世の中に貢献する仕事がしたい。

世の中に貢献する仕事がしたい。

No.49
  • 現職

    一部上場 駐車場開発・運営会社 事業企画担当

  • 前職

    大手情報出版社 営業マネジャー

生野 嘉晴 氏 38歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 法学部卒

転職のきっかけ

転職を意識し始めたのは昨年の末頃でした。私の上司が転職活動をしているのを見て、自分のスキル向上や、自分の活躍のフィールドを広げてゆくための前向きなキャリア・デベロップメントにとても興味を抱きました。とはいえ、私は現状(以前の会社)の組織の中でもある程度の評価はされているし、決して会社(以前の会社)が嫌な訳ではない。それに自己分析でも自分はどういうスキルがあって、何をしたいのか?という肝心の部分の認識も甘かったので、やはり転職はまだ時期尚早かな・・・と結論を出していました。

ところが、今年になって自分の職場に大きな異変が起こりました。従来より自分がリードしてきた組織が、会社全体の大きな組織改変の中で組織解散という結果となってしまったのです。そしてその後異動となった新しい部署で、新規プロジェクトを任されることになったのですが、このプロジェクトも事業化するにはもう少し時間がかかるという判断となり、プロジェクトそのものが解散となってしまいました。こういう会社の判断には自分自身も当事者として関与し、当然納得はしているものの、とはいえ半年間で2回も大きなブレーキを踏む作業を経験すると、どうしても気持ちが萎えてくるのも事実です。

そんなタイミングで、会社の前部署のOB会があり、その多数のメンバーが会社を離れ転職をしていて、みんなそれぞれが、やりたことをやっているイキイキ感が伝わってきたので、私もやりたいことに挑戦し、ブレーキを踏む作業ではなく、思いっきりアクセルを踏めるような環境で勝負し、会社または世の中に貢献したいなと思い、7月に転職を決意しました。

キーワードは「リボーン」でした。

自己分析と方向性

転職にあたって、とりたてて襟を正したり、特別に準備したことはありませんでした。ただ、自己分析にはこだわりました。というのも、転職活動は結局は自分探しであり、古くから言われる「己を知り敵を知れば、百戦危うからず」の諺のようなものだからです。つまり、徹底した自己分析により、自分の強みや、弱み、強いては本当に自分がやりたいことなども見えてくるからです。私の場合は以前の会社では比較的新規事業にかかわることが多く、かつその当事者としてそういう新規案件を牽引しておりました。なので、職務経歴書や面接時でのPRポイントは、この新規案件のリーダーシップだと決めていました。

また、以前の会社を通じての自分の獲得スキルは
・あらゆる種類の営業経験(新規開拓、既存のルート営業、法人対象のコンサル系)と販売促進企画業務
・代理店など間接販売マネジメント
・宣伝のプロモーション企画の立案
・マーケティング業務
・組織・チーム運営(人材育成など含む)
ということで、マーケティングというジャンルにおいて、営業や企画をプレイングMgrとして自らこなし、かつマネジャーとして組織運営してきたことだと明確に認識できました。

そんなスキルを生かしながら、新たな職場においては営業企画や、新規事業の立ち上げに関わりたいとイメージを抱きました。かつ、その活動フィールドとしては、世の中への貢献度が高い、公共的なものがやりたなというイメージも持ちました。つまり、周りの人(家族など)に自分のやっている仕事を自信を持って説明できて、かつ誇りを持ってその仕事の内容を話せるような仕事に関わりたいと。

そして出会い

そんな自己分析と次なる期待をもとに、(株)エリートネットワークさん(担当:高橋さん)は正に私のイメージにあった会社を紹介してくれました。エリートさんのコンサル力や、その丁寧な対応ぶりは、本当に十分すぎるフォローを頂いたと思っております。やはり、人と企業に対する目利き力を自負するだけのことがあって、エリートさんの要所での的確なアドバイスは正に私の転職エージェントだなと思っています。こういう心強いパートナーがいただけに、あまり襟を正した用意をしなかったのかも知れません。

新転職先は、駐車場の開発・運営を通じて世の中の慢性的交通渋滞や、しいては交通事故の解消を図るという壮大なミッションをもっております。そんな中、私は自社の駐車場に何度も足を運んでもらうための仕組みを企画、実行してゆく仕事をすることになりました。その内容は正に、自分のスキルを生かしつつも、新たな知識やスキルを習得でき、かつ公共性が高い、自分のイメージに合致した会社だと強く認識をしています。この職場では思いっきりアクセルを踏み込むことができそうです。

最後に

今回、振り返ってみて、明るくポジティブに転職活動ができたと思います。勿論、旧職場の面々や、家族も私の転職にはすごく納得、満足をしています。また興味関心を抱いてもいるようです。

そもそも自分のステージは自分で作り出すべきで、現状に対する満足で納得していると、それ以上の自己成長はないと思います。そんな意味でも自分の生かされる道、強みを発揮できる道は必ずあると思いますので、そういう思いを抱かれる方や、挑戦をして自分の可能性を広げたい方には、是非前向きな転職活動をお勧めします。また、転職は終点ではなく、これを機会に自分自身のあらゆることをリボーンさせて、仕事にも、それ以外のこと全てにおいて、パワフルに頑張ってゆきたいと思います。

この転職者を担当したカウンセラーに
転職相談したい

この記事をご覧になったあなたに

関連する転職体験記

転職体験記を絞り込み検索 全ての記事一覧は
こちら