ネットワークエンジニアの転職体験記

ネットワークエンジニアの転職体験記

No.51
  • 現職

    東証一部上場 ネットワーク大手企業 
    ネットワークエンジニア

  • 前職

    外資系ISP ネットワークエンジニア

富山 真一 氏 36歳 / 男性

学歴:

転職理由

以前は外資系ISPでネットワークエンジニアとして、主にバックボーンネットワークの運用保守に携わってきました。元々は解析エンジニアだったのですが、プラットフォームがUNIXからPCへ移行し、人材も増え、エンジニアとしての価値が下がったと感じた私は、発展途上で且つ社会に必要不可欠なネットワークに興味を持ち、この業界で生きていこうと大きな軌道修正をしたのです。

先ずは核となる大手ISPでネットーワークを勉強し、ベンダーや商社に転職しようと計画を立てました。2000年の当時はISPの株価も急上昇し、大幅な増員を実施していたので難無く転職に成功しました。その後、株価は暴落してライバル企業に吸収され、職場環境は悪化し、先が見えてしまった為、そろそろ次のステップへ進もうと思い、勤務地が移るタイミングで辞めてしまいました。

転職活動

2000年のITバブル時期に転職した私は、転職先は決まってないが、ネットワークエンジニアならいくらでも職があると安易に考えていました。しかし、実際にWeb上で応募してみると反応がありません。「こんな筈じゃないのに…」。かなり焦り、妻子有る身なので責任というプレッシャーに潰されそうになりました。

ただでさえ私のようにステップアップ転職を繰り返ししていると、転職回数だけで懸念をもたれてしまい、面接でハッキリとその旨を伝えるチャンスを貰えないと、自分でも納得がいきませんでした。結局、Web上からの多数の応募者数の中では、自分が選ばれる確率は非常に低いとの結論に達し、エージェントを使う事にしました。

友人や大手エージェントを使うと、やっと数社から面接依頼が来ました。そして、数社の内定を貰ったのですが、国内企業を狙っていた為に前職との落差が大きいのと、2000年頃に立てた計画との違いの為にどうしても納得がいきませんでした。そうこうするうちに当然の事ながらエージェントからの紹介も無くなり、家族を養うためにITベンチャーでバイトをしながら再就職活動を続ける事となりました。

その後、私の後に辞めた元同僚から短期間で転職に成功したと聞き、(株)エリートネットワークを紹介して貰いました。

確かにインタビューも細かいし、業界を熟知していて、今までのエージェントとは違うイメージでした。「これは期待できそうだ!!」そう思いました。

早速面接依頼が来て、面接2社目の現在お世話になっている会社では双方の話が合致し(これが一番大事だと思います)とても和やかな雰囲気で面接が進行して行きました。手応えを感じ、面接も楽しくさえ感じました。その結果、内定を貰い、オファー内容も前職を考慮して頂いた納得のいくものでした。元同僚と同じく短期間で転職に成功してしまい「今までの長い苦労は何だったのだろうか?」と思ったくらいです。

エージェントについて

エージェントは様々で且つ担当者にもよると思います。大手の中には担当を抱え過ぎていて、推薦状を自分で書かせるところもあります。かと言って小さいところでも数社紹介してそれきり連絡も無し...という事もあります。ポイントとなってくるのは、担当者が丁寧に紹介しているか、また、人脈を持っているかだと思います。自分の事をよく理解してくれて、企業の人事担当へ直接会ってきちんと紹介してくれるエージェントに出会えれば、きっと転職は上手く行くでしょう。

最後に

ネットワークエンジニアの場合、2000年頃と転職事情は大きく違い、外資系→日本企業に転職するには100〜150万円くらいは年収が下がると言われています。年収UPには外資系企業しか選択肢は無さそうです。しかし、長期戦でタイミングが良ければ、私のように納得のいく転職に成功する例も有ります。転職はタイミング(運とも言いますが)が大きいと思います。いくら求人をしている企業があってもその人に適任のポストが空いていなければ採用は見送られてしまいます。その人のポテンシャルは見てくれないし、今必要な人材しか採用されません。

最後に面接では、自分の考えを熱く語り、元気一杯に!!

社内の人間は疲れていて元気が足りないので、そんな貴方に期待する事でしょう

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