化学プラントのプロジェクトエンジニア、資源エネルギー会社へ

化学プラントのプロジェクトエンジニア、資源エネルギー会社へ

No.500
  • 現職

    一部上場 資源・エネルギー会社 プロジェクトエンジニア(PJE)

  • 前職

    一部上場 大手エンジニアリング会社 化学プラントのプロジェクトエンジニア(PJE)→
    大手国際特許事務所 外国特許出願業務

森中 龍之助 氏 31歳 / 男性

学歴:青山学院大学 理工学部 機械工学科 卒
青山学院大学 大学院 理工学研究科 機械工学専攻 修了
体育会アイスホッケー部(インカレ4位)

1.前回の転職について

私にとって今回の転職は2回目で、1回目の転職は3年半前(当時28歳)でした。私は当時、一部上場のプラント建設を手掛ける大手エンジニアリング会社に勤務しており、忙しいながらも海外駐在の機会に恵まれる等、刺激的な日々を過ごしていました。しかしながら、当時の私は、若いうちにやりたいと思ったことはやっておこうと、学生時代から興味を抱いていた弁理士を目指して特許事務所への転職を決意し、恵まれた環境から飛び出してしまいました。この時の転職では転職エージェントには登録を行わずに自主応募でした。今から思えば、転職エージェントに登録して転職カウンセラーの方に色々と相談をした上で慎重に決断をしておくべきだったと思います。

2.今回の転職のきっかけ

転職後の特許事務所においては、あらゆる技術分野の発明に触れるため知的好奇心は満たされました。しかし、出願書類の作成等を各自が単独で行うルーチンワークが主であるため、エンジニアリング会社の日々の業務と比較するとチームワークも必要なく非常に単調で、早い段階から物足りなさを感じてしまいました。また、待遇等のあらゆる面でも上場企業とは大きく違うということを痛感しました。それでも、転職を決断したのは自分でしたし、転職を繰り返すことは決して良いことではないと思っていたので、仕事をしながら弁理士試験の勉強に没頭していました。それから3年半もの月日が経過して、勉強も一段落したところで、戻れるのであれば企業に戻りたいと考え始めました。

3.今回の転職の活動について

特許事務所から企業へ転職することは非常に難しいと聞いており、前回の転職の失敗もあったので、今回は転職エージェントのカウンセラーの方に色々と相談をした上で慎重に進めていこうと思い、(株)エリートネットワークと他社エージェントとに登録しました。その中で、直接会って面談をしてくれたのは、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの岩川さんだけでした。岩川さんとの面談は2時間を超えるものでした。特許事務所から一般企業へ転職する場合、知的財産部門に入るのが通常であり、職種に一貫性が求められるということが、私の頭にあったため、企業の知財部門を紹介して欲しいと相談し、その場で多くの企業の求人をご紹介頂きました。

そして、その面談の最後に、岩川さんから「前職の経験を生かして、こういう選択もありますよ」と資源・エネルギー業界への転職のご提案がありました。その場で私は「ブランクがあるけど大丈夫なのですか?」と聞き、これに対して岩川さんが「行ける気がします」と言われたのを記憶しています。

今から思えば、面談中の私の話の中から日々の業務に物足りなさを感じていたことを岩川さんに見抜かれていたのかもしれません。その後、家族にも相談し慎重に考えた上で、前職のような職種(プロジェクトエンジニア)に戻りたいという結論に至り、紹介頂いた資源・エネルギー業界の企業を第一志望として応募をしました。それから、岩川さんのアドバイスや励ましを頂きながら選考が進み、最終的にご紹介頂いた企業から内定を頂きました。結果として転職活動開始から2ヵ月程度で転職活動を終了することができました。

4.(株)エリートネットワークと他社エージェントの違い

私は他社エージェント(以下、A社)にも登録をして転職活動を行っていましたが、A社は直接会って行う面談ではなく、30分程度の事務的な電話面談のみで、(株)エリートネットワークのように細かな相談にはのってもらえませんでした。また、A社は条件にマッチした企業を機械的にメールで送ってくるのに対して、(株)エリートネットワークでは企業から求人情報を得てすぐに電話でその求人案件をご紹介頂いたことがありました。

このような違いは、A社も含めた他社エージェントでは、企業に対する法人営業の担当者と転職カウンセラーとが分業化されているのに対して、(株)エリートネットワークでは経験豊富な転職カウンセラーの方が企業の営業担当も兼務されていることに起因すると思います。(株)エリートネットワークでは、転職カウンセラーの方が企業側と求職者側との両者の要望を細部に渡り把握されているため、スムーズに両者を結びつけることが出来るのだと思います。

5.最後に

私は、決して転職は何度も繰り返すものではないと思っています。だからこそ転職活動は慎重にプロフェッショナルな方にアドバイスを受けながら進める必要があると感じています。私の一回目の転職は、プロフェッショナルな方に相談をせずに若さと勢いで転職活動をしてしまったため、後悔することが多々ありました。今回の転職活動では、転職カウンセラーの岩川さんにはプロフェッショナルとしてのご意見やご提案を頂き、大変お世話になりました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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