこまで通用するのかを試してみたい。」30歳という節目の年齢を迎えたことも、転職を決意する後押しとなりました。

実際の活動をはじめて

初めての転職ということもあり分からないことだらけだったため、ネットや本で転職活動の方法について調べた結果、転職エージェントを活用するのが一番の近道だと感じ、大手エージェントさんと(株)エリートネットワークの2社に登録して活動を始めました。登録するとすぐにどちらのエージェントからもお電話を頂き、カウンセリングの場を設けて頂き、転職を考えるようになったきっかけ、自分の今後のキャリアについてどう考えているのかなど、自分が考えていることを深く掘り下げてもらえました。自分では今までのキャリアでどんな強みを身につけてきたのか漠然としか捉えていませんでしたが、このカウンセリングを通して、それを明確にできたことがその後の転職活動を進める上でも自信になったような気がします。またその後の職務経歴書の作成においては、カウンセリングでアドバイス頂いたことを基に推敲に推敲を重ねました。かなり時間もかかり苦労しましたが、出来上がったものを見て、これだけの強みがあるのだから自分はきっと希望通りの転職ができる、と言い聞かせるようにしました。

私自身は海運の仕事そのものに魅力を感じていたため、同業界での転職ができれば理想と考えていましたが、もともと採用人数の多い業界ではないので、そんなにうまくは求人がないだろうとさほど期待はしていませんでした。しかし、タイミング良くどちらのエージェントからも同業の案件をそれぞれご紹介頂き応募をしたところ、どちらもとんとん拍子に選考が進み最終面接に至りました。最終的には(株)エリートネットワークさんからご紹介頂いた企業様から内定を頂き、活動開始から2ヶ月程で転職活動を終了することができました。

(株)エリートネットワークと他社エージェントの違い

私は前述のように2社のエージェントに登録をして活動を行いましたが、その活動を通して感じた(株)エリートネットワークさんと他社エージェントの最大の違いは、カウンセラーの方が担当企業の法人営業も兼ねていらっしゃる点だと思います。カウンセラーご自身で先方の採用担当者とお話をされて感じたこと、社風などの様々な細かい生の情報を基に、自分にマッチする企業を紹介して頂きました。

やみくもに多くの企業を紹介するのではなく、こちらの適性や希望を十分に考慮したうえで、これはと思った案件だけをご紹介頂けたことが、本当に親身になって転職を支援してもらっているという安心感に繋がりました。また、面接に進むにあたっては面接の細かい内容や、面接官の経歴・お人柄なども事前に教えて頂いたので、毎回気持ちに余裕を持って臨むことができました。紹介可能案件数の多さもエージェントを選ぶ上でもちろん重要な要素とは思いますが、こういった細かな配慮こそが信頼できるエージェントなのだと感じています。

最後に

転職活動において最も苦労したこと、時間をかけたことは、「今までの自分のキャリアを振り返る」ことだったと感じています。これまでの仕事を通してどんな力を身につけてきたのか、どんな経験をしてきたのか、といったことを整理することが、転職活動を始めるにあたりまず必要なことだと思います。これを整理することで、今後の自分が何をできるのか、何をしたいのか、目指すべき道がより明確になり、軸を持って活動を進めることが出来ると感じました。

それにあたっては、一人で考えるだけではなく、第三者の目から見たアドバイスをもらうことも必要です。自分ひとりでは気づけなかった点も客観的に指摘してもらうことで、強みや身につけた力や実務上のスキルをたくさん見つけることができました。そういった意味で転職エージェントでのカウンセリングは、初めて転職をされる方には非常に有益な機会だと思います。これから転職を考えていらっしゃる方は、漠然とでも構わないので、ご自身のこれまでの経験などをカウンセラーの方にお話してみて下さい。

最後になりますが、カウンセラーの山崎様には今回の転職活動で大変お世話になりました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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